12日に島根県で行われた出雲全日本大学選抜駅伝で、早稲田大が2時間5分55秒の大会新記録を樹立し、16年ぶりとなる優勝を果たしました。暑さ対策でスタート時間が午前に繰り上がった今大会、早稲田大は4区から6区まで連続で区間新記録を出すなど、圧倒的なスピードで全6区間45.1キロを駆け抜けました。
早稲田大が大会新記録で16年ぶりの栄冠
12日に開催された出雲全日本大学選抜駅伝において、早稲田大が2時間5分55秒の大会新記録で優勝しました。従来の大会記録を2分近く短縮する快走で、2010年度の駅伝三冠達成以来となる三大駅伝での勝利を手にしました。アンカーの工藤慎作(4年)がゴールテープを切った瞬間、チームは16年ぶりの出雲制覇を達成しました。2位には3連覇を狙った国学院大が、1位と58秒差で入りました。
アイビーリーグ選抜が過去最高の3位に躍進
海外からの招待チームであるアイビーリーグ選抜が、過去最高順位となる3位に食い込みました。昨年の4位を上回る成績を目指して挑んだ今大会、アンカーの粘り強い走りで表彰台を確保しました。日本国内の大学勢がしのぎを削る中、国際的な選抜チームが大会のレベルの高さを示す結果となりました。
区間新記録の連発でレースを支配
早稲田大の優勝を支えたのは、後半区間の圧倒的なスピードでした。4区の新妻遼己(1年)が17分10秒の区間新記録をマークしてトップに立つと、続く5区の山口竣平(3年)も区間新記録の走りで後続との差を広げました。レース序盤から日本大や中央大、国学院大などが激しく順位を入れ替える展開の中、早稲田大は盤石の継走で首位を譲りませんでした。
日本大のキップケメイが区間新の力走
16年ぶりに出場した日本大は、留学生のキップケメイ(4年)が3区で躍動しました。9位でたすきを受け取ったキップケメイは、エース区間で「ごぼう抜き」を見せ、22分56秒という区間新記録を達成しました。従来の記録を40秒も縮める驚異的なスピードで、日本大の存在感を強く印象付けました。
順位変動が激しかった序盤のスピード勝負
今年の出雲駅伝は、暑さ対策を考慮してスタート時間が従来の午後から午前に変更されました。午前9時10分に出雲大社正面鳥居前を一斉にスタートした22チームは、序盤から激しい駆け引きを繰り広げました。1区では中央大や帝京大、創価大が先頭集団を形成し、2区では駒沢大や青山学院大を含む7校が団子状態で競り合うなど、距離の短い「スピード駅伝」の特性が色濃く表れました。
- 1位:早稲田大
- 2位:国学院大
- 3位:アイビーリーグ選抜
- 4位:順天堂大
- 5位:中央大
- 6位:帝京大
- 7位:駒沢大
- 8位:日本大
- 9位:創価大
- 10位:城西大