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ハイエンドPC「XPS」がわずか1年で復活。デルがPCブランド戦略を変更した理由【CES 2026】 | Business Insider Japan

閉じるCESに見るテックトレンド矢印デルは個人向けフラグシップノートPC「XPS 14/16」をを発表した。出典:デルデル・テクノロジーズ(以下、デル)は1月5日(現地時間)、アメリカ・ラスベガスで開催中の「CES 2026」に合わせて、プレミアムノートPC「XPS」シリーズの新モデルを発表した。デルはCES 2025でPCブランド戦略を変更し、社名と同じ「Dell」ブランドへの統一を発表していた。XPSに関してだけだが、わずか1年で方針を転換したことになる。その背景と新型XPSに関する詳細を解説する。【参加無料】CESのリアルと未来をお届け。Business Insider&ギズモード両編集長が登壇するイベントを開催 | Business Insider Japan「みなさんが正しかった」ブランド戦略を撤回デル副会長兼最高執行責任者を務めるジェフ・クラーク(Jeff Clarke)氏。出典:デルデルは2025年のCESで、ブランド戦略の簡素化を発表。従来より限られたブランドで広範囲の市場をカバーする方針を掲げ、XPSやLatitude、Inspiron、Vostroなどの個人・法人向けPCブランドの廃止を発表していた。デルで副会長兼最高執行責任者を務めるジェフ・クラーク(Jeff Clarke)氏は、このブランド戦略変更に限界があったと認めた。「(顧客の)みなさんの声に耳を傾けなかったことをお詫びしたい。ブランドについて、みなさんが正しかった」と述べた。XPSブランド復活の決定打には複数の要因があった。メディアやエコシステムパートナーからの強いフィードバックに加え、グーグルや自社サイトの検索データを監視した結果、顧客がXPSから離れず、継続的に検索していることが判明したという。新しいXPSの天板にはロゴが配置されている。出典:デルPC業界は厳しい状況に直面している。Windows 10のサポート終了による買い替え需要は落ち着き、個人向けPCで広いシェアを持つインテル製CPUの世代交代も遅延。AI PCへの期待も、1年前の予測ほどには需要をけん引できていない。さらに、2026年にはメモリ不足が深刻化する見込みだ。デルはポートフォリオを改めて見直すことで、こうした逆境に対応しようとしている。デルのブランドポートフォリオ。出典:デル個人向けブランドは今後、メインストリーム製品に「Dell」、プレミアム製品に「XPS」ブランドを使用する構成になる(ゲーミングの「Alienware」は継続)。以前発表されていた「Dell Plus」階層は廃止となる。ただし、Latitude、Inspiron、Vostroの各ブランドは復活せず、法人向けには「Dell Pro」ブランドが継続する。薄さ14.6mm・27時間駆動「史上最高のXPS」XPSは高性能さと「軽量・薄型」が特徴のデバイスだ。出典:デルブランド復活第一号となる新型XPS 14およびXPS 16は、2026年1月からグローバルで展開される。筐体にはCNC加工アルミニウムフレームとコーニング製「ゴリラガラス3」を採用し、強化されたユニボディデザインを実現した。XPSのロゴが製品の天板中央に配置されるなど、デザイン面でもブランドの復活が反映されている。New XPSのキーボード面。ファンクションキー列とタッチパッドに改善がみられる。出典:デルキーボードは、前のXPSで廃止されていた物理的なファンクションキーを復活。キーは彫刻加工が施され、正確かつ高速なタイピングが可能になった。タッチパッドには微細なエッチング加工が施され、タッチ可能な範囲を判別しやすくなっている。ディスプレイは、2K解像度のLCDまたはタンデムOLEDから選択可能。可変リフレッシュレート技術(最大120Hz)を採用。メール作成時など動きの少ない作業の時は1Hzまで下がり、動画視聴時は120Hzまで上昇することで、自動的にバッテリー管理を行う。バッテリーは70Whrの容量を維持しながら、前世代比で23%小型化、12%軽量化を実現した。デルによると、ネットフリックスのストリーミング視聴時で最大27時間、ローカルビデオ再生で40時間以上の連続使用が可能だという。2K LCDでのバッテリー駆動時間の目安。出典:デルプロセッサーはインテルの「Core Ultraシリーズ(Series 3)」を搭載し、マイクロソフトの定めるAI PC規格「Copilot+PC」に準拠。Intel Arcグラフィックスと12 XEコアを内蔵し、前世代比50%のグラフィックス性能向上、最大57%のAI性能向上を実現している。ウェブカメラは8MPのものを搭載。デルは「ノートPCに統合されたものとしては最も薄く、狭い設計のもの」だと説明していた。本体の厚さは14.6mmと、XPS史上最も薄型設計に。重量はXPS 14が約1.36kg、XPS 16は約1.65kg。また、14インチモデルはアップルの「13インチMacBook Air」よりも小さな設置スペースを実現している。なお、デルは2026年中にさらにモバイルに特化した「XPS 13」も投入予定。新型のXPS 13は新型XPS 14/16開発時ロードマップになかったという新製品。厚さ13mm未満、「デル史上最も軽量かつ薄型XPSになる見込み」(クラーク氏)だという。XPS 14/16の主なスペック #ハイエンドPCXPSがわずか1年で復活デルがPCブランド戦略を変更した理由CES #Business #Insider #Japan

ハイエンドPC「XPS」がわずか1年で復活。デルがPCブランド戦略を変更した理由【CES 2026】 | Business Insider Japan

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2026-01-06 03:30:00

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CESに見るテックトレンド

矢印

デルは個人向けフラグシップノートPC「XPS 14/16」をを発表した。
出典:デル

デル・テクノロジーズ(以下、デル)は1月5日(現地時間)、アメリカ・ラスベガスで開催中の「CES 2026」に合わせて、プレミアムノートPC「XPS」シリーズの新モデルを発表した。

デルはCES 2025でPCブランド戦略を変更し、社名と同じ「Dell」ブランドへの統一を発表していた。XPSに関してだけだが、わずか1年で方針を転換したことになる。

その背景と新型XPSに関する詳細を解説する。

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「みなさんが正しかった」ブランド戦略を撤回

ジェフ・クラーク
デル副会長兼最高執行責任者を務めるジェフ・クラーク(Jeff Clarke)氏。
出典:デル

デルは2025年のCESで、ブランド戦略の簡素化を発表。従来より限られたブランドで広範囲の市場をカバーする方針を掲げ、XPSやLatitude、Inspiron、Vostroなどの個人・法人向けPCブランドの廃止を発表していた。

デルで副会長兼最高執行責任者を務めるジェフ・クラーク(Jeff Clarke)氏は、このブランド戦略変更に限界があったと認めた。「(顧客の)みなさんの声に耳を傾けなかったことをお詫びしたい。ブランドについて、みなさんが正しかった」と述べた。

XPSブランド復活の決定打には複数の要因があった。メディアやエコシステムパートナーからの強いフィードバックに加え、グーグルや自社サイトの検索データを監視した結果、顧客がXPSから離れず、継続的に検索していることが判明したという。

New XPSの天板
新しいXPSの天板にはロゴが配置されている。
出典:デル

PC業界は厳しい状況に直面している。Windows 10のサポート終了による買い替え需要は落ち着き、個人向けPCで広いシェアを持つインテル製CPUの世代交代も遅延。AI PCへの期待も、1年前の予測ほどには需要をけん引できていない。さらに、2026年にはメモリ不足が深刻化する見込みだ。

デルはポートフォリオを改めて見直すことで、こうした逆境に対応しようとしている。

デルのブランドポートフォリオ
デルのブランドポートフォリオ。
出典:デル

個人向けブランドは今後、メインストリーム製品に「Dell」、プレミアム製品に「XPS」ブランドを使用する構成になる(ゲーミングの「Alienware」は継続)。以前発表されていた「Dell Plus」階層は廃止となる。

ただし、Latitude、Inspiron、Vostroの各ブランドは復活せず、法人向けには「Dell Pro」ブランドが継続する。

薄さ14.6mm・27時間駆動「史上最高のXPS」

薄さと重さのスライド
XPSは高性能さと「軽量・薄型」が特徴のデバイスだ。
出典:デル

ブランド復活第一号となる新型XPS 14およびXPS 16は、2026年1月からグローバルで展開される。

筐体にはCNC加工アルミニウムフレームとコーニング製「ゴリラガラス3」を採用し、強化されたユニボディデザインを実現した。XPSのロゴが製品の天板中央に配置されるなど、デザイン面でもブランドの復活が反映されている。

New XPSのキーボード面
New XPSのキーボード面。ファンクションキー列とタッチパッドに改善がみられる。
出典:デル

キーボードは、前のXPSで廃止されていた物理的なファンクションキーを復活。キーは彫刻加工が施され、正確かつ高速なタイピングが可能になった。タッチパッドには微細なエッチング加工が施され、タッチ可能な範囲を判別しやすくなっている。

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執筆者について: nipponese

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