米国女子ゴルフのBMW女子選手権は22日、韓国のパインビーチGL(6784yd、パー72)で初日が行われた。畑岡奈紗が2アンダー「70」で18位につけ、日本勢では最上位で発進した。古江彩佳、岩井明愛と同組で回った畑岡は、終盤のバーディでスコアを伸ばし、出遅れを回避した。
畑岡奈紗が終盤のバーディで18位発進
畑岡奈紗は、最終9番ホールで完璧なショットを見せ、バーディフィニッシュで初日を終えた。残り143ydの2打目を7Iで放ち、左足下がりの難しいライからピンそばにつけた。左サイドのバンカーの右端を狙うという高い精度のイメージが合致し、難なくスコアを伸ばした。ゴルフダイジェスト・オンラインによると、畑岡はフェアウェイキープ率78.57%(11/14)と安定した数字を残したものの、2打で届くパー5でティショットをバンカーに入れるなど、伸ばしあぐねる場面もあった。それでも前年2位のコースで底力を見せ、2アンダー「70」で18位という好位置を確保した。
日本勢3人の同組ペアリングが実現
今大会では、畑岡奈紗、古江彩佳、岩井明愛という日本勢3人が同組でプレーする珍しいペアリングが実現した。米ツアーで日本選手が3人固まるのは、日本開催の「TOTOジャパンクラシック」を除けば非常に稀なケースだ。畑岡はラウンドを振り返り、「(なかなか)しゃべる時間もなく、結構大変でした。楽しかったですけどね」と、強風の中で展開された伸ばし合いに必死だった様子を語った。岩井明愛も「珍しくないですか?」と驚きを見せつつ、「彩佳さん、奈紗さんといい雰囲気の中で回れて楽しかった」と声を弾ませた。

岩井明愛は出入り激しく1アンダー29位
岩井明愛は5バーディ、4ボギーの出入りが激しいゴルフとなり、1アンダー「70」で29位となった。ゴルフダイジェスト・オンラインの報道では、岩井はプレー内容について「3パットで流れをつかみ切れなかった」と反省点を挙げている。強風の影響もあり、バーディ先行の場面もあればボギーを叩く場面もあるなど、スコアを安定させるのに苦労した。日本ツアーでのスポット参戦を経て主戦場に戻ってきた古江彩佳にとっても、風のジャッジは大きな課題となった。
古江彩佳はジャッジミスに悔しさ
日本ツアーへの参戦を挟んで今大会に出場した古江彩佳は、出だし5ホールで3ボギーを喫する厳しい立ち上がりとなった。11番ホールの2打目では、アゲンストの風と予測して打ったショットが「ほぼほぼ横に近くて、奥にオーバーしちゃった」と語っており、風のジャッジミスがスコアに響いた。その後はコツコツと取り返したものの、最終的に1オーバー「73」の54位で初日を終えた。グリーン上でチャンスを決め切れない場面も散見され、本人には悔しさが残るラウンドとなった。
短縮競技の可能性と2日目の展望
23日に行われる2日目は、成績順による組み替えが行われるため、初日に同組だった3人はそれぞれ別のグループでプレーすることになる。現在、大会会場の韓国・ヘナム郡では台風の影響による短縮競技の可能性も示唆されており、上位陣はより一層の集中が求められる状況だ。3選手とも、まずは予選突破を目指しつつ、週末に向けて少しでも順位を上げられるよう、厳しい条件下でのプレーを継続する。