カントリー音楽のレジェンド、ドリー・パートンが8月25日に80歳で死去してから1週間後、ハリウッドの「ウォーク・オブ・フェーム」にある彼女の星形プレートが何者かによって傷つけられたことが判明しました。ハリウッド商工会議所は、以前から予定されていた補修作業を早め、今週金曜日までに修復を完了する見込みです。
ドリー・パートンの星形プレートに対する損壊被害
カントリー音楽界のアイコンであるドリー・パートンが、8月25日にナッシュビルのヴァンダービルト・イングラムがんセンターにて、がんとの短い闘病の末にこの世を去りました。その死からわずか1週間後の8月31日月曜日夜、ハリウッド・ブルバード6712番地に設置された彼女の星形プレートが、何者かによって故意に傷つけられたことが確認されました。ファンからの報告によると、プレート上の名前が削り取られ、周囲に捧げられていた花束も盗み出されるという事態が発生しました。
現場で目撃された被害状況
この事件を受け、プレートを維持・管理するハリウッド歴史トラストは、迅速な対応を開始しました。同団体は、ドリー・パートンの功績を称えるために、プレートの全面的な交換と補修を進める意向を明らかにしています。
音楽界のアイコンとしての歩みと遺産
ドリー・パートンは1984年6月14日、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにその名を刻みました。彼女は生前、自身のキャリアについて、次のように語っていました。
「私は本当に恐れているわけではありません。もちろん、他の人と同じように感じることはあります。ただ一生懸命働くだけです。私は誰よりも貧しい経験もしました。だから、失うものは何もなく、得るものしかなかったのです」 ドリー・パートン、歌手・女優(過去のインタビューより)

彼女はまた、失敗を恐れない姿勢について、もし失敗したとしても、それは大したことではありません。何かがうまくいかなくても、私は自分を負け犬だと思ったことはありませんと述べていました。その生き方は、死後も多くのファンや同業者から称賛され、マイリー・サイラス、テイラー・スウィフト、ビヨンセらをはじめとする多くの著名人が追悼の意を表明しています。
今後の修復と対応
ハリウッド歴史トラストの作業員は、火曜日から現場での修復作業を開始しています。アナ・マルティネス氏によると、献花などは作業の邪魔にならないよう一度撤去されましたが、修復完了後には再びファンが彼女の功績を称えることができるよう、金曜日までにプレートを磨き上げ、設置し直す予定です。

今回の事件に対し、警察による容疑者の特定などは現時点では報じられていません。ドリー・パートンは、夫のカール・ディーンと共にナッシュビルのウッドローン記念公園墓地に埋葬されており、ファンによる献花や追悼の動きは、全米各地で続いています。