2026年8月26日、グリーンベイ・パッカーズは、プレシーズン最終週を迎える中、53人ロースターの最終枠を巡る熾烈な争いを繰り広げている。マット・ラフラール監督率いるチームは、アリゾナ・カージナルスとの合同練習およびランボー・フィールドでの最終戦に向け、ロースターの当落線上にいる23選手を見極めている。
ジョーダン・ラブとカイル・マッコード
一方で、ベテランのタイロッド・テイラーとバックアップを争う2年目のカイル・マッコードの評価が分かれている。マッコードはバック・トゥ・バックのプレシーズンゲームで能力を示し、これまでに24本中35本のパスを成功させ220ヤードを記録している。パッカーズが53人ロースターに3人のクォーターバックを残すことはない見込みであるため、マッコードをプラクティス・スクワッドに潜り込ませられるか、あるいは他チームがウェイバーで獲得するかどうかが焦点となる。マッコードはオフェンスを動かす気概と能力を示しているため、ヘッドコーチのマット・ラフラールは前者(プラクティス・スクワッド入り)を望むだろう。
ランニングバックとその他のロースター争い
ジョシュ・ジャコブスとピエール・ストロングJr.
ランニングバック陣では、ジョシュ・ジャコブスがトレーニングキャンプの大部分を欠場し、クリス・ブルックスもキャンプのスタートに遅れた。しかし、マーショーン・ロイドは一度も時間を逃さず、トレーニングキャンプを完走。最初の2シーズンでわずか1試合の出場に留まっていたロイドだが、怪我のない availability(出場可能であること)を示し、レギュラーシーズンにNo.2ランニングバックとして突入することになる。また、ピエール・ストロングJr.はデンバー戦で優れた走りを見せ、68ヤードのキックオフリターンでスペシャルチームにおける多芸さを際立たせた。ストロングは2022年にペイトリオッツから4巡指名を受け、最初の3シーズンで1キャリー平均5.0ヤード、1キャッチ平均7.4ヤードを記録し、17タックルも貢献した実績を持つ。昨年のトレーニングキャンプ終了時にブラウンズからリリースされた後、グリーンベイのプラクティス・スクワッドで昨季を過ごしたストロングは、数字が53人枠入りに対して不利に働く可能性があるものの、シーズン中のどこかで間違いなく戦力になる見込みである。

ワイドレシーバーとタイエンドの動向
クリスチャン・ワトソンとウィル・シェパード
ワイドレシーバー陣では、クリスチャン・ワトソン、マシュー・ゴールデン、ジェイデン・リード、サビオン・ウィリアムズの4人がトップ4として固まっている。さらに、スカイ・モーアとボー・メルトンもスペシャルチームへの貢献からロースター入りがほぼ確実視されている。そのため、残された枠を巡ってJ・マイケル・スターディバント、ウィル・シェパード、アイザイア・ネイヨールの間で激しい戦いが繰り広げられている。このうちウィル・シェパードはデンバー戦で大きなインパクトを残し、第2クォーターにリードを奪う印象的なタッチダウンキャッチを決めた。シェパードはデンバーでの好成績に加え、緊急時にはパントリターンをこなす能力も持ち合わせており、ロースター入りへ向けた終盤の猛追を見せている。アイザイア・ネイヨールはその巨体と広いキャッチ半径で魅力的なレシーバープロスペクトであり、J・マイケル・スターディバントは7番目のレシーバー候補として信頼できるブロックとスペシャルチームの役割をこなせるかが問われている。

タイエンドポジションでは、TCU出身の1年目で昨年末に短い出場機会があったドレイク・ダブニーが当座のNo.3タイエンドとなっているが、チームがトレードを行うか、他チームからリリースされるベテランを待つ可能性が指摘されている。候補としては、ヒューストン・テキサンズのケイド・ストーバー(2024年オハイオ州立大出身の4巡指名、身長6フィート4インチ、体重251ポンド、2シーズンで27レシーブ・209ヤード)、フィラデルフィア・イーグルスのグラント・カルカテッラ(SMU出身の4年ベテラン、身長6フィート1インチ、体重240ポンド、24レシーブ・298ヤード)、ロサンゼルスのデイビス・アレンらの名前が挙がっている。
今後の日程と決断の時
アリゾナ・カージナルス戦とマット・ラフラール
水曜日には、マット・ラフラール監督率いるチームがアリゾナ・カージナルスをレイ・ニッチケ・フィールドに迎え入れて合同練習を実施する計画となっている。トップクラスの選手たちがこの合同練習で調整を行い、深度チャートの下位にいる選手たちが金曜夜のプレシーズン最終戦(ランボー・フィールドでのカージナルス戦)で仕上げを行う。この数日間の結果が、グリーンベイにおける最終的なロースター枠の勝者を決定づけることになり、日曜日がロースターカットダウンデーとなっている。
