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家の暑さ対策の「勘違い」3選。エアコンの買い替え前にまずすべきことは… | Business Insider Japan

気象庁によると、今年の7月は過去120年で最も平均気温が高かった。 こうも暑いと熱中症が心配になる。消防庁の発表では、7月の熱中症による搬送者のうち、約4割が住居内で発生した「室内熱中症」だったという。 対策として真っ先に思い浮かぶのが、高性能なエアコンへの買い替えだが、使い方次第ではもったいない買い物となってしまうかもしれない。 今回は、そんな勘違いを解き明かす、LIXIL主催の断熱セミナーに出席した。「家電王」の名を持つ東京電力シナジーパートナーの中村剛さんと、LIXILの「断熱先生」こと古溝洋明さんが、今からでも間に合う暑さ対策を伝授してくれた。 エアコンを買い替える前に… GettyImages/ムラトデニズ 暑さ対策でまず思い浮かぶのは、高性能なエアコンへの買い替えだ。 だがそれよりも重要なのは、部屋の中の「温度ムラ」をなくすこと。 ここで登場するのが、サーキュレーター。エアコンの冷気がたまりやすい場所にサーキュレーターを置けば、冷たい空気が部屋中を循環してくれる。 気になるのはサーキュレーターの電気代だが、DCモーターを使ったサーキュレーターであれば、消費電力を抑えることができるという。 部屋を冷やしたい時も、ただエアコンの設定温度を下げるだけでは、電気代を無駄に消費してしまう。 サーキュレーターの使用と同様に、まずは風量を上げることで空気を循環させ、部屋全体の温度を下げよう。 エアコンはこまめに消すべき? ゲッティイメージズ/ショーン 電気代も気になることから、節約目的で外出時にこまめにエアコンをオフにしている人も多いだろう。 実はエアコンは、電源をつけた直後に電力を多く消費する。 そのため、30分程度の外出であれば、エアコンをつけたままのほうが節約になるそうだ。 ちなみに室外機は、室内の暖気を外に吐き出す役割を持つ。植物や物などで囲わないほうがベター。 加えて1〜2週間に1度掃除をすることで、その機能を損なわずに使用できるという。 「断熱住宅=夏は暑い」は誤解 ゲッティイメージズ/ドン・ニコルズ 断熱住宅は、「冬は暖かいけれど夏は暑い」という声も聞く。確かに、壁の厚い断熱住宅では、住宅内に熱がこもるオーバーヒートを起こしやすい。そのため、先に述べたような空気の流れを作ってあげるなど工夫が必要だ。 だが、断熱住宅の「断熱」は家の中と外の熱移動を絶つことができるため、室内が快適な温度となればそれをキープできる。これは、外気温にかかわらず、冷蔵庫の中がいつでも設定温度になっているのと近い。 よって、夏の断熱住宅は非断熱の住宅よりも、家の中の涼しさを保てるというわけだ。 窓の外にシェード、遮熱ガラスの二刀流で対策 西側の窓に、西日が差し込む様子(上)と外付けの日よけ「スタイルシェード」を取り付けた場合(下)。「LIXIL 住まいStudio」で体験できる。 ライフインサイダー さらに、こうした室内での「断熱」に加えて、室外での「遮熱」の二刀流の対策が必要だ。 外の熱気が室内に入り込む割合の約7割は、窓やドアなどの開口部からだ。熱は温度が高い方から低い方へと流れる性質を持つため、夏は外の熱気が室内に入ってきやすい。 具体的な対策としては、窓の外によしずやシェードを付けたり、遮熱ガラスを付けることが挙げられる。 特に、低い位置から真横に差し込む西日対策が要となるという。 断熱や遮熱を取り入れて、効率よく快適な室温を保つことは、電気代の節約やCO2削減にもつながる。 国でも、窓の断熱について補助金を支給しているので、リフォームを検討するならばこうした制度もチェックしておきたい。 #家の暑さ対策の勘違い3選エアコンの買い替え前にまずすべきことは #Business #Insider #Japan

家の暑さ対策の「勘違い」3選。エアコンの買い替え前にまずすべきことは… | Business Insider Japan

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2024-08-24 09:30:00

気象庁によると、今年の7月は過去120年で最も平均気温が高かった。

こうも暑いと熱中症が心配になる。消防庁の発表では、7月の熱中症による搬送者のうち、約4割が住居内で発生した「室内熱中症」だったという。

対策として真っ先に思い浮かぶのが、高性能なエアコンへの買い替えだが、使い方次第ではもったいない買い物となってしまうかもしれない。

今回は、そんな勘違いを解き明かす、LIXIL主催の断熱セミナーに出席した。「家電王」の名を持つ東京電力シナジーパートナーの中村剛さんと、LIXILの「断熱先生」こと古溝洋明さんが、今からでも間に合う暑さ対策を伝授してくれた。

エアコンを買い替える前に…

GettyImages/ムラトデニズ

暑さ対策でまず思い浮かぶのは、高性能なエアコンへの買い替えだ。

だがそれよりも重要なのは、部屋の中の「温度ムラ」をなくすこと

ここで登場するのが、サーキュレーター。エアコンの冷気がたまりやすい場所にサーキュレーターを置けば、冷たい空気が部屋中を循環してくれる。

気になるのはサーキュレーターの電気代だが、DCモーターを使ったサーキュレーターであれば、消費電力を抑えることができるという。

部屋を冷やしたい時も、ただエアコンの設定温度を下げるだけでは、電気代を無駄に消費してしまう

サーキュレーターの使用と同様に、まずは風量を上げることで空気を循環させ、部屋全体の温度を下げよう。

エアコンはこまめに消すべき?

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ゲッティイメージズ/ショーン

電気代も気になることから、節約目的で外出時にこまめにエアコンをオフにしている人も多いだろう。

実はエアコンは、電源をつけた直後に電力を多く消費する。

そのため、30分程度の外出であれば、エアコンをつけたままのほうが節約になるそうだ。

ちなみに室外機は、室内の暖気を外に吐き出す役割を持つ。植物や物などで囲わないほうがベター

加えて1〜2週間に1度掃除をすることで、その機能を損なわずに使用できるという。

「断熱住宅=夏は暑い」は誤解

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ゲッティイメージズ/ドン・ニコルズ

断熱住宅は、「冬は暖かいけれど夏は暑い」という声も聞く。確かに、壁の厚い断熱住宅では、住宅内に熱がこもるオーバーヒートを起こしやすい。そのため、先に述べたような空気の流れを作ってあげるなど工夫が必要だ。

だが、断熱住宅の「断熱」は家の中と外の熱移動を絶つことができるため、室内が快適な温度となればそれをキープできる。これは、外気温にかかわらず、冷蔵庫の中がいつでも設定温度になっているのと近い。

よって、夏の断熱住宅は非断熱の住宅よりも、家の中の涼しさを保てるというわけだ。

窓の外にシェード、遮熱ガラスの二刀流で対策

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西側の窓に、西日が差し込む様子(上)と外付けの日よけ「スタイルシェード」を取り付けた場合(下)。「LIXIL 住まいStudio」で体験できる。

ライフインサイダー

さらに、こうした室内での「断熱」に加えて、室外での「遮熱」の二刀流の対策が必要だ。

外の熱気が室内に入り込む割合の約7割は、窓やドアなどの開口部からだ。熱は温度が高い方から低い方へと流れる性質を持つため、夏は外の熱気が室内に入ってきやすい。

具体的な対策としては、窓の外によしずやシェードを付けたり、遮熱ガラスを付けることが挙げられる。

特に、低い位置から真横に差し込む西日対策が要となるという。

断熱や遮熱を取り入れて、効率よく快適な室温を保つことは、電気代の節約やCO2削減にもつながる。

国でも、窓の断熱について補助金を支給しているので、リフォームを検討するならばこうした制度もチェックしておきたい。

#家の暑さ対策の勘違い3選エアコンの買い替え前にまずすべきことは #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。