ローランドが11月7日に「JUPITER-08」と「n/vision」を発売。45周年記念モデルとウェーブテーブル音源を搭載した新製品。
JUPITER-8の45周年記念モデルが登場
1981年に発売されたローランドのシンセ「JUPITER-8」の誕生45周年を記念した「JUPITER-08」が11月7日に発売される。当時の最上位モデルは98万円で、8音同時発音と2VCOを備えた太いサウンドが特徴。アルペジエイターとポリフォニックシーケンサーを搭載し、ゴダイゴのミッキー吉野らが活用した。新モデルはコンパクトなボディに本格サウンドを凝縮し、最新のモデリング音源(ABM音源)でピッチの揺らぎや発音ニュアンスを再現。8音/2パート構成で、最大32音まで拡張可能。
ウェーブテーブル音源の「n/vision」も同時発売
「n/vision」はシリーズ初のウェーブテーブルシンセサイザーで、デジタル波形を格納したウェーブテーブルを用いて時間に応じた音色変化を生み出す。2つのウェーブテーブルレイヤーの合成や倍音付加機能を備え、揺らめくパッドやリードサウンドを創出。17種類のエフェクトやJUNOコーラス、64ステップシーケンサーを搭載。スピーカー内蔵とUSB-C給電に対応し、単3電池4本で駆動可能。価格はオープンで、2026年11月7日に発売。
コンパクトさと操作性を両立
「JUPITER-08」は外形寸法308×209×54mm、質量1.6kg(K-25mと電池含む)で、オリジナルの20kg以上に比べて大幅に軽量化。オレンジベースのデザインと操作パネルを往年のJUPITER-8から継承。25鍵盤のキーボード「K-25m」を付属し、単体で持ち運び可能。アルペジエイターとポリフォニックシーケンサーを備え、スタジオ制作やパフォーマンスに活用できる。
歴史的サウンドと現代技術の融合
「JUPITER-08」は1981年の「JUPITER-8」の壮大なサウンドを現代の演奏環境に合わせて進化。最新のエフェクトや操作性を追加し、歴史的な魅力と柔軟性を両立。32音拡張モードで幅広い音作りが可能と強調。.

価格と市場への注目高まる
両モデルの価格はオープンだが、7万1500円前後と推定。ローランドは「コンパクトで本格的なサウンドを提供」とし、音楽制作やライブパフォーマンスで注目を集めそうだ。特に「JUPITER-08」は45年前の名機を現代に再現する点で、シンセユーザーからの関心が高まっている。.
今後の展開と需要予測
11月7日の発売を前に、音楽機器店やオンラインショップで事前予約が開始される見込み。シンセの歴史的モデルをコンパクト化した「Roland Boutiqueシリーズ」は、これまでの成功を踏まえ、新たなユーザー層を獲得する可能性がある。特に「n/vision」はウェーブテーブル音源の新機軸で、EDMやアーティスト向けに注目されるだろう。.
- 発売日:2026年11月7日
- 価格:7万1500円前後
- 対応機種:K-25mキーボード