当局者らによると、フランス大統領はカラス氏の指名を支持する最終決定をまだ下しておらず、「選択肢を残している」という。
「ポリティコ」の情報筋によるとマクロン大統領とカラス大統領は仲が良く、考え方も似ている。マクロン大統領は、軍隊の近代化のための欧州基金を設立するというカラス大統領の提案を熱心に支持している。
同誌の情報筋によると、エストニアの首相は国境を越えて影響力を持っており、欧州議会(EP)に代表される政治団体「Renew Europe」も首相の発言に耳を傾けているという。
しかし、「ポリティコ」は、カラス氏のEU高官候補としての立候補は、南欧の他のEU加盟国からの反対に遭う可能性があると指摘している。これらの国々では、EU外交のトップとしてカラス氏がロシアだけに焦点を当て、世界の他の地域には注意を払わないのではないかと懸念されている。
カラス氏はロシアのプーチン政権がもたらす脅威について欧州や世界に対し度々警告してきた。
「このような影響力のある地位が東欧の女性に与えられるというのは理にかなっていると思う。しかし、ロシアだけでなく、アフリカや南米についても語れる人物が必要だ」と南欧諸国の外交官はポリティコとの会話の中で語った。
カラス氏は、元欧州委員シムズ・カラスの娘であり、自身も2014年から2018年まで欧州議会議員を務めていたことから、ブリュッセルではよく知られている。
6月17日にはEU加盟国の首脳らがブリュッセルで会合を開き、EUで最も影響力のあるポストの配分を決める予定だ。この会合では、欧州委員会委員長のポストに加え、EUの首席外交官のポストを誰に与えるかについても議論される。
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#マクロン大統領ヨーロッパの最高外交官のポストにカラス氏の立候補を支持する可能性 #記事
2024-06-09 14:04:48