先月29~30日、スペイン、バレンシアなど南東部地域で8時間318mmの雨が降る大洪水が発生した。 [사진=AFP, 연합뉴스]
スペイン南東部地域に歴史上最悪の洪水が襲った。死者数が300人を超えることができるという観測まで出てきて、気候危機に対する懸念混じった声が出ている。
6日(現地時間)スペイン国営通信社EFEなどによると、先月29~30日の間スペイン南東部地域で発生した大洪水による死亡者数が211人と推定されると伝えた。 EFEは「バレンシアに公式に登録された行方不明者の数は89人、多様な機関や組織で発生した行方不明者がまだ報告されていない場合がある」とし「死亡したがまだ身元が確認されていない人もいる可能性がある」と報道した。
先にスペイン気象庁は今回のバレンシア地域などに8時間降った雨がこの地域の過去20ヶ月値降水量より多いと伝えた。バレンシアの西千葉では夜間4時間でこの地域通常降水量の72mmの4倍を超える318mm雨が降った。大雨とともに竜巻が発生し、雹が落ちて被害が大きくなった。
◇スペイン最悪の洪水…原因は?
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今回の洪水の原因はこの時期に主に現れる気候現象「ゴタ・フリア(gota fria・冷たい水滴)」のためだと分かった。イベリア半島で発生した冷たい空気が地中海の暖かく湿った空気と出会い、強力な雨雲を形成し、最悪の大雨が発生したということ。
また、地球温暖化による気候変動も今回の大洪水の原因の一つに挙げられた。インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)のフリーデリケ・オート博士はBBCとのインタビューで「スペインでこのような大雨は間違いなく気候変動につながった結果」と明らかにした。オート博士は「化石燃料燃焼で発生した温暖化が摂氏1度ずつ上がるたびに、大気はより多くの水分を保有することになる」とし「結果的により多くの大雨が降り注ぐことができる」と主張した。オート博士は地球温暖化を研究する国際科学者グループを率いており、世界気候特性(WWA)の共同創立者だ。
◇地球温暖化による気候変動、経済に影響はないだろうか?
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このような極度の気候変動が異常気候の形で世界中のあらゆる場所で発生している。これに気候変動が世界経済はもちろん韓国経済にも悪影響を及ぼすという主張も台頭した。
去る5月、ハーバード大学経済学者エイドリー・ヴィラル教授とノースウエスタン大学ディエゴ・カンジグ教授は、全米経済研究所で発表した論文で「2100年まで化石燃料使用で地球温度が3度上がった場合、世界の生産、資本、消費が50%以上急落するだろう」と見通した。彼らは「地球温暖化で地球温度が摂氏1度ずつ上昇するたびに、全世界国内総生産(GDP)が12%ずつ減少する」と説明した。
韓国銀行も去る4日に出した「気候変動リスクが実物経済に及ぼす影響:気候対応シナリオ別分析」報告書で、気候変動が韓国経済に悪影響を及ぼすと主張した。韓銀は「政府が気候変動に無対応する場合、来る2050年、韓国のGDPは1.8%減少する」とし「2100年には21%減少すると推定された」と明らかにした。
記者情報 ナ・ソンヘ [email protected]
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