普段特別な症状がなかったが、健診検診で胸部X線撮影を通じて偶然に結核を診断される人々が増えている。写真=ゲッティイメージバンク
結核患者3人のうち1人は普段特別な症状がなく、健康診断などで病気を偶然発見することになった無症状結核患者であることが分かった。無症状結核患者は、病気を早く発見するほど症状がある結核患者より治療予後がはるかに良いという研究結果が出た。
ミン・ジンスソウル聖母病院の呼吸器内科教授とキム・ヒョヌ仁川省母病院の呼吸器内科教授共同研究陣は最近、国内の大規模な前向きコホート研究を通じてこのような事実を究明したと12日明らかにした。
その間、結核は重度の咳や痰、発熱、急激な体重減少など明確な臨床症状を伴う呼吸器感染症と認識されてきた。だが、医療界によると最近は普段特別な症状が全くなかったにもかかわらず、健康検診胸部X線撮影を通じて偶然に結核を診断されるいわゆる「無症状結核」患者も少なくないことが分かった。
研究陣は「学界では無症状結核患者が自分も知らずに結核菌を広げる静かな伝播者になることができると着実に警告してきたが、無症状患者を早く見つけて治療したときにどれだけ予後が良いかを明らかにした研究は不足した」と研究背景を説明した。
研究陣は国内18の大学病院が参加した前向きコホート研究に登録された成人肺結核患者1071人のデータを詳細に分析した。研究では、結核診断前4週間、咳や痰、客血、呼吸困難、胸痛、発熱、全身衰弱感、体重減少、夜間発汗、食欲不振など10の結核症状が一つもない患者を「無症状結核」に分類した。
分析の結果、全患者の32.7%(350人)が結核が深刻になる前の初期段階で診断された無症状結核患者であった。これらは症状のある結核患者よりも治療成果が良かった。薬を食べて再発なしで治癒した割合が症状のある結核患者は76.4%にとどまったが、無症状結核患者は治癒率が86.3%に達した。特に症状が現れた後、病院を訪れた結核患者に比べて健康診断を通じて早期に無症状結核を発見した患者の治療成功率が2.4倍高かった。
研究を主導したミン・ジンス教授は「多くの方が「病気でもないがあえて毒な結核薬を食べなければならないのか」と聞いたが、今回の研究は症状がないとき治療を始めることが患者本人の健康を守る最も確実な近道であることを示している」と説明した。それとともに「症状の発現の有無にかかわらず、健康診断を定期的に受けながら病気が悪化する前に結核を発見し、より安定した治療を受けることができなければならないだろう」と話した。
一方、疾病管理庁の統計によると、2024年基準韓国の結核患者は1万7944人で、13年連続減少傾向を維持している。しかし、経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち、韓国は結核発生率2位で相変わらず上位圏に留まっている。世界保健機関(WHO)によると、2023年基準で世界的に結核患者は約1080万人に達する。地域社会ベースの有病率調査は、結核患者の約半分が無症状の結核患者であることを示した。
チェ・ジヨン記者([email protected])
#普段は遠いけど健康診断X線撮影してみたら3人のうち1人は無症状のこの病気は