日本語版
最新ニュース
日本

トランプ大統領が側近のNatalie Harp氏らに4万5千ドルの現金を贈与し連邦法違反の可能性

ドナルド・トランプ大統領が、側近のナタリー・ハープ(Natalie Harp)氏を含む3人のホワイトハウス職員に対し、それぞれ4万5,000ドルの現金を贈与していたことが、政権が公開した財務開示書類によって明らかになりました。この贈与は「休暇のための現金ギフト(Cash Gift for…

トランプ大統領が側近のNatalie Harp氏らに4万5千ドルの現金を贈与し連邦法違反の可能性

ドナルド・トランプ大統領が、側近のナタリー・ハープ(Natalie Harp)氏を含む3人のホワイトハウス職員に対し、それぞれ4万5,000ドルの現金を贈与していたことが、政権が公開した財務開示書類によって明らかになりました。この贈与は「休暇のための現金ギフト(Cash Gift for Holidays)」と記載されており、連邦職員への外部からの補足的な収入を禁じる連邦法に抵触している可能性があるとして、倫理的な懸念が広がっています。

連邦法違反の指摘とホワイトハウスの反論

今回の現金贈与について、元ホワイトハウス倫理担当首席弁護士のリチャード・ペインター(Richard Painter)氏は、連邦職員の給与を他のソースから補填することを禁止する連邦法に違反しているように見えると指摘しました。ペインター氏は、トランプ大統領がホワイトハウスでの政府勤務を財政的に容易にさせようとした意図が見えると述べ、「そのようなことはできない」と断言しています。

また、ミシガン大学の法学教授バーバラ・マクウェイド(Barbara McQuade)氏も、この贈与が倫理規則に違反しているとの見解を示しました。マクウェイド氏は、これらの規則は個人への忠誠心よりも米国への忠誠心を優先させるために存在しており、民間部門での慣習であったとしても、法を破ることは許されないと主張しています。

これに対し、ホワイトハウスの報道官デイビス・イングル(Davis Ingle)氏は、トランプ大統領が政府および民間部門の両方において、自身の周囲にいる人々や職員、補佐官にクリスマスプレゼントを贈る長年の慣習があることを強調しました。また、今回の贈与は職員の公的な政府業務とは無関係であり、関連する法的および倫理的基準の下で完全に許容されるものであるとして、違反の指摘を否定しています。

贈与を受けた職員の詳細

財務開示書類によると、4万5,000ドルの現金を受け取ったのは以下の3名です。いずれも年収15万ドルを得ていることが判明しています。

  • ナタリー・ハープ(Natalie Harp)氏:大統領の側近
  • マーゴ・マーティン(Margo Martin)氏(31歳):広報アドバイザー
  • チェンバレン・ハリス(Chamberlain Harris)氏(26歳):大統領執務室運営副責任者兼エグゼクティブ・アシスタント

ナタリー・ハープ氏と大統領の密接な関係

特にナタリー・ハープ氏とトランプ大統領の関係については、強い献身性が注目されています。ハープ氏は、大統領に好ましいニュース記事やSNSの投稿を常に提供し続けることから「人間プリンター(human printer)」というニックネームで知られています。2024年の選挙キャンペーン中には、大統領が好む紙形式で情報を渡すため、ポータブルプリンターを持って同行していました。

トランプ大統領が側近のNatalie Harp氏らに4万5千ドルの現金を贈与し連邦法違反の可能性
Photo: mlive.com
THIS IS WILD: Donald Trump personally gave his longtime aide Natalie Harp a $45,000 cash gift

また、ハープ氏の私的な忠誠心を示すエピソードとして、がん診断後にトランプ大統領が彼女の人生を救ったと信じていることや、大統領に近づくためにベッドミンスターのゴルフコースのロッカー室に住んでいたこと、さらには通常の座席を確保できなかった際にSUVのトランクに乗り込んでまで同行したことなどが報じられています。さらに、彼女が大統領に宛てた「あなたは私にとってすべてである」という内容の親密な手紙の存在も明らかになっています。

その他の論争と不透明な移動

ハープ氏を巡る議論は、政治的な場にも波及しています。ジョン・オソフ(Jon Ossoff)上院議員は、トランプ大統領がカタールの首長から贈られた「防備のない空飛ぶ宮殿」でハープ氏と共に旅をしていると揶揄し、大統領の職務姿勢を批判しました。

トランプ大統領が側近のNatalie Harp氏らに4万5千ドルの現金を贈与し連邦法違反の可能性
Photo: yahoo.com

また、7月8日にトルコを離れる際、イランからの脅威の可能性があったため、トランプ大統領は秘密の飛行機で移動しました。この際、ハープ氏やウォルト・ナウタ(Walt Nauta)氏ら側近は同行しましたが、マルコ・ルビオ(Marco Rubio)国務長官やスコット・ベセント(Scott Bessent)財務長官ら高官は、デコイ(囮)となったエアフォースワンに残されました。ホワイトハウスの記者団も、大統領が搭乗していないことを知らされないままエアフォースワンに乗り、出発前に窓のシェードを下げるよう指示されたと伝えられています。

BREAKING: Trump Reportedly Gave Natalie Harp a $45,000 Cash Gift, Disclosure Shows 🇺🇸🚨
執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。