- 高市氏、2月投票を検討中とメディア報道
- 世論調査のタイミングに関する首相の見解は新たな段階に移行したと連立パートナーが語る
- 高市氏、解散総選挙をいつ召集するかについて発言
- 2月の選挙で時宜を得た予算成立が危うくなる
- 野党は早期選挙に向け準備を整える
[東京 1月11日 ロイター] – 高市早苗首相が2月の投票を検討しているとメディアが報じたことを受け、高市早苗首相の連立パートナー党首は日曜、総選挙を早期に実施する可能性があると述べた。
日本初の女性首相で英国のマーガレット・サッチャー氏のファンでもある保守派の高市氏にとって有権者と向き合うのは初めてで、10月の就任以来高い国民支持率を生かすチャンスとなる。
中国に対する彼女の厳しい姿勢は右派有権者にアピールしたが、アジアの強力な隣国である日本との大きな外交紛争を引き起こした。
維新として知られる日本維新の会の吉村洋文党首は公共放送NHKに対し、金曜日に高市氏と会談し、選挙のタイミングについての彼女の見解が「新たな段階」に移行したと感じたと語った。
選挙により高市氏の支出計画は複雑になるだろう
吉村さんは「報道通りの決断をしたとしても驚かない」と語った。読売新聞は金曜日、政府関係者の話として、高市氏が2月8日か15日に解散総選挙を実施することを検討していると報じた。
吉村氏は、高市氏と選挙の具体的な時期について話し合ったことはないと述べた。
高市氏は木曜日に収録され日曜日に放送されたNHKのインタビューで、いつ選挙を行うかについて口を閉ざした。
アジア第2位の経済を押し上げるための大規模な支出を支持する高市氏は、3月までの会計年度補正予算の適時執行と来年度予算の議会承認を確実にするよう閣僚に指示したところだと述べた。
同氏は「現在、私はインフレの打撃を和らげることを目的とした景気刺激策の恩恵を国民に確実に感じてもらうという差し迫った課題に焦点を当てている」と述べた。
しかし、野党・公明党の斉藤鉄夫代表は、2月の総選挙により「日本経済が重大局面を迎えている現在、年度末までに予算を可決することは不可能になるだろう」と述べ、高市氏が1月23日召集の議会解散を検討しているとの報道に驚いたとNHKに語った。
高市氏の首相としての初予算である7,830億ドルの支出提案には、彼女の主力支出プログラムが含まれている。金曜日、読売が彼女の選挙計画について報じた後、円はドルに対して下落した。
日本経済は米国の関税引き上げによる打撃を乗り越えてきたが、根強い食料インフレが消費の重しとなっている。
高市氏が3月末までに予算を成立させられない場合、政府は応急予算を編成する必要があり、支出対策の実行が遅れる可能性がある。
中国紛争による経済リスク
日本の内務省は土曜日に声明を発表し、地方選挙管理委員会に対し早期選挙の場合に備えて準備を始めるよう促した。同省はメディア報道に対応しただけだと述べたが、政治アナリストの田村重信氏は、この声明は選挙が「終わった取引」であることを意味していると述べた。
元首相で最大野党・立憲民主党党首の野田佳彦氏は、高市氏が選挙を行う前に予算案を可決すると予想していたが、現在は1月23日に議会を解散するつもりだと述べた。
日本にとってのもう一つの経済リスクは中国との貿易摩擦であり、中国政府が重要なレアアースの供給制限を課した場合、輸出に依存する日本経済に打撃を与える可能性がある。
高市氏は11月、民主統治下の台湾に対する中国の攻撃は日本への存亡の脅威とみなされる可能性があり、日本政府の軍事的対応を引き起こす可能性があると述べ、この論争に言及した。中国は台湾を領土の一部とみなしており、台湾政府はこの主張を拒否している。それ以来、中国は国民に日本への旅行をしないよう呼び掛け、会議やイベントを中止し、日本の軍用品の輸出を禁止するなどの措置を講じている。
高市氏はNHKに対し、日本のみを対象とした中国の輸出規制は国際議定書に違反しており容認できないと語った。同氏は、日本は外交ルートを通じて中国と交渉する一方、G7パートナーと協力して「特定の国」への依存を減らすサプライチェーンの構築に取り組んでいると述べた。
日本の次期衆院選挙は2028年10月まで実施する必要はない。早期の選挙で大勝すれば高市氏の連立政権への支配力が高まるだろう。自民党と維新は衆院で僅差の過半数を維持しているが、参院では少数派となっている。
高市氏は前任の石破茂氏が選挙で連続敗北した後、自民党総裁に当選し首相に就任した。彼女は議会によって承認されたが、国政選挙には出馬していない。
木原ライカ記者によるレポート。竹本善文氏による追加レポート。編集:ウィリアム・マラード
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