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ドイツ政府、ライプツィヒ・ハレ空港へのドローン攻撃にロシアの関与を断定

ドイツ政府は1日、先月同国のライプツィヒ・ハレ空港で発生したウクライナの貨物機を狙った爆発物搭載ドローンによる攻撃について、ロシアの関与を正式に断定した。内相アレクサンダー・ドブリント氏は一連の事件がロシアによるハイブリッド作戦のパターンに合致すると指摘し、複数の対抗措置を発表した。…

ドイツ政府、ライプツィヒ・ハレ空港へのドローン攻撃にロシアの関与を断定

ドイツ政府は1日、先月同国のライプツィヒ・ハレ空港で発生したウクライナの貨物機を狙った爆発物搭載ドローンによる攻撃について、ロシアの関与を正式に断定した。内相アレクサンダー・ドブリント氏は一連の事件がロシアによるハイブリッド作戦のパターンに合致すると指摘し、複数の対抗措置を発表した。

ライプツィヒ空港でのドローン攻撃と捜査の全貌

ドイツ当局の発表と複数のメディア報道によると、事の発端は8月4日の夜にさかのぼる。同国の主要な国際貨物ハブであり、ウクライナ支援の拠点でもあるライプツィヒ・ハレ空港の敷地内で、ウクライナのウクライナ製アントノフ輸送機の近くに爆発物を積んだドローンが発見された。この爆発物は起爆装置の不具合により起爆せず、空港の地上作業員によって深夜近くに発見され処理された。

ドローンはケロシンで満たされた航空機の翼に着陸することを意図していたとみられている。最初のドローンが発見されてから約20分後には、2機目のドローンが近くを飛行していたDHLの貨物機と衝突した可能性があるとされ、同機は着陸やり直しを余儀なくされ迂回させられた。さらに事件から10日後の8月14日には、ライプツィヒ・ハレ空港に隣接するカベルスケタルの畑で、軍用爆薬ヘクソンの痕跡が確認された3機目のドローンが発見された。

The site of an ​attempted drone attack at ⁠Leipzig airport last month. Photograph: EPA ‌
Photo: irishtimes.com

また、ライプツィヒ・ハレ空港はドイツ軍やNATO同盟国が軍生物資の輸送に使用しているだけでなく、ウクライナのウクライナ製アントノフ輸送機の拠点ともなっている。さらに、フィンランドからルーマニアに至る東部フランジ沿いのNATO戦闘群への装備品配送やEU・同盟国のミッションを支援するため、ほぼ毎日稼働しているNATOの戦略的空輸国際ソリューション(SALIS)の本拠地でもある。2024年には、同空港の物流センターで焼夷装置が発火し、貨物機に積み込まれる前に貨物コンテナが炎上する事件も発生していた。

ドイツ政府によるロシアの関与断定と具体的な対抗措置

ベルリンでの記者会見において、アレクサンダー・ドブリント内相は、一連の事件がロシアによるハイブリッド作戦の確立されたパターンに完全に合致していると強調した。同氏は、政府としてロシアが8月4日のライプツィヒでのハイブリッド攻撃に責任を負っているとの結論に至ったと明言し、ドイツが再び標的にされるという前提のもとで警戒感を示した。フリードリヒ・メルツ首相も公共放送ARDのインタビューに対し、調査の完了と連邦政府内での対応に関する幅広い合意に達したことを明らかにし、数日中に明確な姿勢を示すと述べていた。

ドイツ政府、ライプツィヒ・ハレ空港へのドローン攻撃にロシアの関与を断定
Photo: Yahoo
Germany prepares to blame Russia for Leipzig airport drone attack

この発表に際し、ヨハン・ヴァデプール外相は具体的な外交的報復措置を明らかにした。ボンにあるロシア領事館を9月18日付で閉鎖するほか、ベルリンの中心部でロシアの文化的利益を代表し、スパイ活動やプロパガンダの拠点として利用されてきたとされる文化施設「ロシア・ハウス」の運営契約を解除する方針を示した。

The evidence is clear.

Mark Rutte, NATO事務総長

NATOの戦略的ハブとしての空港が抱えるリスクと国際的反応

事件を受けて欧州各国やNATOとの協調が進められる中、ロシアは一貫して関与を否定している。セキュリティ専門家や当局の間では、ロシアによるハイブリッド作戦の一環であるという見方が強まっていたが、モスクワ側は常にこれを退けてきた。

ヨハン・ヴァデプールドイツ外相は、ドイツが欧州における安定勢力であり、常に交渉の準備はできているが、いかなる形でも脅しには屈しないことをロシアは理解すべきだと述べた。

A police investigator works on the tarmac with a robot capable of defusing explosives near a Ukrainian Antonov cargo plane
Photo: BBC

欧州議会の安全保障・防衛委員会委員長を務めるマリー・アグネス・シュタック=ツィマーマン氏は、こうした事象を単なる「ハイブリッド攻撃」ではなく「実際の攻撃」と呼ぶべきであり、ロシアが黒幕であると明確に認めるべきだと主張した。一方、モスクワ側は一貫して関与を否定しており、ロシア大使館は過去の告発についてでっち上げられた挑発であり、ドイツにおける新たな反ロシアヒステリーの波であると非難している。

Berlin Set To Blame Moscow Over Foiled Drone Attack At Leipzig Airport | Germany-Russia Tensions
執筆者について: nipponese

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