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株高のいまこそ、「お金の使い方」で人生に差がつく。『アート・オブ・スペンディングマネー』から、私が学んだ7つの教訓 | Business Insider Japan

「お金の使い方」から、"本当の幸せとはなにか?"について問いかける1冊。アマゾン;インサイダー世の中に「どう稼ぐか」について説く本は多いが、「どう使うか」について説く本は少ない。ベストセラー作家モーガン・ハウセル氏の新刊『アート・オブ・スペンディングマネー』は、そうした類まれな作品だ。お金を「道具」として正しく使えてこそ、1度きりの人生を意義あるものにできると教えてくれる。データが証明する、投資の「黄金ルール」がシンプルすぎた。名著『JUST KEEP BUYING』から学んだ5つの教訓 | Business Insider Japan株高のいまこそ大事なのは、"稼ぎ方"より"使い方"なのかもしれない。世の中には「何に投資すべきか」「どう稼ぐべきか」について解説する本は、数多く出回っている。その一方、お金を「どう使うべきか」について解説する本は、意外に少ない。コロナ禍初期の頃、とあるベストセラーが、空前の投資ブームを盛り上げた。ビジネス系作家、モーガン・ハウセル氏の著書『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』だ。こちらは、まさに"稼ぎ方"について指南している。そんなハウセル氏の新たなベストセラーが、2025年11月に登場した。『アート・オブ・スペンディングマネー 1度きりの人生で「お金」をどう使うべきか?』だ。こちらで同氏は今度、お金の"使い方"について、こと細かに解説する。お金を「道具」として賢く使いこなし、真に自由に、幸せに生きるにはどうすればいいか? 本書において、筆者が特に重要だと感じた、7つの教訓について紹介していこう。1. 高級品は「称賛のジャンクフード」「派手にお金を使うことは注目を集める最も簡単な方法かもしれない」と、ハウセル氏は切り出す。だが、その注目には持続性がないと続ける。たとえ、あなたが高級車を購入して、周囲がそれに感銘を受けたとしても、1年後には忘れさられている可能性が高いのだ。高級品では、手軽に満足感を得られる。だが、長期的にはデメリットが生じると、同氏は言う。だからこそ、高級品は「ジャンクフード」なのだ。実際、ジャンクフードは食べている一瞬は楽しい。だが、習慣的に摂取すると、健康を害する可能性が高くなる。その一方、世界クラスの超一流スポーツ選手やスティーブ・ジョブズのようなカリスマ経営者は、所持品を見せびらかさなくても大きな称賛を得やすい。そもそも一般人は、あなたの高級品に興味を示していないのだ。物の価値を示すより、自分自身の価値を高めた方が良い。2. 浪費は不満な仕事の埋め合わせ浪費の例としては、高級飲食店での散財や、終電後のタクシー利用などが挙げられる。たとえば、コンサル・金融などの高給取りでも全く貯金できない人は多い。夜中まで猛烈に働いた分の埋め合わせをしているのだろう。「ボーナスを受け取った直後の投資銀行員ほど、あっという間にお金を使う人たちを見たことが無い」と、ハウセル氏は説明する。それらとは対照的に、自分の仕事を楽しんでいる人は働いた事実を浪費で埋め合わせしようとせず、満足を先延ばしできるという。自分の仕事に満足し、仕事で評価されていれば浪費で埋め合わせしないはずだ。もし浪費を改めたいと考えている場合、転職が良い機会となるかもしれない。3. 幸福とは、満足すること高級品や高級なサービスを求めるのは、現状に満足せず、それらに大きな期待を抱いているからだと考えることもできる。その反面、やや宗教的ではあるが、目の前の食べ物や光景、自分がすでに手に入れたものに満足している人の幸福度は高いという。「幸福とは、満足することだ」と、ハウセル氏は指摘する。「満足は、自分が望むものに対して、どれだけのものを持っているかで決まる」そのため、求めている物にあまり期待をかけすぎてはいけない。欲望は見えない借金のようなものであるという。求めるほど自分を不幸に感じてしまうのだ。幸福感は脳内の快楽物質ドーパミンに影響される。だが、脳は持つことよりも、新しいものを得る時に幸福を感じるようだ。また、1万ドルの車を所有した場合、次は2万ドル、その次は5万ドルの車と、欲求は膨らんでしまう。今、目の前にあるものに満足することで、浪費を防げるようになるはずだ。4. 実用性から得られるもの喜びは長持ちするステータスのためにお金をかけても、その効果は長持ちしない。世間のトレンドは日に日に変化しており、ステータスのシンボルも頻繁に変わりがちだ。流行の変化に合わせ続けた場合、消費額も膨らんでしまうだろう。その一方で、実用性の高い物による効果は持続するという。住居の場合、大きな家ではなく、たとえば高齢になった時でも住みやすい家、子供と過ごしやすい家などが重要になる。車の場合、ヨーロッパの高級車ではなく、たとえば乗り心地の良い日本車などを選択すべきなのだろう。「実用性の追求は『自分らしさ』を生む。ステータスの追求は『他人』の価値観に合わせることになる」と、ハウセル氏は記す。ちなみに本書によると、高級ブランドの偽造品は年々技術が向上し、品質面で本物と変わらない物が増えているという。この場合、消費者が”本物”を求めるのは実用性ではなく、ステータスを意識しているためだ。実用性を重視すれば、自然と求める物の価格は抑えられる。5. 他人と比べないステータスを求めるのは、他人と比べているためだ。周りの人や憧れの人物が高級品を身に着けている場合、同じかそれ以上の物を求めたくなるかもしれない。しかし、「他人と同じものを手に入れれば、自分の人生が良くなるわけではない」と、ハウセル氏は説く。他人との背比べは、妬みや嫉妬の連鎖を生み出してしまう。そして、「誰と付き合うか」も自分の金遣いを決めることになるという。高給取りで高級志向の友人ばかりと関わっている場合、周りに取り残されまいと不幸を感じ、浪費に走ってしまうかもしれない。節約・倹約に成功するには、人付き合いも関わってくるのだ。6. 短期間で手にしたお金は、脆く、失いやすい毎月コツコツ貯めたお金を運用し、複利で積み上げた資産は大事に使いたいはずだ。それまでの努力・時間を認識しているため、目の前の贅沢に気をとられなくなる。一方で、手っ取り早く稼いだお金は派手に使いがちだという。楽に手にしたお金は、すぐに浪費しても心理的な抵抗は少ない。衝動的で、後悔しやすい浪費をしやすくなるのだ。そういった観点で、本書は長期的な投資を肯定的に捉えている。他人の成功や新しいベンチマークに気を取られず、静かに、長期的に投資を続けるべきだという。「豊かになるための最速の方法は、ゆっくり進むことである場合が多い」と、ハウセル氏は言う。7. 大切なのは「何を買わないか」現代の消費社会では高価なもの、宣伝されたものほど、"買えば気に入る"という思い込みを持ってしまう。だが、その宣伝されたものが本当に自分に合うかは分からないはずだ。自分に合わない支出をやめるためには、次のような考えが必要だという。「周りの人たちが楽しんでいても、それが自分にとって良いものだとは限らない」広告に影響されやすいほど、自分の人生に満足していないのではと、ハウセル氏は問いかける。むろん、ただ倹約するのではなく、自分の予算内で旅行や食事、イベントなどをひと通り楽しみ、合わない物を取捨選択するべきだという。宣伝されていない、高価じゃないものの中に、自分好みのものが見つかるかもしれない。まとめ 以上、『アート・オブ・スペンディングマネー 1度きりの人生で「お金」をどう使うべきか?』の内容のうち、私が気になった点をピックアップした。ごく一部を取り上げたに過ぎず、全体を代表しているわけではない点に留意していただきたい。全体的な論調は正直なところ定量的な内容は少なく、どちらかというと定性的、マインドセットを説く本である。私もかつて、やや高級な時計を1本購入したことがあるが、幸福を感じたのは手に入れた瞬間とその後の2週間程度で、幸福度は持続しなかった。見た目もやや派手なのでビジネスでは使えず、実用性の低い時計だ。今はクローゼットで眠っており、本書が指摘する通りの結果になった。昨今は株高が進み、利確で一定の現金を手にした人も多いだろう。だが、お金があるから幸せになれるわけではないことを本書は教えてくれる。それを「道具」として正しく使えてこそ、1度きりの人生を意義あるものにできるはずだ。たった2000円の書籍から、私は「一生お金に困らない」マインドセットを得た。特に役に立った4つのヒントを共有する | Business Insider Japan #株高のいまこそお金の使い方で人生に差がつくアートオブスペンディングマネーから私が学んだ7つの教訓 #Business #Insider #Japan

株高のいまこそ、「お金の使い方」で人生に差がつく。『アート・オブ・スペンディングマネー』から、私が学んだ7つの教訓 | Business Insider Japan

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2026-01-30 08:30:00

「お金の使い方」から、”本当の幸せとはなにか?”について問いかける1冊。
アマゾン;インサイダー
  • 世の中に「どう稼ぐか」について説く本は多いが、「どう使うか」について説く本は少ない。
  • ベストセラー作家モーガン・ハウセル氏の新刊『アート・オブ・スペンディングマネー』は、そうした類まれな作品だ。
  • お金を「道具」として正しく使えてこそ、1度きりの人生を意義あるものにできると教えてくれる。
データが証明する、投資の「黄金ルール」がシンプルすぎた。名著『JUST KEEP BUYING』から学んだ5つの教訓 | Business Insider Japan

データが証明する、投資の「黄金ルール」がシンプルすぎた。名著『JUST KEEP BUYING』から学んだ5つの教訓 | Business Insider Japan

株高のいまこそ大事なのは、”稼ぎ方”より”使い方”なのかもしれない。

世の中には「何に投資すべきか」「どう稼ぐべきか」について解説する本は、数多く出回っている。その一方、お金を「どう使うべきか」について解説する本は、意外に少ない。

コロナ禍初期の頃、とあるベストセラーが、空前の投資ブームを盛り上げた。ビジネス系作家、モーガン・ハウセル氏の著書『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』だ。こちらは、まさに”稼ぎ方”について指南している。

そんなハウセル氏の新たなベストセラーが、2025年11月に登場した。『アート・オブ・スペンディングマネー 1度きりの人生で「お金」をどう使うべきか?』だ。こちらで同氏は今度、お金の”使い方”について、こと細かに解説する。

お金を「道具」として賢く使いこなし、真に自由に、幸せに生きるにはどうすればいいか? 本書において、筆者が特に重要だと感じた、7つの教訓について紹介していこう。

1. 高級品は「称賛のジャンクフード」

派手にお金を使うことは注目を集める最も簡単な方法かもしれない」と、ハウセル氏は切り出す。だが、その注目には持続性がないと続ける。たとえ、あなたが高級車を購入して、周囲がそれに感銘を受けたとしても、1年後には忘れさられている可能性が高いのだ。

高級品では、手軽に満足感を得られる。だが、長期的にはデメリットが生じると、同氏は言う。だからこそ、高級品は「ジャンクフード」なのだ。

実際、ジャンクフードは食べている一瞬は楽しい。だが、習慣的に摂取すると、健康を害する可能性が高くなる。その一方、世界クラスの超一流スポーツ選手やスティーブ・ジョブズのようなカリスマ経営者は、所持品を見せびらかさなくても大きな称賛を得やすい。

そもそも一般人は、あなたの高級品に興味を示していないのだ。物の価値を示すより、自分自身の価値を高めた方が良い。

2. 浪費は不満な仕事の埋め合わせ

浪費の例としては、高級飲食店での散財や、終電後のタクシー利用などが挙げられる。たとえば、コンサル・金融などの高給取りでも全く貯金できない人は多い。夜中まで猛烈に働いた分の埋め合わせをしているのだろう。

ボーナスを受け取った直後の投資銀行員ほど、あっという間にお金を使う人たちを見たことが無い」と、ハウセル氏は説明する。

それらとは対照的に、自分の仕事を楽しんでいる人は働いた事実を浪費で埋め合わせしようとせず、満足を先延ばしできるという。自分の仕事に満足し、仕事で評価されていれば浪費で埋め合わせしないはずだ。もし浪費を改めたいと考えている場合、転職が良い機会となるかもしれない。

3. 幸福とは、満足すること

高級品や高級なサービスを求めるのは、現状に満足せず、それらに大きな期待を抱いているからだと考えることもできる。その反面、やや宗教的ではあるが、目の前の食べ物や光景、自分がすでに手に入れたものに満足している人の幸福度は高いという。

幸福とは、満足することだ」と、ハウセル氏は指摘する。「満足は、自分が望むものに対して、どれだけのものを持っているかで決まる

そのため、求めている物にあまり期待をかけすぎてはいけない。欲望は見えない借金のようなものであるという。求めるほど自分を不幸に感じてしまうのだ。

幸福感は脳内の快楽物質ドーパミンに影響される。だが、脳は持つことよりも、新しいものを得る時に幸福を感じるようだ。

また、1万ドルの車を所有した場合、次は2万ドル、その次は5万ドルの車と、欲求は膨らんでしまう。今、目の前にあるものに満足することで、浪費を防げるようになるはずだ。

4. 実用性から得られるもの喜びは長持ちする

ステータスのためにお金をかけても、その効果は長持ちしない。世間のトレンドは日に日に変化しており、ステータスのシンボルも頻繁に変わりがちだ。流行の変化に合わせ続けた場合、消費額も膨らんでしまうだろう。

その一方で、実用性の高い物による効果は持続するという。住居の場合、大きな家ではなく、たとえば高齢になった時でも住みやすい家、子供と過ごしやすい家などが重要になる。車の場合、ヨーロッパの高級車ではなく、たとえば乗り心地の良い日本車などを選択すべきなのだろう。

実用性の追求は『自分らしさ』を生む。ステータスの追求は『他人』の価値観に合わせることになる」と、ハウセル氏は記す。

ちなみに本書によると、高級ブランドの偽造品は年々技術が向上し、品質面で本物と変わらない物が増えているという。この場合、消費者が”本物”を求めるのは実用性ではなく、ステータスを意識しているためだ。実用性を重視すれば、自然と求める物の価格は抑えられる。

5. 他人と比べない

ステータスを求めるのは、他人と比べているためだ。周りの人や憧れの人物が高級品を身に着けている場合、同じかそれ以上の物を求めたくなるかもしれない。

しかし、「他人と同じものを手に入れれば、自分の人生が良くなるわけではない」と、ハウセル氏は説く。他人との背比べは、妬みや嫉妬の連鎖を生み出してしまう。

そして、「誰と付き合うか」も自分の金遣いを決めることになるという。高給取りで高級志向の友人ばかりと関わっている場合、周りに取り残されまいと不幸を感じ、浪費に走ってしまうかもしれない。節約・倹約に成功するには、人付き合いも関わってくるのだ。

6. 短期間で手にしたお金は、脆く、失いやすい

毎月コツコツ貯めたお金を運用し、複利で積み上げた資産は大事に使いたいはずだ。それまでの努力・時間を認識しているため、目の前の贅沢に気をとられなくなる。

一方で、手っ取り早く稼いだお金は派手に使いがちだという。楽に手にしたお金は、すぐに浪費しても心理的な抵抗は少ない。衝動的で、後悔しやすい浪費をしやすくなるのだ。

そういった観点で、本書は長期的な投資を肯定的に捉えている。他人の成功や新しいベンチマークに気を取られず、静かに、長期的に投資を続けるべきだという。

豊かになるための最速の方法は、ゆっくり進むことである場合が多い」と、ハウセル氏は言う。

7. 大切なのは「何を買わないか」

現代の消費社会では高価なもの、宣伝されたものほど、”買えば気に入る”という思い込みを持ってしまう。だが、その宣伝されたものが本当に自分に合うかは分からないはずだ。自分に合わない支出をやめるためには、次のような考えが必要だという。

周りの人たちが楽しんでいても、それが自分にとって良いものだとは限らない

広告に影響されやすいほど、自分の人生に満足していないのではと、ハウセル氏は問いかける。むろん、ただ倹約するのではなく、自分の予算内で旅行や食事、イベントなどをひと通り楽しみ、合わない物を取捨選択するべきだという。宣伝されていない、高価じゃないものの中に、自分好みのものが見つかるかもしれない。

まとめ 

以上、『アート・オブ・スペンディングマネー 1度きりの人生で「お金」をどう使うべきか?』の内容のうち、私が気になった点をピックアップした。ごく一部を取り上げたに過ぎず、全体を代表しているわけではない点に留意していただきたい。

全体的な論調は正直なところ定量的な内容は少なく、どちらかというと定性的、マインドセットを説く本である。私もかつて、やや高級な時計を1本購入したことがあるが、幸福を感じたのは手に入れた瞬間とその後の2週間程度で、幸福度は持続しなかった。見た目もやや派手なのでビジネスでは使えず、実用性の低い時計だ。今はクローゼットで眠っており、本書が指摘する通りの結果になった。

昨今は株高が進み、利確で一定の現金を手にした人も多いだろう。だが、お金があるから幸せになれるわけではないことを本書は教えてくれる。それを「道具」として正しく使えてこそ、1度きりの人生を意義あるものにできるはずだ。

たった2000円の書籍から、私は「一生お金に困らない」マインドセットを得た。特に役に立った4つのヒントを共有する | Business Insider Japan

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執筆者について: nipponese

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