トランプ政権のベネズエラ攻撃とグリーンランド併合への同時推進は、ドナルド・トランプ大統領の発言が真剣に受け止められるべきであることを証明した。
昨年、トランプ大統領の拡張主義的な野望にはカナダも含まれており、大統領は同国を「51番目の州」と呼んだ。カナダはここ数週間、脚光を浴びることを避けてきたが、西半球におけるアメリカの優位性を明確に望んでいるアメリカ大統領のメニューにカナダが残っているのではないかと懸念する人もいる。
ガブリエラ・グリシウス氏、ドイツのコンスタンツ大学研究員、NAADSN フェロー兼メディアコーディネーター。
ドイツのコンスタンツ大学の研究者ガブリエラ・グリシウス氏は、グリーンランドに関する状況は「おそらくカナダが、特に51番目の州としてのカナダについて同様のレトリックを用いて、より積極的な方法で主権を確実に履行したいことを意味するだろう」と述べている。
「もし米国が『国家安全保障』に基づいてグリーンランドへの圧力や併合に成功すれば、カナダ国内でも同様の正当化がカナダに対して行われるのではないかという懸念が生じるかもしれない」と彼女は付け加えた。
南の隣人を警戒している
グリーンランドに関する進展はカナダの安全保障政策にどのような影響を与えるのでしょうか?
」一方で、グリーンランド情勢はカナダの安全保障政策に明らかな政治的影響を及ぼしているが、運用上の影響は少ない。これがカナダの政策立案者に示しているのは、南の隣国に対してより警戒し、米国・カナダ通商協議で影響力を得る手段としてカナダ国内政治への影響力行使など、同様の予測不可能な行動に対してより警戒しなければならないということだ」とグリシウス氏は説明する。
しかし、彼女は、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)を通じたアメリカとカナダの作戦協力が、最近の進展によって劇的に変わるとは考えていない。
「とはいえ、トランプ政権による一方的な軍事行動は、緊密な同盟国(デンマーク)とカナダ・米国関係を脅かすため、カナダの安全保障にとって非常に不安定になるだろう。」
#カナダは南の隣国に警戒すべきだと研究者らは語る