9日に行われた米国男子ツアー「ベイカレントクラシック Presented by レクサス」の2日目、日本勢で最上位につけていた米澤蓮が通算5アンダーの20位へ後退した。ゴルフダイジェスト・オンラインの報道によると、上位陣が伸ばし合いを展開する中で、日本勢の多くが停滞する展開となった。
米澤蓮が日本勢トップを維持するも20位へ后退
横浜CC(神奈川)で開催されている日本唯一のPGAツアー大会の2日目、米澤蓮は4バーディ、2ボギーの「69」でラウンドした。順位は初日の17位から20位へと下げたものの、日本勢の中では最上位をキープしている。出だしの10番ホールでバーディを先行させた後、長距離のパー3である16番や最難関の18番でボギーをたたいた。本人は「難しいホールなのでしょうがない」と冷静に受け止めている。後半の1番ですぐにバーディを奪い返し、悪い流れを断ち切った。
相次ぐ難所を切り抜けた粘りのゴルフ
米澤は3番のパー3や6番のパー5でも着実にスコアを伸ばした。最終9番ホールでは、グリーン奥からのアプローチを巧みにしのいでパーセーブを記録した。ギャラリーに踏み固められて芝がペタペタになっていたライから、58度のウェッジを使いこなして柔らかくボールを浮かせている。前週に左肋骨の骨折と診断されたばかりの満身創痍の状態ながら、直近の数カ月間で悩んでいた課題が大きく改善されたと語った。4月の優勝以降で最も良い手応えを感じているという。

松山英樹と久常涼ら日本勢の苦戦
他の日本勢も伸び悩む一日となった。久常涼は「71」とスコアを伸ばせず、通算4アンダーの26位に位置している。初日に12位だった大会覇者の松山英樹は3バーディ、4ボギーの「72」とスコアを1つ落とし、通算3アンダーの30位へと順位を下げた。金谷拓実と砂川公佑も松山と並ぶ30位タイにつけている。大会連覇を狙うザンダー・シャウフェレも通算3アンダーで、松山と同じ順位で週末のラウンドを迎えることになった。
首位争いと上位陣の猛追
海外勢の争いでは、キース・ミッチェルが「65」をマークし、ジェイコブ・ブリッジマンをとらえて通算11アンダーの首位に並び立った。さらに、ツアー6勝を誇るマックス・ホマや、この日のベストスコアとなる「62」を叩き出したベン・コールスら4人が通算9アンダーの3位グループで追う展開となっている。ジャスティン・トーマスも「65」で回り、26位から通算8アンダーの7位へと急浮上した。
週末の決勝ラウンドに向けた展望
上位が激しくスコアを伸ばすリーダーボードの中で、日本勢は苦しいポジションからの巻き返しを迫られている。米澤蓮が最高位を守る一方で、松山英樹や久常涼をはじめとする日本勢が週末の決勝ラウンドでどこまで順位を上げられるか注目される。首位を行く実力者たちのハイレベルな競り合いに加え、日本勢の意地の追い上げが勝負の行方を左右する。