権威あるワシントン・ポスト紙は、接戦となった今年の選挙で大統領候補への支持を差し控えることを決定し、今後もそうし続ける予定だ。この決定は元編集長によって即座に批判されたが、現発行者は「ポストが常に支持してきた価値観と一致している」と擁護している。
同紙はウェブサイトに掲載された記事で内部の議論を報じており、匿名の情報筋は、ドナルド・トランプ氏に対するカマラ・ハリス氏への支持が既に書かれていたものの公表されていなかったと述べている。この決定は同社オーナーのジェフ・ベゾス氏が行ったと言われている。
同紙の発行人ウィル・ルイス氏はコラムで、これは同紙が維持してきた伝統への回帰であると強調した。これは読者が自分の意見を形成する能力に対する新聞社の信頼を示している。この決定は候補者に対する暗黙の支持または批判として解釈される可能性があるが、ポスト紙はそれが人格、勇気、法律への敬意の表れであるとみなしている。
同時に、ロサンゼルス・タイムズも同様の計画を発表し、オピニオン編集者と他の取締役2名が辞任する事態となった。タイムズのオーナー、パトリック・スンシオン氏は、各候補の長所と短所を包括的に示したほうが、読者が自分で判断できるようにするのが合理的だと述べた。両紙は公的支援が社会のさらなる分断につながる可能性を懸念している。
#ワシントンポストとロサンゼルスタイムズは伝統と格闘している