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ニューヨーク州司法長官、コーネル大学事件の特別検察官解任申し立てに反対意見書を提出

ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官は10月23日、コーネル大学のフラタニティで発生したとされるレイプ事件の特別検察官から自身を解任しようとする申し立てに対し、裁判所に反…

ニューヨーク州司法長官、コーネル大学事件の特別検察官解任申し立てに反対意見書を提出

ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官は10月23日、コーネル大学のフラタニティで発生したとされるレイプ事件の特別検察官から自身を解任しようとする申し立てに対し、裁判所に反対の意見書を提出しました。この事件を巡っては、被害を訴える女性を支援するジェームズ氏の過去の言動をめぐり、公平性を疑問視する弁護団との対立が続いています。

特別検察官の適格性をめぐる法廷闘争

ジェームズ氏のオフィスは、この申し立てについて「司法審査の対象外」であると指摘し、州知事による特別検察官の任命権限を無効化しようとする試みは認められないと反論しました。また、州側の弁護士は、現時点で刑事告訴は行われておらず、申し立て自体が「時期尚早」であり、法的根拠を欠いていると述べています。この法的な動きは、被告の一人であるギリオ・ロペス氏の弁護人によって主導されており、もう一人の元メンバーであるウィンストン・リー氏の弁護団も、ジェームズ氏を今後の大陪審手続きから除外するよう求める申し立てを行っています。

10月29日に予定されるサリバン郡での審理

サリバン郡の裁判所では、10月29日午後2時から、ジェームズ氏の特別検察官としての適格性を問う口頭弁論が予定されています。ジェームズ・R・ファレル裁判官は、キャシー・ホークル州知事とジェームズ司法長官の双方に対し、モンティセロの法廷に出廷するよう命じる命令書に署名しました。弁護側は、ジェームズ氏が任命前に自身のFacebookアカウントに投稿したメッセージが、被告に対する予断と偏見を明確に示していると主張しています。

ニューヨーク州司法長官、コーネル大学事件の特別検察官解任申し立てに反対意見書を提出
写真:AOL.com

「この若い女性が耐えなければならなかったことは、恐ろしく、受け入れがたいものです。私は彼女を心に留め、祈りを捧げています。彼女へ、そしてすべてのサバイバーへ:あなたたちは一人ではありません。私たちはあなたたちと共にあります。」

レティシア・ジェームズ、ニューヨーク州司法長官

ロペス氏の代理人を務める弁護士のアンドリュー・ミルテンバーグ氏は、メディアの取材に対し、「調査そのものは歓迎するが、彼女が担当することには反対だ」と述べ、公平性を維持することは不可能であるとの見解を強調しました。これに対し州側は、このSNS投稿は単なる被害者への共感を示すものであり、独立した公正な調査を行う能力を妨げるものではないと反論しています。

2024年の事件と捜査の経緯

この事件は、2024年10月19日にコーネル大学のChi Phiフラタニティで発生したとされています。被害を訴える女性「ジェーン・ドウ」氏は、パーティーの最中にケタミンを投与され、複数のメンバーから数時間にわたり性的暴行を受けたとして、今年9月14日に大学やフラタニティ、関連施設を相手取った民事訴訟を提起しました。当初、キャンパス警察が捜査を行い、トンプキンス郡地方検事局が証拠を検討しましたが、2024年11月に十分な証拠がないとして刑事告訴を見送っていました。

ニューヨーク州司法長官、コーネル大学事件の特別検察官解任申し立てに反対意見書を提出
写真:CBS News
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写真:Vox

その後、キャシー・ホークル州知事は、地元当局の対応に懸念を表明し、10月1日付の行政命令によってジェームズ氏を特別検察官に任命しました。この任命により、ジェームズ氏は捜査の再開、証拠の大陪審への提示、および刑事告訴の検討を行う権限を与えられました。ジェームズ氏は、事実と証拠、そして法律に基づいて総合的な調査を主導することに専念すると表明しています。

一方で、被告側の弁護団は、事件の翌日に被害者が送信したとされるテキストメッセージの内容が、現在の告訴内容と矛盾しており、当時の状況は同意に基づくものであったと主張しています。今回の審理は、事件の是非を問う裁判ではなく、誰が捜査を指揮する権限を持つかという手続き上の争点に焦点を当てたものとなりますが、その帰趨は今後の捜査方針に大きな影響を与えることになります。

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執筆者について: nipponese

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