アジアの国が最も重要な同盟国である次期政権との関係構築を急ぐ中、日本の岩屋毅外相は1月20日のドナルド・トランプ米大統領就任式に出席する予定であると政府筋が金曜日に発表した。
この訪問は明らかに、石破茂首相とトランプ氏が米国の指導者として2度目の就任後の会談の基礎を築くことを目的としているようだ。関係者によると、日本政府は就任式への出席の招待を受けたという。
事情に詳しい関係者によると、日本は通常、米大統領就任式に駐ワシントンの大使が代表を務める。
2024年12月25日、北京の人民大会堂で中国の李強首相と会談する岩屋毅外相(共同通信)
岩屋氏は訪米の際、米国務長官に指名され上院の承認を待っているマルコ・ルビオ上院議員との会談の可能性を模索する意向だ。
外国首脳が米大統領宣誓式に出席するのは慣例ではないが、トランプ大統領は中国の習近平国家主席を招待したとキャロライン・リービット次期ホワイトハウス報道官が先月明らかにした。
フィナンシャル・タイムズ紙は木曜、習氏の代わりに中国が就任式に高官特使を派遣すると報じ、これは米新政権発足に伴う両国間の摩擦を軽減することを目的とした前例のない動きだとした。
先進7カ国のうち、イタリアのジョルジア・メローニ首相は木曜日、招待を受けており、スケジュールが許せば出席を検討していると述べた。
一方、石破氏は具体的な時期については明示せず、「最も適切な時期に、適切な形で」トランプ大統領と会談する意向を示した。政府関係者によると、同氏は共和党大統領との首脳会談を2月以降に検討しているという。
日本の国会議員片山さつき氏は金曜日記者団に対し、トランプ政権一期目に駐日米国大使を務めたウィリアム・ハガティ上院議員から昨年末に機会を提供され、就任式に出席する予定であると語った。
参議院の与党自民党議員は、2017年のトランプ大統領の最初の就任式にも出席したと述べた。また、片山氏は今後の訪米について石破氏らと相談したと述べた。
石破氏は、南米訪問から帰国する11月にトランプ大統領と直接会談する可能性を検討した。しかし、日本政府によると、トランプ氏側が次期米大統領が就任前に外国首脳と会談することを妨げる法的制約を理由に挙げたため、実現には至らなかった。
しかしそれ以来、トランプ大統領はカナダのジャスティン・トルドー首相やフランスのエマニュエル・マクロン大統領など、他の世界の指導者らと会談を行っている。
石破氏も1月中旬に渡米しようとした。しかし、一部の日本政府関係者が、トランプ大統領就任後の正式な首脳会談で「長い話し合い」をしたほうが有益だと主張し、この案は棚上げされた。
12月、トランプ大統領はフロリダ州のマール・ア・ラーゴリゾートで、殺害された安倍晋三元首相の未亡人である安倍昭恵氏と面会した。
安倍晋三は、「ゴルフ外交」などを通じて、公職経験のないまま2016年に初当選し、世界の指導者たちとの対応において予測不可能で型破りな人物であることが証明されたトランプ大統領と個人的な関係を築くことに成功した。
焦点:トランプ政権下では、日本はリストの上位には入らないが、アジアでの役割は増大する可能性がある
#岩屋外相トランプ大統領就任式出席へ調整