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ロシア最高検察庁がICCの赤根智子所長ら9人の身柄引き渡しを要求

ロシアの最高検察庁が8日、国際刑事裁判所の赤根智子所長ら9人の身柄引き渡しをオランダなどに求めたと発表した中で、ICCはノーベル平和賞の有力候補にも挙げられている。. ロシア最高検察庁が赤根智子所長らの身柄引き渡しを要求 ロシアの最高検察庁は8日、国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長ら9人の身柄引き渡しを、オランダを含む複数の国に求めたと発表した。news.tv-asahi.co.jpが報じた。ICCは2023年にウクライナでの戦争犯罪の疑いでロシアのプーチン大統領に逮捕状を出しており、ロシア側から強く敵視されている。赤根所長は2024年に日本人として初めてICCのトップに就任し、「すべてのことを背負うという気持ちでことに当たってきた」と語っている。 ノーベル平和賞の有力候補に挙がるICCと国際司法裁判所 9日に発表されるノーベル平和賞の有力候補の一つとして、ICCが挙がっているとnews.tv-asahi.co.jpやFNNプライムオンラインが伝えている。ノルウェーの研究所の予測などで注目を集めており、ICCだけでなく国際司法裁判所(ICJ)も受賞候補に含まれている。ICJの岩澤雄司所長のもとには歴代所長の肖像画が掲げられており、雅子さまの父である小和田恆氏もかつて所長を務めた。慶應義塾大学のフィリップ・オステン教授は、これら2つの司法機関が注目されることで大国による圧力への批判も出てくるのではないかと指摘している。 ICC赤根所長らの身柄引き渡しをオランダなどに要求 ロシア最高検察庁「法的根拠ないにもかかわらず、違法な逮捕状を発行」|TBS NEWS DIG トランプ政権からの経済制裁とアメリカがICCを敵視する理由 アメリカのトランプ大統領はICCを「悪魔のような人々の集団だ」と名指しし、加盟国に対して即座の脱退を求めている。今年8月には赤根所長らが経済制裁の対象となった。FNNプライムオンラインの報道によると、トランプ政権はアメリカ兵の戦争犯罪に対する捜査や、2024年にイスラエルのネタニヤフ首相に対してICCが逮捕状を発付したことなどに激しく反発している。これに対し赤根所長は、世界で重大な犯罪を犯した人を訴追する役目を負っているとし、「脅威のために押しつぶされるようなことはありません」と述べている。 名古屋での凱旋講演と教え子らが明かす赤根所長の素顔 名古屋市出身の赤根所長は今年7月、アメリカからの制裁を受ける直前に地元・名古屋大学で講演を行った。FNNプライムオンラインによれば、記者から「怖くないですか」と問われた際、「裁判官は1人死んでも代わりはいくらでもいる。私たちの使命は、そんなことでくじけるものではない」と語ったという。ロースクール時代の教え子である社本洋典弁護士らは、赤根所長の人物像について「相手のことをちゃんと考えて、その人に向き合ってという人」と語り、今年8月からは制裁の撤回を求めて17万筆を超える署名を集め、1日に政府へ提出している。 写真:FNNプライムオンライン 国家元首の訪門と逮捕状執行を巡る国際法のジレンマ ICCは独自の警察や執行機関を持っておらず、国家による協力が得られなければ身動きが取れない構造的な課題を抱えている。2024年にはICC加盟国のモンゴルをプーチン大統領が訪問したが、モンゴル警察が逮捕することはなく批判にさらされた。フィリップ・オステン教授の指摘によると、対象者が現職の国家元首である場合、ICCに対する協力義務を優先すべきか、国際法上の特権免除を重視すべきかというジレンマに加盟国が陥る可能性がある。世界における法の支配の最後の砦とされるICCを巡り、大国との緊張が続いている。

ロシア最高検察庁がICCの赤根智子所長ら9人の身柄引き渡しを要求

ロシアの最高検察庁が8日、国際刑事裁判所の赤根智子所長ら9人の身柄引き渡しをオランダなどに求めたと発表した中で、ICCはノーベル平和賞の有力候補にも挙げられている。.

ロシア最高検察庁が赤根智子所長らの身柄引き渡しを要求

ロシアの最高検察庁は8日、国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長ら9人の身柄引き渡しを、オランダを含む複数の国に求めたと発表した。news.tv-asahi.co.jpが報じた。ICCは2023年にウクライナでの戦争犯罪の疑いでロシアのプーチン大統領に逮捕状を出しており、ロシア側から強く敵視されている。赤根所長は2024年に日本人として初めてICCのトップに就任し、「すべてのことを背負うという気持ちでことに当たってきた」と語っている。

ノーベル平和賞の有力候補に挙がるICCと国際司法裁判所

9日に発表されるノーベル平和賞の有力候補の一つとして、ICCが挙がっているとnews.tv-asahi.co.jpやFNNプライムオンラインが伝えている。ノルウェーの研究所の予測などで注目を集めており、ICCだけでなく国際司法裁判所(ICJ)も受賞候補に含まれている。ICJの岩澤雄司所長のもとには歴代所長の肖像画が掲げられており、雅子さまの父である小和田恆氏もかつて所長を務めた。慶應義塾大学のフィリップ・オステン教授は、これら2つの司法機関が注目されることで大国による圧力への批判も出てくるのではないかと指摘している。

ICC赤根所長らの身柄引き渡しをオランダなどに要求 ロシア最高検察庁「法的根拠ないにもかかわらず、違法な逮捕状を発行」|TBS NEWS DIG

トランプ政権からの経済制裁とアメリカがICCを敵視する理由

アメリカのトランプ大統領はICCを「悪魔のような人々の集団だ」と名指しし、加盟国に対して即座の脱退を求めている。今年8月には赤根所長らが経済制裁の対象となった。FNNプライムオンラインの報道によると、トランプ政権はアメリカ兵の戦争犯罪に対する捜査や、2024年にイスラエルのネタニヤフ首相に対してICCが逮捕状を発付したことなどに激しく反発している。これに対し赤根所長は、世界で重大な犯罪を犯した人を訴追する役目を負っているとし、「脅威のために押しつぶされるようなことはありません」と述べている。

名古屋での凱旋講演と教え子らが明かす赤根所長の素顔

名古屋市出身の赤根所長は今年7月、アメリカからの制裁を受ける直前に地元・名古屋大学で講演を行った。FNNプライムオンラインによれば、記者から「怖くないですか」と問われた際、「裁判官は1人死んでも代わりはいくらでもいる。私たちの使命は、そんなことでくじけるものではない」と語ったという。ロースクール時代の教え子である社本洋典弁護士らは、赤根所長の人物像について「相手のことをちゃんと考えて、その人に向き合ってという人」と語り、今年8月からは制裁の撤回を求めて17万筆を超える署名を集め、1日に政府へ提出している。

ロシア最高検察庁がICCの赤根智子所長ら9人の身柄引き渡しを要求
写真:FNNプライムオンライン

国家元首の訪門と逮捕状執行を巡る国際法のジレンマ

ICCは独自の警察や執行機関を持っておらず、国家による協力が得られなければ身動きが取れない構造的な課題を抱えている。2024年にはICC加盟国のモンゴルをプーチン大統領が訪問したが、モンゴル警察が逮捕することはなく批判にさらされた。フィリップ・オステン教授の指摘によると、対象者が現職の国家元首である場合、ICCに対する協力義務を優先すべきか、国際法上の特権免除を重視すべきかというジレンマに加盟国が陥る可能性がある。世界における法の支配の最後の砦とされるICCを巡り、大国との緊張が続いている。

執筆者について: nipponese

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