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ノルウェーのハラルド国王、細菌感染症で病状悪化し入院も容体は安定と王室発表

ノルウェーのハラルド国王(89)が、週末にかけて入院先で病状が悪化し、現在もオスロの国立病院で治療を受けていることが王室の発表で明らかになった。国王は血液の細菌感染症に対する抗生物質投与を受けており、王室は現在の容体を「安定している」と報告している。…

Norway's King Harald during a press conference on the royal yacht Norge in Aarhus, Denmark June 16, 2023

ノルウェーのハラルド国王(89)が、週末にかけて入院先で病状が悪化し、現在もオスロの国立病院で治療を受けていることが王室の発表で明らかになった。国王は血液の細菌感染症に対する抗生物質投与を受けており、王室は現在の容体を「安定している」と報告している。

ハラルド国王の病状と現在の治療状況

ノルウェー王室は日曜日、入院中のハラルド国王の健康状態が週末にかけて悪化したと発表した。国王は以前より、赤血球が体内での生成よりも速く破壊される溶血性貧血の治療を受けていた。今回の入院は、その治療過程で用いられていたコルチゾンの副作用による体液貯留が懸念されたことによる。国王は月曜日にオスロの国立病院(Rikshospitalet)へ入院し、検査と治療を受けている。

現在の治療方針について、王室は次のように説明している。「国王の健康状態は週末にかけて悪化した。国王は血液の細菌感染症に対して抗生物質による治療を受けており、この治療に反応している」と王室は声明で述べた。王室はまた、国王の容体は現在安定していると付け加えた。今後1週間以内に新たな健康状態のアップデートを行う予定であるとしている。

公務への影響と王位継承者の役割

国王の入院に伴い、公務体制にも変更が生じている。ハラルド国王は当初、2週間の病気休暇を取得する予定であったが、入院が長引いていることから、息子のホーコン王太子が引き続き摂政として国王の憲法上の職務を代行している。ホーコン王太子は、父である国王の不在時や不調時に定期的に摂政を務めてきたが、最近では妻のメッテ=マリット王太子妃が肺線維症の治療や肺移植を受けていることもあり、王太子自身の公務負担が増加している。

Harald
Photo: Royal Central

予定されていた公務の一部にも影響が出ている。国王は9月1日と2日に予定されていたトロンハイム地方への訪問をキャンセルしたが、ソニア王妃は予定通り訪問を行う。また、王室によると、ホーコン王太子の娘であるイングリッド・アレクサンドラ王女も、学業のため滞在していたオーストラリアから帰国し、家族の近くに留まっているという。

近年の健康問題と王室の背景

1991年に即位したハラルド国王は、現在ヨーロッパで最も高齢の君主である。近年、国王はたびたび入院を余儀なくされており、心臓ペースメーカーの装着や、今年2月にソニア王妃と訪れていたテネリフェ島での感染症および脱水症状による入院など、複数の健康上の課題を抱えてきた。これらの一連の健康問題により、国王は公的な活動や責任を縮小せざるを得ない状況が続いている。それでもなお、国王は退位の意思を否定しており、議会に対して行った生涯にわたる宣誓を重んじている。

King Harald and Queen Sonja of Norway at the Milano Speed Skating Stadium during the Milano-Cortina 2026 Winter Olympics in
Photo: Reuters
BREAKING NEWS: King Harald V’s Health Deteriorates as Palace Reveals New Infection.

国王の健康問題に加え、ノルウェー王室は今年、他の出来事でも注目を集めている。特に、ホーコン王太子の妻であるメッテ=マリット王太子妃の過去の交友関係に加え、彼女の連れ子であるマリウス・ボルグ・ホイビー氏が、6月に強姦罪で4年の実刑判決を言い渡された件が大きく報じられた。ホイビー氏はこの判決を不服として控訴している。一連の報道は王室の評判に影響を与えていると指摘されている。このような状況下で、入院中の国王のもとには、ソニア王妃、ホーコン王太子、メッテ=マリット王太子妃、および国王の姉妹らが病院を訪れ、見舞いを行っていることがノルウェーの新聞『Verdens Gang』などで報じられている。

執筆者について: nipponese

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