メンフィス・デパイは、ブラジルのクラブであるコリンチャンスが自身の契約を更新しないことを決定したことを受け、同クラブに対して「許容できない行動(unacceptable behaviour)」であり、合意違反(breaching an agreement)であると非難した。
元マンチェスター・ユナイテッドおよびバルセロナのフォワードである同選手は、2024年に2年契約でコリンチャンスに加入したが、事前に合意されていたはずの契約延長をクラブ側が撤回したため、現在は契約満了の状態となっている。
デパイはソーシャルメディア上で、この契約延長は会長ならびにスポーツ部門、法務部門、財務部門によって明示的に合意されていたものであるが、一部の者たちがこの約束を破ることを決めたのだと書き記した。
このような状況は望んでおらず、プロセス全体を通じて常にクラブに敬意を払ってきたが、自身の利益を守るために現在は強硬な姿勢を取らざるを得ないとデパイは述べた。
数日以内に公の場で発言する予定であるが、この許容しがたい行為をそのまま放置することはないと確信してほしいとデパイは語った。
デパイはコリンチャンスで79試合に出場して20ゴールを記録し、2025年のコパ・ド・ブラジル(Copa do Brasil)制覇や今年のスーペルコパ・ド・ブラジル(Supercopa do Brasil)優勝に貢献した。
コリンチャンスの契約延長撤回とデパイの猛反発
オランダ代表の通算最多得点記録を持つメンフィス・デパイは、2024年に2年契約でコリンチャンスに加入した。しかし、クラブ側が以前に合意していた契約延長を突如として撤回したことで、両者の関係は急激に悪化している。
この契約延長は会長ならびにスポーツ部門、法務部門、財務部門によって明示的に合意されていたとデパイは述べている。
さらにデパイは自身の権利を守るために断固とした措置を取る意向を示しており、近いうちに公の場で詳細を説明する予定であることを明らかにしている。
財政的持続可能性を理由に挙げるサンパウロの名門クラブ
ブラジルのセリエAで現在7位に位置するサンパウロ拠点のクラブであるコリンチャンスは、32歳のデパイの契約を延長しない決定を下した理由について財政面を挙げている。
クラブの声明によれば、これほどの規模の新たなコミットメントを引き受けることは、クラブの持続可能性を確保するために維持すべき財政的均衡と両立しないことが明らかになったという。また、これが困難な決断であったことは認識しているが、コリンチャンスの将来にとって間違いなく必要なものであったとクラブは付け加えた。
クラブ側は、この決断が非常に困難なものであったと認めつつも、チームの将来のためには避けて通れない措置であったと説明している。混乱の収束に向け、クラブのオズマル・スタビレ(Osmar Stabile)会長が数日以内に記者会見を開いてこの決定に対する公式な説明を行う予定である。
タイトル獲得から契約満了までの歩み
ピッチ上において、デパイは加入以来確かな実績を残してきた。コリンチャンスでの79試合に出場し、計20ゴールをマーク。さらに、2025年のコパ・ド・ブラジル制覇や今年のスーペルコパ・ド・ブラジルのタイトル獲得に大きく貢献した。
一方で、代表チームにおける直近の主要大会では苦戦も経験している。オランダ代表として臨んだ2026年ワールドカップではチームがベスト32(last 32)で敗退し、自身も3試合の出場で無得点に終わるなど、クラブと代表の両面で激動の時期を過ごしている。