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2025-11-15 08:30:00
- ケネス・タン氏はマレーシアのクアラルンプールで、3ベッドルームの家を92万マレーシア・リンギット(約2880万円)で購入した。
- 日本と北欧の要素を融合させた「ジャパンディ」様式を取り入れ、6カ月をかけてその古い家を洗練されたモダンな住まいに変えた。
- 「ときどき外出している途中に、無性に家に帰りたくなることがある」と、タン氏は語る。
2020年にパンデミックがマレーシアを襲ったとき、ケネス・タン氏は自分だけの空間が必要だと思った。
父親と継母が在宅勤務を始めると、家が狭くなったような気がした。「自分の部屋にずっと隠れていなければならない圧力を感じた」と、飲食料品業界で働くタン氏はBusiness Insiderに語った。
そこで、おもしろ半分で不動産情報サイトを眺め始めたところ、時間が経つにつれて、自分の家を持ちたいという思いが強くなっていった。

主要都市で不動産価格が高騰しているため、マレーシアでは若者の多くがマイホームを持てずにいる。ただし、マレーシアで親と同居しているミレニアル世代がどのくらいの割合を占めるのかは不明だ。マレーシア人口調査当局は、Business Insiderによる度重なるコメント要請に応じなかった。
アメリカ合衆国では、2023年の国勢調査によると、25歳から34歳の男性の19.7%、女性の12.3%が親と同居している。
「自分のコンドミニアムが必要だと思った。もっと狭い空間やワンルームでもよかった」と、タン氏(32歳)は語る。
タン氏は購入に踏み切る前に、まずエアビー(Airbnb)でコンドミニアムを数週間借りて、どんな感じか試してみることにした。
ひとり暮らしの自由は満喫できたが、高層階での生活はあまり気に入らなかった。
最終的に、2022年にマレーシアの首都クアラルンプールにある角地のテラスハウスを92万リンギット(約19万2000ドル:約2880万円)で購入した。

「スイミングプールがほしかったので、敷地はある程度必要だったが、広すぎる家も望んでいなかった。結局、角地にある平屋のテラスハウスを選んだ」とタン氏は説明する。
閑静な住宅街
その家は約153平方メートルの広さで、3つのベッドルームがある。ハッピーガーデンと呼ばれる地区にあって、両親の家と職場の両方から車で15分ほどの距離だ。

タン氏の推測では、その家は1960年代か70年代に建てられたものだ。
この物件に引かれたのは、建てられた当時の面影が残っていたからだ。前のオーナーは、そこに住んでいた数十年間、家をほとんどリフォームしていなかった。
「床も壁も屋根もオリジナルのままで、基本的にすべてがほぼ当時のままだった。リフォームが行われたことがないのがはっきりとわかった」

また、初めに予想していたよりも、その地域が気に入った。
「クチャイ・ラマと呼ばれる繁華街にとても近い」とタン氏は言う。「だから、かなりにぎやかな場所で、好きになれないかもと思っていたが、この家が建つ区画は、どういうわけかまったく雑踏を感じさせない」

その場所は移動に便利でありながら、閑静でもあった。
「にぎやかな商店街に歩いて行けるし、クアラルンプールの都心へも車で15分ほどだ」
タン氏の家はペトロナスツインタワーから10キロメートルちょっとしか離れていない。
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