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台湾軍の105mm装輪戦車「猟豹」量産型が初公開、2033年までに178両調達する計画が明らかに

2026年9月23日、台湾軍の陸軍南測中心において、105mm装輪戦車の量産型が初めて公開され実弾射撃を実施したとcarview!が報じ、2033年までに計178両を調達する計画となっている。. 2026年9月の陸軍南測中心での性能展示 台湾軍は2026年9月23日、南部部隊訓練統合測定評価センターである陸軍南測中心において、105mm装輪戦闘車量産型の性能展示を行った。carview!の報道によると、今回の公開では実弾射撃が実施された。台湾軍での公式呼称は105公厘輪型戰車であるが、「猟豹専案」という開発コードから「猟豹」というニックネームが定着している。 今後は量産に向けた最終修正が施され、2027年にまず8両が先行生産される予定となっている。以降、2033年までに合計178両を調達する計画が進められている。 国産105mm低反動ライフル砲と車体スペック 「猟豹」の車体サイズは全長約8m、全幅約3m、全高約2.9mであり、数値的には日本の16式機動戦闘車とほぼ同じ大きさを備えている。D2試作車までは全高が3.3mあったが、設計が大幅に改められた。エンジンはD3になって従来の450馬力から600馬力級へと強化されたと伝えられている。 主兵装には台湾国産の105mm低反動ライフル砲を採用しており、搭載弾数は33発である。さらに、遠隔操作式の12.7mm機関銃、主砲と同軸の7.62mm機関銃、車長用の独立式照準器を備える。軍備局では、新開発したAPFSDSについて、射距離2000mで500mm厚の均質圧延鋼板を貫通する能力があると説明している。 金門島などの離島や花東地区への優先配備計画 量産化された「猟豹」は、金門島などの外島部隊や、台湾東部の花蓮、台東といった花東地区の陸軍部隊に優先的に配備される予定である。地元メディアに対し、軍関係者や開発筋がその方針を説明している。配備の目的のひとつには、既に退役したM41D軽戦車の代替が期待されている。 一方で、台湾軍で長く使われているM60A3や、独自のハイブリッド戦車であるCM11勇虎を全面的に置き換えるものではない。2024年末に導入されたM1A2T主力戦車とは別立ての、高速道路機動が可能な直射火力部隊としての運用が想定されている。 16式機動戦闘車との比較と今後の運用方針 スペック面で類似する日本の16式機動戦闘車と比較した場合、両車の間には重量で7トンの差が存在する。16式が空輸を含む戦略機動を重視したのに対し、「猟豹」は33tまでの重量を許容した設計となっている。台湾西岸の高度に都市化された地域や上陸適地において、西岸の道路網を利用して上陸正面へ急行し、敵の水陸両用戦闘車や歩兵戦闘車を撃破することが狙いである。 狭い街路が入り組む市街地での小回りと路上機動力が想定されているため、日本のような航空輸送の制約を受ける必要がない。こうした運用環境の違いが、大重量を許容した設計背景にある。M1A2Tとの棲み分けが進む中、2027年の先行生産開始に向けた最終段階で、台湾軍はどのような運用実績を積み重ねていくのだろうか。

台湾軍の105mm装輪戦車「猟豹」量産型が初公開、2033年までに178両調達する計画が明らかに

2026年9月23日、台湾軍の陸軍南測中心において、105mm装輪戦車の量産型が初めて公開され実弾射撃を実施したとcarview!が報じ、2033年までに計178両を調達する計画となっている。.

2026年9月の陸軍南測中心での性能展示

台湾軍は2026年9月23日、南部部隊訓練統合測定評価センターである陸軍南測中心において、105mm装輪戦闘車量産型の性能展示を行った。carview!の報道によると、今回の公開では実弾射撃が実施された。台湾軍での公式呼称は105公厘輪型戰車であるが、「猟豹専案」という開発コードから「猟豹」というニックネームが定着している。

今後は量産に向けた最終修正が施され、2027年にまず8両が先行生産される予定となっている。以降、2033年までに合計178両を調達する計画が進められている。

国産105mm低反動ライフル砲と車体スペック

「猟豹」の車体サイズは全長約8m、全幅約3m、全高約2.9mであり、数値的には日本の16式機動戦闘車とほぼ同じ大きさを備えている。D2試作車までは全高が3.3mあったが、設計が大幅に改められた。エンジンはD3になって従来の450馬力から600馬力級へと強化されたと伝えられている。

主兵装には台湾国産の105mm低反動ライフル砲を採用しており、搭載弾数は33発である。さらに、遠隔操作式の12.7mm機関銃、主砲と同軸の7.62mm機関銃、車長用の独立式照準器を備える。軍備局では、新開発したAPFSDSについて、射距離2000mで500mm厚の均質圧延鋼板を貫通する能力があると説明している。

金門島などの離島や花東地区への優先配備計画

量産化された「猟豹」は、金門島などの外島部隊や、台湾東部の花蓮、台東といった花東地区の陸軍部隊に優先的に配備される予定である。地元メディアに対し、軍関係者や開発筋がその方針を説明している。配備の目的のひとつには、既に退役したM41D軽戦車の代替が期待されている。

一方で、台湾軍で長く使われているM60A3や、独自のハイブリッド戦車であるCM11勇虎を全面的に置き換えるものではない。2024年末に導入されたM1A2T主力戦車とは別立ての、高速道路機動が可能な直射火力部隊としての運用が想定されている。

16式機動戦闘車との比較と今後の運用方針

スペック面で類似する日本の16式機動戦闘車と比較した場合、両車の間には重量で7トンの差が存在する。16式が空輸を含む戦略機動を重視したのに対し、「猟豹」は33tまでの重量を許容した設計となっている。台湾西岸の高度に都市化された地域や上陸適地において、西岸の道路網を利用して上陸正面へ急行し、敵の水陸両用戦闘車や歩兵戦闘車を撃破することが狙いである。

狭い街路が入り組む市街地での小回りと路上機動力が想定されているため、日本のような航空輸送の制約を受ける必要がない。こうした運用環境の違いが、大重量を許容した設計背景にある。M1A2Tとの棲み分けが進む中、2027年の先行生産開始に向けた最終段階で、台湾軍はどのような運用実績を積み重ねていくのだろうか。

執筆者について: nipponese

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