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南カリフォルニアで異例の猛暑と高湿度、海水温上昇やハリケーンが影響

7月 27, 2026 / nipponese
VENICE, CA - JULY 23, 2026 - - Men play a game of basketball at sunset at the Venice Beach basketball courts on July 23

米国立気象局は、来週初めにかけて極度の熱ストレス、夜間の気温上昇、危険な海岸サーフィンについて警告している。

南カリフォルニアを包み込む異例の湿気と猛暑

乾燥した暑さで知られる南カリフォルニアだが、現在は平年を5度から10度上回る気温とともに、異常なほどの高湿度に見舞われている。気象当局によると、この不快な蒸し暑さは、沖合で勢力を強める「スーパー」エルニーニョ現象に伴う海水温の上昇が一因となっている。

太平洋上の2つのハリケーンと海洋の動向

太平洋上で渦を巻く2つのハリケーンも、南カリフォルニアへ熱帯由来の湿気を送り込む一因となっている。東部のハワイ方面へ向かうハリケーン・ファストは時速85マイルの風を伴いながら接近しているが、数日中には勢力を弱めると予想されている。

一方で、メキシコ南部沖で発生したハリケーン・ジェネヴィエーヴは「急激に発達している」と気象当局は報告している。同嵐の直接的な進路は国境の南西側に留まると見られているが、強力な高気圧の循環流により、今週後半にも南カリフォルニアの海岸線へ危険な南うねりを引き起こす可能性がある。

続く高温と夜間の危険な熱ストレス

谷部や内陸部では気温が90度台から100度台前半に達し、アンテロピークバレーでは100度を超える猛暑となっている。ロサンゼルス都市圏の大部分やオレンジ郡などでは月曜日の夜8時まで熱帯的な暑さに対する注意報が発令されている。

Photo: Los Angeles Daily News

サンバーナーディーノ郡やリバーサイド郡の一部では、気象庁が発令する最高レベルの警戒である極端な暑さ警報に引き上げられた。内陸の沿岸部やダウンタウン・ロサンゼルスでも日中最高気温が96度に達する可能性が指摘されている。

夜間も気温が下がらず湿度が高い状態が続くため、エアコンのない環境にいる人々にとっては昼夜を問わず身体が熱ストレスにさらされる危険な状況が生まれている。

専門家が勧める暑さ対策と海岸への警告

午前9時から11月の間に気温が約10度も急上昇するため、午前中のうちに用事を済ませるよう推奨されている。また、「炭酸飲料や糖分は体を重くするため、代わりに水をしっかり飲むこと」を挙げ、外出時はゆったりとした明るい色の服装を選ぶよう勧めている。

Photo: NBC Los Angeles

自宅にエアコンがない住民に向けては、公共図書館やレクリエーション施設、シニアセンターなどの公共施設を利用するよう案内が出されており、ロサンゼルス市では電話(311)や緊急管理ウェブサイトで冷却施設の情報を確認できる。

一方、暑さを逃れようと海岸に向かう人々に対しても厳しい警告が出されている。沿岸部では危険な波や強力な離岸流が発生しており、水難事故を防ぐためライフガードの近くで泳ぎ、万が一離岸流に巻き込まれた際は岸に向かって直接泳がず、海岸線と平行に泳いで流れから脱出するよう呼びかけられている。

今後の天候の展望