写真を拡大する 中国の高齢者と子供たち [Yonhap News]
少子化傾向への対応に苦戦している中国政府は、来年から出産の個人負担を撤廃する計画だと地元メディアが報じた。
14日の新華社通信などによると、13日に開催された全国医療保障活動会議では、来年、医療保険基金の能力に応じて出生前検査の医療費補償水準を合理的に引き上げ、保険の範囲内で分娩の自己負担を原則撤廃する計画を発表した。
現在、東北部の吉林省、東部の江蘇省、山東省など中国7省は、政策の範囲内で入院・出産医療費を全額支援している。
中国はまた、出産保険の適用範囲を、フレキシブル労働者、農民労働者(職を求めて農村部から都市部に移住した労働者)、従来のカテゴリー以外の新しいタイプの雇用に従事する労働者にも拡大する計画だ。
また、出生前検査などの基本サービスの制定や適切な出産痛対策などを検討し、出産保険加入者の医療費負担を軽減する方針だ。
さらに、生殖補助医療プログラムに対する健康保険の支払い管理方針を改善し、出産補助金が保険加入者に直接届けられるようにする予定だ。
中国国家医療安全局の張柯局長は「目標は、妊婦が入院した瞬間から子供を連れて退院するまで、医療保険の対象から入院出産の自己負担金を排除することだ」と説明した。
一方、中国では、保育料や教育費の負担の高さ、経済低迷による若者の雇用難などから結婚や出産を忌避する傾向が強まり、さまざまな支援政策を打ち出している。
中国の出生率は過去3年間、人口維持に必要な出生率2.1の半分にも満たない。中国の年間出生数は2022年から昨年まで3年連続で1000万人を下回り、総人口も3年減少した。
#少子化傾向への対応に苦戦している中国政府は少子化を解消する計画を立てている