日本出身の無名の30歳の新人、今永昇太がシカゴ・カブスを牽引し、その過程で歴史を塗り替えている。
今永はメジャーリーガーとしての最初の9回の先発投球で、53⅔イニングを投げてわずか5失点にとどまった。防御率0.84はメジャートップで、この数字が維持されれば、球場の影響を除いたリーグ平均より80%近く低いことになる。野球史上、リーグ別で今永より防御率が低いのは、チェット・ブリューワー(1947年)とロバート・キーズ(1944年)のみだ。今永の最初の9回の先発投球で58奪三振はMLB史上28位タイで、9回の先発投球(最低50イニング投球)で今永より四球数が少ない投手はわずか18人しかいない。