出雲ドームで駒澤大が1区トップを確立し、藤田監督は「ちゃんと作っていますよ」と語った。
1区でトップを奪う鈴木大翔の走り
1区を担当した1年生の鈴木大翔は、早稲田大の吉倉直希、中央大の藤田大智、国学院大の浅野結太を下し、区間賞を獲得した。出雲ドーム内で観客から「おぉー」とどよみが起こり、プレスルームでも驚きの声が漏れた。鈴木は「キツかったけど、最後、出し切れました」と笑顔を見せた。
2区の上岡煌がトップと2秒差で粘る
2区の上岡煌(2年)は区間8位でトップの早稲田大と2秒差、中央大と秒差なしの3位で区間を終えた。藤田監督は「1区、2区の流れはおまえらが作ってこい」と夏から指示していたことを明かし、上岡の走りを評価した。
3区の植阪嶺児が急場を乗り切る
3区の植阪嶺児(4年)は谷中が外れたため急遽出場し、区間10位で3区を終えた。植阪は「負担が大きくて申し訳なかったが、ハマりましたね」と語り、初めての三大駅伝での経験を活かした。
藤田監督の「しっかり作っている」評価
藤田監督は鈴木について「レースを読む力がある選手。どんな展開でも対応できますし、ラストスパートもキレがある」と評価。鈴木はラストスパートで菅野元太を抜き、青学に並ぶ展開を乗り切った。

全日本で目標順位へ向けての課題
出雲駅伝での成果はあったが、藤田監督は「全日本は出雲と同じ目標で3番以内には入らないと」と語り、順位の重要性を強調。また、主将の村上響ら4年生の奮起が待たれる状況も明かした。
出雲で唯一の誤算だった桑田の奮起
1区の島子公佑が14位で出遅れ、2区の桑田が区間17位で大ブレーキとなった。しかし、桑田はトロフィーを今も保持し、全日本での復活を誓った。.
今後の展望とチームの根幹強化
出雲駅伝で大きな収穫を得た駒澤大は、経験を実のあるものにするために全日本での順位も重要視。鈴木、上岡、植阪の走りに加え、細かい成功の積み重ねがチームの根幹を強めている。藤田監督の新たなチーム作りは、出雲からさらに進んでいく。