大相撲の幕内・狼雅が年上会社員と結婚したことがスポーツ報知の報道で明らかになった。知人の紹介で知り合い、約1年間の交際を経て婚姻届を提出したという。今月以降に同居を予定しており、愛妻の献身的な支えを受けながら、11月8日初日の九州場所で自己最高位の更新に挑む。
知人の紹介で出会い1年の交際を経て婚姻届を提出
二子山部屋に所属する幕内・狼雅が、自身の結婚を秋場所後に明かした。お相手は年上の会社員の女性である。二人は知人の紹介を通じて知り合い、約1年間の交際期間を経て夫婦となることを決意した。すでに婚姻届けの提出を済ませており、今月以降には新生活を始めるための同居を予定している。
妻となった女性について、狼雅は非常に真面目な人柄であると語っている。自身の相撲道や日常生活をしっかりとサポートしてくれる存在であり、家庭を持ったことによる精神的な安定やモチベーションの向上につながっているという。
料理面での手厚いサポートが番付向上を後押し
結婚生活における大きな支えとなっているのが、妻による食事面の管理である。狼雅はこれまで番付を上げるための課題として増量に取り組んできたが、現在は妻が摂取するたんぱく質の量を正確に計算したうえで日々の食事を作っている。
「自分が肉が好きなのでいろいろな料理を作ってくれる」と、狼雅は妻の献身的な手料理に感謝を示している。計算された栄養管理と好みに合わせたバラエティ豊かな食事の提供が、体作りを重要な要素とする力士としてのパフォーマンスを裏から支えている形だ。
ロシア出身から異例の相撲留学を経て関取へ
本名アマルトゥブシン・アマルサナー、ロシア・トゥヴァ共和国出身の狼雅は1999年3月2日生まれの27歳である。少年時代にモンゴルに移り住んだ経歴を持ち、相撲留学した鳥取城北高時代には外国人として初となる高校横綱に輝いた実績を持つ。
二子山親方(元大関・雅山)が2018年に部屋を創設して以来、同部屋初となる関取として後輩力士たちを引っ張ってきた。2018年九州場所での初土俵から着実に番付を上げ、2022年九州場所で新十両に昇進している。体格は身長185センチ、体重159キロで、得意手は右四つ、寄りである。私生活では読書家の一面も持ち合わせている。
自己最高位更新を狙う九州場所への新たな決意
愛妻の支えを得た狼雅は、今年の夏場所、名古屋場所と連続で勝ち越しを記録した。その勢いに乗り、直近の秋場所では自己最高位となる前頭5枚目に躍進を果たした。秋場所自体は6勝9敗と負け越しに終わったものの、大関・琴桜を激しく攻め立てるなど随所で見せ場を作った。
来る11月8日に初日を迎える福岡国際センターでの九州場所に向けて、狼雅は再び自己最高位の更新を狙う。「(奥さんの存在は)いろんな意味でモチベーションになっている。守る人が増えたので、一層頑張りたい」と、家庭を持った責任感を力に変えて土俵に上がる構えだ。