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AIは仕事を奪い、ユニバーサル・ベーシック・インカムが必要になるのか? AIリーダーたちが語る | Business Insider Japan

ユニバーサル・ベーシック・インカムは、何も条件をつけずに定期的な現金給付を行う制度である。ウォン・ユー・リャン氏の厚意により提供AI の進歩は富の格差を拡大する可能性があり、ユニバーサル・ベーシック・インカム(Universal Basic Income:UBI)を求める声が高まっている。ユニバーサル・ベーシック・インカムは、地位に関係なく、人口のすべての成人に定期的な現金給付を提供する。イーロン・マスク(Elon Musk)やサム・アルトマン(Sam Altman)などのAIリーダーたちは、ユニバーサル・ベーシック・インカムの導入を求めている。AIが仕事を奪ったら、誰が製品を買うのか?「それをCEOたちは考えていない」 | Business Insider Japanかつてはユートピア的な理想とされていたユニバーサル・ベーシック・インカムが、AIリーダーの間で話題となっている。ユニバーサル・ベーシック・インカムは、財産や雇用状況に関わらず、特定の人口層のすべての成人に対して支給される、定期的な現金給付である。受給者がその給付金を使う方法に制限はない。人工知能技術の進歩が経済成長を促進するにつれ、それにより生み出される富が公平に分配されるかどうかについての懸念が高まっている。OpenAIのCEOであるサム・アルトマンや、AIの「ゴッドファーザー」であるジェフリー・ヒントン(Geoffrey Hinton)といった業界リーダーたちは、AIが雇用を奪い、ひいては富裕層と貧困層の格差を拡大させる可能性について警告している。彼らは他のテクノロジーリーダーたちと共に、その対策として、ユニバーサル・ベーシック・インカムを提唱している。各国がユニバーサル・ベーシック・インカムを導入するという概念は、ここ数年で、テクノロジー業界のニッチな話題から主流の話題へと移行した。その一因は、2020 年の大統領選挙でユニバーサル・ベーシック・インカムを公約の中心に掲げた、アンドルー・ヤン(Andrew Yang)にある。ヤンは、彼が「自由の配当(Freedom Divined)」と呼ぶ、すべての米国の成人に毎月 1000 ドル(約15万円、1ドル=150円換算:以下同)を無条件で支給する政策を掲げて、選挙運動を展開した。この構想は懐疑的に受け止められ、ヤンの大統領選への出馬はすぐに失敗に終わった。しかし、パンデミック期の景気刺激策の成功、そして現在ではAIの台頭を受け、この構想は新たな注目を集めている。ユニバーサル・ベーシック・インカムと似ているが、特定のグループの人々を対象に一定期間提供される保障型ベーシック・インカムは、全米で100回以上試験的に導入されている。現在、アメリカでは、16の州とワシントンD.C.で、ベーシック・インカム制度が実施されており、住民に条件なしの現金給付が行われている。ベーシック・インカム制度への動きには批判もある。この制度が、受給者の労働意欲を低下させたり、浪費を助長する可能性があると指摘する人もいる。また、プログラムの費用が税負担増や、地方自治体の予算削減につながる懸念も示されている。しかし、現時点でAIのリーダーたちはユニバーサル・ベーシック・インカムについて、AIがもたらす可能性のある経済への悪影響を緩和する、最善策であると主張している。AI業界の主要人物たちがユニバーサル・ベーシック・インカムについて述べている内容を、以下に紹介する。サム・アルトマン(Sam Altman)OpenAIのCEO、サム・アルトマンは、AIが雇用を脅かす中、ユニバーサル・ベーシック・インカムの導入を訴えた。 マイクロソフト提供アルトマンは長年、ユニバーサル・ベーシック・インカムを声高に支持してきた。2024 年 7 月アルトマンによるユニバーサル・ベーシック・インカムに関する研究結果が発表された。2019年に開始されたこの研究は、非営利研究機関OpenResearchによって実施され、OpenAIは6000万ドル(約90億円)を拠出した。そのうち1400万ドル(約21億円)はアルトマン自身の資金である。この調査では、テキサス州とイリノイ州の都市部、郊外、農村部に住む3000人の住民で、いずれも年収2万8000ドル未満(約420万円)の人に給付金を支給した。3分の1の住民は3年間にわたり毎月1000ドル(約15万円)、残りの住民は毎月50ドル(約7500円)を受給した。調査によれば、1000ドル(約15万円)の給付金を受け取った人は、総支出が月平均310ドル(約4万6500円)増加したが、その支出の大半は食費、家賃、交通費に充てられていた。報告書は、「初年度はストレスや精神的苦痛、食糧不安が大幅に軽減されたが、その効果はプログラムの2年目、3年目になると薄れていく」と述べ、「現金だけでは慢性的な健康問題や保育不足、住宅費の高騰といった課題に対処することはできない」と付け加えた。しかし、アルトマンのユニバーサル・ベーシック・インカム関連事業はこれだけではない。彼は「ワールドコイン(Worldcoin)」という未来的な仮想通貨スタートアップも運営している。ワールドコインは、野球ボールほどの大きさの球体で人の目のなかの虹彩をスキャンすることで、世界最大の暗号化IDネットワークを構築することを目指している。創業者らは、この技術の実装方法の1つとして、ユニバーサル・ベーシック・インカムの徴収を可能にするネットワークを支えること、を挙げる。OpenAIがより高性能な基盤モデルの構築を続ける中で、アルトマンは、計算リソースを個人間で配分する方が、現金を分配するよりも経済的に効率的かもしれない、と示唆している。アルトマンは、「ユニバーサル・ベーシック・コンピューティング(universal basic compute)」という構想を提唱している。これは、人々が同社の大規模言語モデルの計算リソースの「一部」を取得し、好きなように利用できるというものだ。イーロン・マスク(Elon Musk)イーロン・マスクは、ユニバーサル・ベーシック・インカムを熱心に支持している。 マーク・ピアセツキ/ゲッティイメージズ提供マスクはユニバーサル・ベーシック・インカムの擁護者だ。世界一の富豪は、ユニバーサル・ベーシック・インカムによって人々は時間とお金の使い方をより自由に決められるようになり、AIによって人々が受け取れるユニバーサル・ベーシック・インカムの割合が増加するだろう、と述べた。マスクは、近い将来、AI とロボットがすべての人に豊かさをもたらし、人々は働く必要がなくなり、お金さえも無意味になると想像する。「将来、貧困はなくなるため、お金を貯める必要もなくなるだろう」と、マスクは2025年 12 月に X で述べている。今年1月のポッドキャスト「ムーンショット・ウィズ・ピーター・ダイアモンズ(Moonshots with Peter Diamandis)」で、マスクは、ある種のユニバーサル・ハイ・インカム(普遍的な高所得)という考えを主張した。「良い未来とは、誰もが欲しいものを何でも手に入れられることだ」と、マスクは述べた。それは、「5年以内に、今日よりも優れた医療を誰もが利用できるようになる」ことを意味すると、彼は説明した。さらに、「商品やサービスの不足はなくなる。どんな学びたいことについても、無料で学べるようになる」と、付け加えた。ヴィノド・コスラ(Vinod Khosla)ベンチャーキャピタリストのヴィノッド・コスラは、AIが人間による労働の必要性を減らすにつれて、「ユニバーサル・ベーシック・インカムが重要になる可能性がある」と述べた。 スティーブン・フェルドマン/ゲッティイメージズ提供コスラは、AIの進歩が人間による労働の大半を自動化することで雇用喪失を引き起こし、ユニバーサル・ベーシック・インカムが必要なセーフティネットになるだろうと指摘する。「AIが人間の労働の必要性を減らすにつれて、ユニバーサル・ベーシック・インカムは極めて重要になる可能性がある。政府はAIの影響を規制し、公平な富の分配を確保する上で重要な役割を果たすだろう」と、コスラは2024年9月、自身の会社であるコスラ・ベンチャーズ(Khosla Ventures)のウェブサイトに投稿した。インターネットや携帯電話が人間の労働者を支援したのとは異なり、AIは「蒸気機関やモーターの登場が筋力を増幅したように、人間の脳を増幅し、倍増させる」と、彼は記した。言い換えれば、AI時代において人間は、労働力として意味ある貢献をするには遅すぎて高コストになる、と示唆している。ダリオ・アモデイ(Dario Amodei)アンスロピック(Anthropic)のCEO、ダリオ・アモデイはエッセイの中で、ユニバーサル・ベーシック・インカムは「解決策のほんの一部に過ぎない」と、述べた。 Anthropic…

AIは仕事を奪い、ユニバーサル・ベーシック・インカムが必要になるのか? AIリーダーたちが語る | Business Insider Japan

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2026-01-31 08:30:00

ユニバーサル・ベーシック・インカムは、何も条件をつけずに定期的な現金給付を行う制度である。
ウォン・ユー・リャン氏の厚意により提供
  • AI の進歩は富の格差を拡大する可能性があり、ユニバーサル・ベーシック・インカム(Universal Basic Income:UBI)を求める声が高まっている。
  • ユニバーサル・ベーシック・インカムは、地位に関係なく、人口のすべての成人に定期的な現金給付を提供する。
  • イーロン・マスク(Elon Musk)やサム・アルトマン(Sam Altman)などのAIリーダーたちは、ユニバーサル・ベーシック・インカムの導入を求めている。
AIが仕事を奪ったら、誰が製品を買うのか?「それをCEOたちは考えていない」 | Business Insider Japan

AIが仕事を奪ったら、誰が製品を買うのか?「それをCEOたちは考えていない」 | Business Insider Japan

かつてはユートピア的な理想とされていたユニバーサル・ベーシック・インカムが、AIリーダーの間で話題となっている。

ユニバーサル・ベーシック・インカムは、財産や雇用状況に関わらず、特定の人口層のすべての成人に対して支給される、定期的な現金給付である。受給者がその給付金を使う方法に制限はない。

人工知能技術の進歩が経済成長を促進するにつれ、それにより生み出される富が公平に分配されるかどうかについての懸念が高まっている。

OpenAIのCEOであるサム・アルトマンや、AIの「ゴッドファーザー」であるジェフリー・ヒントン(Geoffrey Hinton)といった業界リーダーたちは、AIが雇用を奪い、ひいては富裕層と貧困層の格差を拡大させる可能性について警告している。彼らは他のテクノロジーリーダーたちと共に、その対策として、ユニバーサル・ベーシック・インカムを提唱している

各国がユニバーサル・ベーシック・インカムを導入するという概念は、ここ数年で、テクノロジー業界のニッチな話題から主流の話題へと移行した。その一因は、2020 年の大統領選挙でユニバーサル・ベーシック・インカムを公約の中心に掲げた、アンドルー・ヤン(Andrew Yang)にある。

ヤンは、彼が「自由の配当(Freedom Divined)」と呼ぶ、すべての米国の成人に毎月 1000 ドル(約15万円、1ドル=150円換算:以下同)を無条件で支給する政策を掲げて、選挙運動を展開した。この構想は懐疑的に受け止められ、ヤンの大統領選への出馬はすぐに失敗に終わった。しかし、パンデミック期の景気刺激策の成功、そして現在ではAIの台頭を受け、この構想は新たな注目を集めている。

ユニバーサル・ベーシック・インカムと似ているが、特定のグループの人々を対象に一定期間提供される保障型ベーシック・インカムは、全米で100回以上試験的に導入されている。現在、アメリカでは、16の州とワシントンD.C.で、ベーシック・インカム制度が実施されており、住民に条件なしの現金給付が行われている。

ベーシック・インカム制度への動きには批判もある。この制度が、受給者の労働意欲を低下させたり、浪費を助長する可能性があると指摘する人もいる。また、プログラムの費用が税負担増や、地方自治体の予算削減につながる懸念も示されている。

しかし、現時点でAIのリーダーたちはユニバーサル・ベーシック・インカムについて、AIがもたらす可能性のある経済への悪影響を緩和する、最善策であると主張している。AI業界の主要人物たちがユニバーサル・ベーシック・インカムについて述べている内容を、以下に紹介する。

サム・アルトマン(Sam Altman)

OpenAIのCEO、サム・アルトマンは、AIが雇用を脅かす中、ユニバーサル・ベーシック・インカムの導入を訴えた。
OpenAIのCEO、サム・アルトマンは、AIが雇用を脅かす中、ユニバーサル・ベーシック・インカムの導入を訴えた。
マイクロソフト提供

アルトマンは長年、ユニバーサル・ベーシック・インカムを声高に支持してきた。

2024 年 7 月アルトマンによるユニバーサル・ベーシック・インカムに関する研究結果が発表された。2019年に開始されたこの研究は、非営利研究機関OpenResearchによって実施され、OpenAIは6000万ドル(約90億円)を拠出した。そのうち1400万ドル(約21億円)はアルトマン自身の資金である。

この調査では、テキサス州とイリノイ州の都市部、郊外、農村部に住む3000人の住民で、いずれも年収2万8000ドル未満(約420万円)の人に給付金を支給した。3分の1の住民は3年間にわたり毎月1000ドル(約15万円)、残りの住民は毎月50ドル(約7500円)を受給した。

調査によれば、1000ドル(約15万円)の給付金を受け取った人は、総支出が月平均310ドル(約4万6500円)増加したが、その支出の大半は食費、家賃、交通費に充てられていた。

報告書は、「初年度はストレスや精神的苦痛、食糧不安が大幅に軽減されたが、その効果はプログラムの2年目、3年目になると薄れていく」と述べ、「現金だけでは慢性的な健康問題や保育不足、住宅費の高騰といった課題に対処することはできない」と付け加えた。

しかし、アルトマンのユニバーサル・ベーシック・インカム関連事業はこれだけではない。彼は「ワールドコイン(Worldcoin)」という未来的な仮想通貨スタートアップも運営している。ワールドコインは、野球ボールほどの大きさの球体で人の目のなかの虹彩をスキャンすることで、世界最大の暗号化IDネットワークを構築することを目指している。創業者らは、この技術の実装方法の1つとして、ユニバーサル・ベーシック・インカムの徴収を可能にするネットワークを支えること、を挙げる。

OpenAIがより高性能な基盤モデルの構築を続ける中で、アルトマンは、計算リソースを個人間で配分する方が、現金を分配するよりも経済的に効率的かもしれない、と示唆している。アルトマンは、「ユニバーサル・ベーシック・コンピューティング(universal basic compute)」という構想を提唱している。これは、人々が同社の大規模言語モデルの計算リソースの「一部」を取得し、好きなように利用できるというものだ。

イーロン・マスク(Elon Musk)

イーロン・マスクは、ユニバーサル・ベーシック・インカムを熱心に支持している。
イーロン・マスクは、ユニバーサル・ベーシック・インカムを熱心に支持している。
マーク・ピアセツキ/ゲッティイメージズ提供

マスクはユニバーサル・ベーシック・インカムの擁護者だ。

世界一の富豪は、ユニバーサル・ベーシック・インカムによって人々は時間とお金の使い方をより自由に決められるようになり、AIによって人々が受け取れるユニバーサル・ベーシック・インカムの割合が増加するだろう、と述べた。

マスクは、近い将来、AI とロボットがすべての人に豊かさをもたらし、人々は働く必要がなくなり、お金さえも無意味になると想像する。

「将来、貧困はなくなるため、お金を貯める必要もなくなるだろう」と、マスクは2025年 12 月に X で述べている。

今年1月のポッドキャスト「ムーンショット・ウィズ・ピーター・ダイアモンズ(Moonshots with Peter Diamandis)」で、マスクは、ある種のユニバーサル・ハイ・インカム(普遍的な高所得)という考えを主張した。

「良い未来とは、誰もが欲しいものを何でも手に入れられることだ」と、マスクは述べた。それは、「5年以内に、今日よりも優れた医療を誰もが利用できるようになる」ことを意味すると、彼は説明した。

さらに、「商品やサービスの不足はなくなる。どんな学びたいことについても、無料で学べるようになる」と、付け加えた。

ヴィノド・コスラ(Vinod Khosla)

ベンチャーキャピタリストのヴィノッド・コスラは、AIが人間による労働の必要性を減らすにつれて、「ユニバーサル・ベーシック・インカムが重要になる可能性がある」と述べた。
ベンチャーキャピタリストのヴィノッド・コスラは、AIが人間による労働の必要性を減らすにつれて、「ユニバーサル・ベーシック・インカムが重要になる可能性がある」と述べた。
スティーブン・フェルドマン/ゲッティイメージズ提供

コスラは、AIの進歩が人間による労働の大半を自動化することで雇用喪失を引き起こし、ユニバーサル・ベーシック・インカムが必要なセーフティネットになるだろうと指摘する。

「AIが人間の労働の必要性を減らすにつれて、ユニバーサル・ベーシック・インカムは極めて重要になる可能性がある。政府はAIの影響を規制し、公平な富の分配を確保する上で重要な役割を果たすだろう」と、コスラは2024年9月、自身の会社であるコスラ・ベンチャーズ(Khosla Ventures)のウェブサイトに投稿した。

インターネットや携帯電話が人間の労働者を支援したのとは異なり、AIは「蒸気機関やモーターの登場が筋力を増幅したように、人間の脳を増幅し、倍増させる」と、彼は記した。言い換えれば、AI時代において人間は、労働力として意味ある貢献をするには遅すぎて高コストになる、と示唆している。

ダリオ・アモデイ(Dario Amodei)

アンスロピック(Anthropic)のCEO、ダリオ・アモデイはエッセイの中で、ユニバーサル・ベーシック・インカムは「解決策のほんの一部に過ぎない」と、述べた。
アンスロピック(Anthropic)のCEO、ダリオ・アモデイはエッセイの中で、ユニバーサル・ベーシック・インカムは「解決策のほんの一部に過ぎない」と、述べた。
Anthropic の提供

アンスロピック(Anthropic)のCEOであるアモデイは、ユニバーサル・ベーシック・インカムはAIの影響を緩和するためにできる最低減のことだ、と語った。

「文明は過去に大きな経済的転換を乗り切ってきた。狩猟採集から農耕へ、農耕から封建制へ、封建制から産業主義へ。おそらく新たな奇妙な何かが必要になるだろうが、それは現代の誰も十分に想像できていないものだ。それは、すべての人への大規模なユニバーサル・ベーシック・インカムという単純な解決策かもしれない。しかし、それは解決策のほんの一部に過ぎないだろう」と、彼は 2024 年 10 月に、自身のブログに投稿したエッセイで述べている。

アモデイの見解では、AIは私たちの世界を根本的に変えるため、不平等に対するより包括的な解決策を考える必要があるという。

アンドリュー・ヤン(Andrew Yang)

アンドリュー・ヤンはユニバーサル・ベーシック・インカムを掲げて大統領選に出馬したことで有名だ。
アンドリュー・ヤンはユニバーサル・ベーシック・インカムを掲げて大統領選に出馬したことで有名だ。
ホリス・ジョンソン/Business Insider 提供

AIが世界を席巻する以前から、起業家でありロビイストでもあるヤンは、ユニバーサル・ベーシック・インカムの提唱者だった。彼はパンデミックの間、すべてのアメリカ国民に毎月2000ドル(約30万円)の給付金を支給することを提唱した。

大統領選への出馬を断念した数カ月後の2020年6月、Business Insiderのインタビューで、ヤンは「ユニバーサル・ベーシック・インカムが、我が国の未来だと強く確信している」と、述べた。

ジェフリー・ヒントン(Geoffrey Hinton)

AIの「ゴッドファーザー」であるジェフリー・ヒントンは、AIが雇用喪失につながると警告し、各国政府にユニバーサル・ベーシック・インカムを検討するよう助言した。
AIの「ゴッドファーザー」であるジェフリー・ヒントンは、AIが雇用喪失につながると警告し、各国政府にユニバーサル・ベーシック・インカムを検討するよう助言した。
ノア・バーガー/Associated Press 提供

AIの「ゴッドファーザー」であるヒントンは、AIの影響について懸念を表明している。

ヒントンはAIによる雇用喪失への懸念を議論し、解決策として英国政府に、ユニバーサル・ベーシック・インカムを導入するよう助言した。

デミス・ハサビス(Demis Hassabis)

デミス・ハサビスは、グーグル・ディープマインド(Google DeepMind)のCEOである。
デミス・ハサビスは、グーグル・ディープマインド(Google DeepMind)のCEOである。
ゲッティイメージズ提供

グーグル・ディープマインド(Google DeepMind)のCEOであるデミス・ハサビスも、ユニバーサル・ハイ・インカムの概念を支持している。

2025年7月にロンドンで開催されたSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト:テキサス発祥のビジネスカンファレンスとフェスのイベント)で彼は、AIは莫大な富を生み出すため、それを分配する方法を構想する必要があると語った。

「ユニバーサル・ハイ・インカムのような制度、あるいは、AIが経済にもたらす追加的な生産性をすべて分配する何らかの方法が、必要になるかもしれない」と、彼は語った。

AIは大規模な失業を生み出し、富裕層をさらに裕福にし、人々の尊厳を奪う…AIのゴッドファーザーが指摘 | Business Insider Japan

AIは大規模な失業を生み出し、富裕層をさらに裕福にし、人々の尊厳を奪う…AIのゴッドファーザーが指摘 | Business Insider Japan

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執筆者について: nipponese

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