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釜山北港親水公園の水路にサメが居座り救出難航、電気設備による感覚の混乱かと研究官が分析

釜山北港親水公園の水路に、17日間にわたりサメが居座り続けている。国立水産科学院などは網を用いた誘導を試みたが、サメが網を越えて水路内に戻るなど救出は難航。専門家は環境刺激による感覚の混乱を指摘し、事態は長期化の様相を呈している。 90万人近くが訪れる「プカンイ」の現状 釜山市北港親水公園の水路で目撃されているサメは「プカンイ」と呼ばれ、90万人に迫る見物客を集めている。KOREA WAVEによると、9月19日に初めて姿を見せて以来、公園の来園者数は急増した。サメが出現する前は週末平均で約2000人だった来園者が、10月4日までの累計で89万1000人に達している。現場では、夜間にスマートフォンのフラッシュや大型ライトを水面に照射する見物客が後を絶たず、公園側がスピーカーで警告を繰り返す事態となっている。 繰り返される救出の試みとサメの回避行動 水産科学院と釜山市は、サメを外海へ誘導する救助作業を複数回実施している。Arab Newsによると、水流ジェットを搭載した船を用いた最初の試みは失敗に終わり、2回目には長さ50メートルの網を使用してサメを海側へ追い込んだ。しかし、網が岩に引っ掛かり、その隙を突くようにサメが網を越えて水路内に戻った。水産科学院は当初、水路の形状による迷いを原因としていたが、出口付近まで到達しながら戻ったことで、その見方は修正を迫られている。 Jaws meets jaw-dropping: 3.5-meter shark draws visitors to Busan's waterfront park 「ロレンチーニ器官」が引き起こす感覚の混乱 なぜサメは出口を見つけながらも外海へ去らないのか。群山大学海洋生物学科のチェ・ユン名誉教授は、サメが「ロレンチーニ器官」という高度な感覚器官を持ち、微細な電気信号や磁場を感知することを指摘した。Chosunonline.comによると、水産科学院のキム・ヒョヌ研究官は、水路内にある水中ポンプなどの電気設備が発する信号が、サメの感覚を誤作動させている可能性があると分析している。「人間に例えると、騒音の真ん中にいるようなものだ」とキム研究官は述べた。 水温低下による自然な移動への期待 救助作業は現在中断され、事態を見守る段階に入っている。現在、北港水路の水温は約22度で、クロヘリメジロザメの適温とされる12~24度の範囲内にある。水産科学院のチ・ファンソン研究員は、現時点でサメの健康に異常はないとしつつも、狭く浅い水路での長期滞在は好ましくないと語った。研究チーム内では、秋が深まり水温がさらに低下することで、サメが自ら暖かい沖合へと移動することを期待する声が上がっている。 写真:アラブニュース 9月18日:北港の水路でサメが初めて確認される 10月4日:夜間のライト照射による見物客の迷惑行為が問題化 専門家たちは、今回のサメの出現について、海水温の上昇が大型サメの目撃増加の一因となっている可能性があると指摘している。Arab Newsによれば、国立水産科学研究所の分析では、韓国東海岸での大型サメの目撃件数は、昨年の12件から今年は46件にまで増加している。プカンイがいつ外海へと戻るのか、当局は引き続き水路の状況を注視している。 関連情報 Busan to launch rescue operation for canal-trapped shark 'Bukang-i'

釜山北港親水公園の水路にサメが居座り救出難航、電気設備による感覚の混乱かと研究官が分析

釜山北港親水公園の水路に、17日間にわたりサメが居座り続けている。国立水産科学院などは網を用いた誘導を試みたが、サメが網を越えて水路内に戻るなど救出は難航。専門家は環境刺激による感覚の混乱を指摘し、事態は長期化の様相を呈している。

90万人近くが訪れる「プカンイ」の現状

釜山市北港親水公園の水路で目撃されているサメは「プカンイ」と呼ばれ、90万人に迫る見物客を集めている。KOREA WAVEによると、9月19日に初めて姿を見せて以来、公園の来園者数は急増した。サメが出現する前は週末平均で約2000人だった来園者が、10月4日までの累計で89万1000人に達している。現場では、夜間にスマートフォンのフラッシュや大型ライトを水面に照射する見物客が後を絶たず、公園側がスピーカーで警告を繰り返す事態となっている。

繰り返される救出の試みとサメの回避行動

水産科学院と釜山市は、サメを外海へ誘導する救助作業を複数回実施している。Arab Newsによると、水流ジェットを搭載した船を用いた最初の試みは失敗に終わり、2回目には長さ50メートルの網を使用してサメを海側へ追い込んだ。しかし、網が岩に引っ掛かり、その隙を突くようにサメが網を越えて水路内に戻った。水産科学院は当初、水路の形状による迷いを原因としていたが、出口付近まで到達しながら戻ったことで、その見方は修正を迫られている。

Jaws meets jaw-dropping: 3.5-meter shark draws visitors to Busan's waterfront park

「ロレンチーニ器官」が引き起こす感覚の混乱

なぜサメは出口を見つけながらも外海へ去らないのか。群山大学海洋生物学科のチェ・ユン名誉教授は、サメが「ロレンチーニ器官」という高度な感覚器官を持ち、微細な電気信号や磁場を感知することを指摘した。Chosunonline.comによると、水産科学院のキム・ヒョヌ研究官は、水路内にある水中ポンプなどの電気設備が発する信号が、サメの感覚を誤作動させている可能性があると分析している。「人間に例えると、騒音の真ん中にいるようなものだ」とキム研究官は述べた。

水温低下による自然な移動への期待

救助作業は現在中断され、事態を見守る段階に入っている。現在、北港水路の水温は約22度で、クロヘリメジロザメの適温とされる12~24度の範囲内にある。水産科学院のチ・ファンソン研究員は、現時点でサメの健康に異常はないとしつつも、狭く浅い水路での長期滞在は好ましくないと語った。研究チーム内では、秋が深まり水温がさらに低下することで、サメが自ら暖かい沖合へと移動することを期待する声が上がっている。

釜山北港親水公園の水路にサメが居座り救出難航、電気設備による感覚の混乱かと研究官が分析
写真:アラブニュース
  • 9月18日:北港の水路でサメが初めて確認される
  • 10月4日:夜間のライト照射による見物客の迷惑行為が問題化

専門家たちは、今回のサメの出現について、海水温の上昇が大型サメの目撃増加の一因となっている可能性があると指摘している。Arab Newsによれば、国立水産科学研究所の分析では、韓国東海岸での大型サメの目撃件数は、昨年の12件から今年は46件にまで増加している。プカンイがいつ外海へと戻るのか、当局は引き続き水路の状況を注視している。

執筆者について: nipponese

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