ロイヤル・バークデールでの劇的な最終日
ライアン・フォックスが18番ホールでキャメロン・ヤングを逆転
2026年全英オープン選手権(The Open)は、イングランドのサウスポートにあるロイヤル・バークデール・ゴルフクラブで7月16日から19日にかけて開催され、劇的な結末を迎えました。最終日の勝負は、18番ホールでの最終組の争いに委ねられました。このホールでバーディを奪ったライアン・フォックスが、キャメロン・ヤングを追い抜いて優勝を飾りました。ヤングは先にクラブハウスリーダーとして通算9アンダーでホールアウトしていましたが、最終18番ホールでバンカーに捕まるなど苦戦し、惜しくも1打差の2位に終わりました。ヤングは最終ラウンドを64で回り、素晴らしい追い上げを見せましたが、メジャー大会での初優勝にはあと一歩届きませんでした。
サム・バーンズが大会記録の連続36ホールを達成
歴史的なスコアと記録の更新

今大会では、歴史的な記録も生まれました。29歳のサム・バーンズは、大会史上最高の連続36ホール(62、65)を記録し、通算10アンダーで最終ラウンドを迎えました。ルーカス・ハーバートとライアン・フォックスもそれぞれ62を記録し、全英オープンの記録に並ぶ好スコアを叩き出しました。特にバーンズは、6月の全米オープンで1打差の惜敗を喫した後の再挑戦となりましたが、最終成績では通算8アンダーで3位となりました。
最終成績のトップ10および獲得賞金は以下の通りです。
| 順位 | 選手名 | スコア | 賞金 |
|---|---|---|---|
| 1 | R. Fox | -10 | $3.2M |
| 2 | C. Young | -9 | $1.8M |
| 3 | S. Burns | -8 | $1.2M |
| 4 | S. Scheffler | -7 | $828K |
| 4 | T. Fleetwood | -7 | $828K |
| 6 | C. Jarvis | -6 | $551K |
| 6 | L. Herbert | -6 | $551K |
| 6 | S. Kim | -6 | $551K |
| 9 | R. Henley | -5 | $336K |
スコッティ・シェフラーとトミー・フリートウッドが4位タイで終了
注目選手たちの戦いと明暗

ディフェンディングチャンピオンであるスコッティ・シェフラーは、通算7アンダーの4位タイで今大会を終えました。シェフラーは世界ランキング1位として、パドレイグ・ハリントン以来となる全英オープン連覇を目指して戦いました。また、地元サウスポート出身のトミー・フリートウッドも同4位タイに入り、1992年のサー・ニック・ファルド以来となるイングランド人による全英オープン優勝という期待を背負って戦いましたが、悲願のメジャー初制覇には届きませんでした。
ブライソン・デシャンボーがペナルティ論争の渦中で14位タイ
その他の有力選手では、ブライソン・デシャンボーが通算4アンダーの14位タイでフィニッシュしました。大会期間中、デシャンボーはペナルティに関する論争の渦中にありましたが、シェフラーは「デシャンボーは決して不正を行うような選手ではない」と擁護するコメントを残しています。また、ロリー・マキロイは今大会を「ニュートラルな状態」と評し、次なる休息を心待ちにする様子を見せました。大会を通じて、硬く焼き付けられたコースはクラシックなリンクスとしての表情を見せ、選手たちに過酷な試練を与えました。
