パリオリンピックに出場し、金銀メダルに輝いた千葉県八千代市出身の2選手をたたえ、同市は11月9日に市内で祝賀パレードを行う。2選手には「八千代市民栄誉賞特別賞」などが贈られ、パレード後には授与式を兼ねた祝賀会が催される。同市での祝賀パレードは初開催となる。(保母哲)
柔道女子48キロ級で優勝し、混合団体では準優勝した角田夏実選手と、スポーツクライミング男子複合(ボルダー&リード)で準優勝した安楽宙斗(そらと)選手=県立八千代高3年。角田選手には市民栄誉賞特別賞が、安楽選手には市民栄誉賞が贈られる。
角田夏実選手
安楽宙斗選手
市民栄誉賞は国際的・全国的規模のスポーツ競技会などで顕著な成績を収めた人を表彰し、安楽選手が5人目(団体含む)。角田選手には2018年度に贈られている。特別賞は市民栄誉賞の受賞後に功績を挙げた人が対象で、今回創設された。
パレードは当日午前10時から約20分間、東葉高速鉄道八千代中央駅前などを通る「ゆりのき通り」で実施。駅前広場を出発し、約800メートル区間をパレードカーで走行する。午前11時からは市民会館大ホールで祝賀会を開き、2選手を表彰する。
服部友則市長は10日の記者会見で、「市民だけでなく、多くの人に夢と感動を届けた」と2選手を祝福。「角田選手は一度引退を考え、そこから復活して金メダルを獲得した。頑張れば夢はかなう、と子どもたちにも大きな影響を与えた」と話した。
祝賀会の観覧申し込みは15~29日、市ホームページで約千人を受け付ける。パレードと祝賀会は、市の動画サイト「YouTubeチャンネル」で生配信される。
◆習志野市が萱選手を特別表彰 体操男子団体金
宮本泰介市長(左)から、特別表彰された萱和磨選手=習志野市役所で
パリ五輪の体操男子団体総合で金メダルを獲得した、習志野市立習志野高校出身の萱和磨選手を、同市が特別表彰した。2021年に特別功労賞が贈られており、特別表彰は萱選手が初となった。
授与式は4日に市役所であり、宮本泰介市長が表彰状を手渡した。萱選手は「先生に止められても練習をやめず、濃い高校生生活を過ごすことができたため、強い体操選手になれた」と習志野高体操部時代を回想。「ロサンゼルス五輪でも優勝し、2連覇したい」と話した。
東京五輪では金メダルにわずか0.103点差の銀メダル、パリ五輪では逆転の金メダルだった。主将として日本チームを鼓舞し続けただけに、宮本市長や小熊隆教育長らは「市民や国民に夢と感動を与えてくれた」と活躍をねぎらった。
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