【盛岡】貨物輸送専用に改造された初の新幹線が3月23日、東北新幹線で盛岡-東京間で定期運行を開始した。
岩手県の県庁所在地、盛岡市の車両センターに精密機器や医薬品、海産物など800箱の貨物が積み込まれた。
サービス初日の顧客には、山形に拠点を置く物流会社、第一貨物システム株式会社も含まれていた。
事業開発部長の富田学氏は「振動が少ないため、精密機器の輸送時の影響は少ない」と話す。 「(トラックやその他の車両の)ドライバー不足の解決にも役立ちます。」
岩手県宮古市の水産会社「丸友しまか」は、三陸東北部の太平洋沿岸で採れたホタテ貝30ケースを出荷した。
島香友勝社長は「首都圏にさらに新鮮な商品を届けたい」と語った。
貨物輸送専用の新幹線が開業するのは、1964年の東海道新幹線開業以来初めて。
JR東日本は、平日にやまびこ号と合わせて東京行きの貨物専用列車を1本運行している。
山形新幹線「つばさ」として活躍していたE3系電車を、7両編成394席すべてを撤去して貨物用に改造した。
列車は段ボール箱1,000箱、総重量約17トンの荷物を運ぶことができる。
車内の床面には滑り止めと荷物のズレを防止する荷物固定ベルトが設置されています。
外観は白く塗り直され、窓辺には新幹線の貨物輸送で扱われてきた水産物や果物、医薬品などの写真が展示されている。
乗客の乗降の妨げにならないよう、貨物の積み下ろしは車両基地で行われます。
JR東日本は2021年、旅客列車前室の業務用スペースを活用した新幹線による定期貨物輸送を「ハコビョン」として開始した。
その後、他のJR各社もこの構想に参加し、2024年には北海道から九州まで全国的な新幹線貨物輸送ネットワークが形成される。
#東北から東京へ物資を運ぶ貨物専用新幹線が誕生