世界の気候データが示す観光のベストシーズン
旅行を計画する際、最も気になる要素の一つが現地での天気だ。気温や降水量、空の晴れ具合といった気象条件から各都市の快適さを算出する試みにおいて、世界各地の最適な訪問月が浮き彫りになっている。観光スコアの算出基準としては、澄んだ空が広がる確率、雨の降らない日の多さ、そして摂氏18度から27度(華氏65度から80度)の快適な気温の3つが採用されている。Weather Sparkは、これらの基準に基づいてすべての都市に観光スコアをレートしている。
世界規模で見ると、特にヨーロッパやアメリカなどでは8月が理想的な気候の月として最も多く選ばれている。多くのヨーロッパ人は8月の間に他の国々へ旅行する。一方、カナダやスカンジナビア、ロシアといった北方の国々では、当然ながら夏期が最も好まれる傾向にある。南半球のオーストラリアではシドニーの気候を基準に12月が最適とされており、オーストラリアの他の主要都市でも12月の直後の月が好まれる傾向にある。
アメリカ50州と広大な国土における気候の多様性
広大な国土を持つ国々では、地理に応じてベストシーズンが大きく異なる。メキシコ、中国、オーストラリア、ブラジルなどの比較対象として、様々な他の主要都市の気候も示されている。ロシアやインドネシアのような広大な国々では、バリエーションがほとんど見られなかった。アメリカの50州においては、理想的な気候の月が8通りに分かれている。ハワイ州が1月を好む唯一の州である一方、ミシシッピ州は10月が最適とされる唯一の州であり、同国の最大の都市であるニューヨークシティでは9月が選ばれている。
また、熱帯の島国などの気温は一部の地域でまれにしか80ºF(27ºC)を下回らないなど、地球上のすべての都市ですべての基準を満たせるわけではないが、スコアはこれらの条件に向けて最大化されている。ウェザー・スパークで最大都市が利用できない場合、次に大きい都市または利用可能な都市が使用され、一部の小国では国全体としてのデータが使用された。こうした気候データのチャートは、旅行、結婚式、あるいは新しい場所への移住を決定する際の出発点となる。
旅の軌跡を可視化する電子工作プロジェクトの登場
このデバイスは、7.5インチの800×400電子インク(e-Ink)ディスプレイを使用し、訪れたすべての国とアメリカの州を表示するクールなセットピースであるTravelFrameだ。ESP32のサブレッドディットにおいて、GitHubユーザーのLj545氏がこの最新プロジェクトを披露した。

訪れた場所はすべて黒く塗りつぶされ、ディスプレイの左下には、これまでに訪れた国の数と、残りの訪問数がいくつであるかを伝える小さなカウンターが配置されている。この機能は真のコンプリート主義者向けの仕様となっている。
リアルタイムの旅程管理と今後の展開
マップはこれまでの足跡を追跡するだけでなく、次に冒険に出発する時期を知らせることも可能だ。右上の部分では、次の旅行に向けた到着予定時刻(ETA)と、目的地での天気がどのようなものかを示すシンプルな天気表示がマップ上に映し出される。

ユーザーはWebアプリを介して、これまでに訪れた場所や今後計画している場所をESP32に伝えることができる。e-Inkフレームは30秒ごとにサーバーにポーリングを行い、変更が検出しされた場合にのみディスプレイを更新する仕組みだ。コードの詳細については、TravelFrameのGitHubページを参照することができる。