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35戦闘機にヒントを得た新型eVTOLに乗ってみた…2029年の「空飛ぶタクシー」運行を目指す | Business Insider Japan

バーティカル・エアロスペースの「バロ」に搭乗した筆者(左)と機体の外観(右)。ピート・サイム/BIバーティカル・エアロスペースが新しい空飛ぶタクシーを公開した。最大時速240kmで飛行し、車で1時間かかるところを12分に短縮可能だ。F-35戦闘機をヒントに設計された、操縦を簡易的にする技術も使われている。バーティカル・エアロスペース(Vertical Aerospace)は、ロンドンのイベントスペースで新しい空飛ぶタクシー「バロ(Valo)」を公開した。12月10日の発表に先立ち、筆者はこの空飛ぶタクシーを見学した。空飛ぶタクシーは、正式には電動垂直離着陸機(eVTOLs)と呼ばれる。最初の使用事例には空港と都市中心部の移動時間を大幅に削減することがある。ヘリコプターよりも静かで、大気汚染が少ないという利点もある。バーティカル・エアロスペースによると、公共交通機関や車で1時間以上かかる、カナリー・ワーフとロンドン・ヒースロー空港間を12分に短縮すると述べている。同社が計画するネットワークにはイギリスの主要都市間の連絡も含まれており、成長を促進すると期待されている。バロは緊急医療サービスや貨物輸送任務にも運用可能で、バーティカルは将来的に自律機能を備えたハイブリッド バージョンを計画している。2028年にイギリス民間航空局から規制認可を得るのが当面の目標だ。「バロは新しいスタンダードを打ち立てた。この分野のどの機体よりも大きく、安全で、高性能だ」と、同社のドムナル・スラタリー(Dómhnal Slattery)会長は述べた。「航空業界の飛躍的な進歩であり、イギリスにおける航空業界のリーダーシップを明確にするものだ」バロの内部と戦闘機からどのようなヒントを得て設計されているかを見てみよう。バーティカル・エアロスペースは、ロンドンのイベントスペースで新しい空飛ぶタクシーを公開したロンドンのカナリー・ワーフにあるバンク・ストリート。ピート・サイム/BIカナリー・ワーフは歴史あるシティ・オブ・ロンドンと並ぶ、ロンドンの2大金融街の1つだ。旧ドックランド(港湾地区)を再開発して造られた地域で、最近ではJPモルガン・チェースが同地に新しいタワーを建設する計画を発表した。デザインはなめらかで印象的だバーティカル・エアロスペースのeVTOL、バロ。ピート・サイム/BI筆者は、アメリカン航空や日本航空、ヘリコプター運行企業のブリストウ(Bristow)などの数多くの航空関連企業とともにこの乗り物を見せてもらった。この機体は、最終プロトタイプを使った数カ月に及ぶテストの成果だ「バロ」は、時速240kmで最大1600kmを飛行可能。ピート・サイム/BI「バロ」の飛行速度は、最大時速240kmに達する。同社は2030年までに175機の生産を目指し、最終的には年間225機以上にするという。一部の競合とは異なり、運航は顧客に任せる横から見た「バロ」。ピート・サイム/BIバーティカル・エアロスペースは自社を、エアバスやボーイングと同じ役割を担うOEM(受託製造)と位置付けている。一方、アーチャー・アビエーション(Archer Aviation)などの競合は、独自のチケット価格の設定や手配アプリの計画なども含めた運用についても取り組んでいる。経済活性化につながると期待されるネットワークも明かされた2029年初めからの運航が計画されているルートマップ。ピート・サイム/BIバーティカル・エアロスペースは運航ネットワークの構築をスカイポート(Skyports)、ブリストウとともに取り組んでいる。スカイポートは、ヘリポートに似たバーティポート(vertiport)と呼ばれるインフラを建築している。ブリストウは民間ヘリコプターの運用に特化した企業だ。このネットワークの注目すべきところは、オックスフォードとケンブリッジへの接続が計画されている点だ。両都市は学術界と急成長中のスタートアップ企業に強みを持っているため、これらの都市への交通網はイギリスの経済成長を促進する鍵となると考えられている。「バロ」には驚くほど大きな貨物スペースがある大型スーツケースと小型スーツケース各6個を収納できる。ピート・サイム/BI同社のCCOで戦略責任者であるマイケル・セルベンカ(Michael Cervenka)は、外より内部がはるかに大きいことで知られるSFドラマ「ドクター・フー」に登場する次元超越時空移動装置「ターディス」に例えた。リモワのスーツケースが次々と、12個も出された様子を目にして、本当に驚いた。次ページ操縦席や座席を見てみよう #35戦闘機にヒントを得た新型eVTOLに乗ってみた2029年の空飛ぶタクシー運行を目指す #Business #Insider #Japan

35戦闘機にヒントを得た新型eVTOLに乗ってみた…2029年の「空飛ぶタクシー」運行を目指す | Business Insider Japan

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2025-12-18 10:00:00

バーティカル・エアロスペースの「バロ」に搭乗した筆者(左)と機体の外観(右)。
ピート・サイム/BI
  • バーティカル・エアロスペースが新しい空飛ぶタクシーを公開した。
  • 最大時速240kmで飛行し、車で1時間かかるところを12分に短縮可能だ。
  • F-35戦闘機をヒントに設計された、操縦を簡易的にする技術も使われている。

バーティカル・エアロスペース(Vertical Aerospace)は、ロンドンのイベントスペースで新しい空飛ぶタクシー「バロ(Valo)」を公開した。

12月10日の発表に先立ち、筆者はこの空飛ぶタクシーを見学した。

空飛ぶタクシーは、正式には電動垂直離着陸機(eVTOLs)と呼ばれる。

最初の使用事例には空港と都市中心部の移動時間を大幅に削減することがある。ヘリコプターよりも静かで、大気汚染が少ないという利点もある。

バーティカル・エアロスペースによると、公共交通機関や車で1時間以上かかる、カナリー・ワーフとロンドン・ヒースロー空港間を12分に短縮すると述べている。

同社が計画するネットワークにはイギリスの主要都市間の連絡も含まれており、成長を促進すると期待されている。

バロは緊急医療サービスや貨物輸送任務にも運用可能で、バーティカルは将来的に自律機能を備えたハイブリッド バージョンを計画している。

2028年にイギリス民間航空局から規制認可を得るのが当面の目標だ。

「バロは新しいスタンダードを打ち立てた。この分野のどの機体よりも大きく、安全で、高性能だ」と、同社のドムナル・スラタリー(Dómhnal Slattery)会長は述べた。

「航空業界の飛躍的な進歩であり、イギリスにおける航空業界のリーダーシップを明確にするものだ」

バロの内部と戦闘機からどのようなヒントを得て設計されているかを見てみよう。

バーティカル・エアロスペースは、ロンドンのイベントスペースで新しい空飛ぶタクシーを公開した

ロンドンのカナリー・ワーフにあるバンク・ストリート
ロンドンのカナリー・ワーフにあるバンク・ストリート。
ピート・サイム/BI

カナリー・ワーフは歴史あるシティ・オブ・ロンドンと並ぶ、ロンドンの2大金融街の1つだ。旧ドックランド(港湾地区)を再開発して造られた地域で、最近ではJPモルガン・チェースが同地に新しいタワーを建設する計画を発表した。

デザインはなめらかで印象的だ

バーティカル・エアロスペースのeVTOL、バロ。
バーティカル・エアロスペースのeVTOL、バロ。
ピート・サイム/BI

筆者は、アメリカン航空や日本航空、ヘリコプター運行企業のブリストウ(Bristow)などの数多くの航空関連企業とともにこの乗り物を見せてもらった。

この機体は、最終プロトタイプを使った数カ月に及ぶテストの成果だ

バーティカル・エアロスペースのeVTOL、バロ。
「バロ」は、時速240kmで最大1600kmを飛行可能。
ピート・サイム/BI

「バロ」の飛行速度は、最大時速240kmに達する。同社は2030年までに175機の生産を目指し、最終的には年間225機以上にするという。

一部の競合とは異なり、運航は顧客に任せる

横から見た、バーティカル・エアロスペースのバロ
横から見た「バロ」。
ピート・サイム/BI

バーティカル・エアロスペースは自社を、エアバスやボーイングと同じ役割を担うOEM(受託製造)と位置付けている。

一方、アーチャー・アビエーション(Archer Aviation)などの競合は、独自のチケット価格の設定や手配アプリの計画なども含めた運用についても取り組んでいる。

経済活性化につながると期待されるネットワークも明かされた

Vertical Aerospaceの空飛ぶタクシー「バロ」の飛行ルートマップ
2029年初めからの運航が計画されているルートマップ。
ピート・サイム/BI

バーティカル・エアロスペースは運航ネットワークの構築をスカイポート(Skyports)、ブリストウとともに取り組んでいる。スカイポートは、ヘリポートに似たバーティポート(vertiport)と呼ばれるインフラを建築している。ブリストウは民間ヘリコプターの運用に特化した企業だ。

このネットワークの注目すべきところは、オックスフォードとケンブリッジへの接続が計画されている点だ。両都市は学術界と急成長中のスタートアップ企業に強みを持っているため、これらの都市への交通網はイギリスの経済成長を促進する鍵となると考えられている。

「バロ」には驚くほど大きな貨物スペースがある

Vertical Aerospace「バロ」の収納
大型スーツケースと小型スーツケース各6個を収納できる。
ピート・サイム/BI

同社のCCOで戦略責任者であるマイケル・セルベンカ(Michael Cervenka)は、外より内部がはるかに大きいことで知られるSFドラマ「ドクター・フー」に登場する次元超越時空移動装置「ターディス」に例えた。

リモワのスーツケースが次々と、12個も出された様子を目にして、本当に驚いた。

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操縦席や座席を見てみよう

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執筆者について: nipponese

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