2026年全英オープン選手権:ロイヤル・バークデールで迎える混戦のムービングデー
2026年全英オープン選手権は、イングランド・サウスポートのロイヤル・バークデールで開催されており、7月18日土曜日に第3ラウンドが進行中です。大会は「ムービングデー」を迎え、リーダーボードは非常に混戦した状況となっています。現在、サム・バーンズが通算9アンダーで単独首位に立っています。
第3ラウンドの戦況とリーダーボードの混戦
7月18日12時30分(ET)時点のリーダーボードでは、サム・バーンズが首位(-9)をキープし、ライアン・フォックス、シウ・キム、ルーカス・ハーバートが通算8アンダーで追う展開となっています。また、トミー・フリートウッド、キャメロン・ヤング、ジャクソン・サバーが通算7アンダーで続いています。さらに、ブライソン・デシャンボー、ルドヴィグ・オーベリ、スコッティ・シェフラーらが通算5アンダーのグループを形成しており、上位陣は極めて僅差で争っています。
金曜日の第2ラウンド終了時点で、78名の選手が1オーバーパー以上のスコアで予選を通過し、決勝ラウンドに進出しました。一方で、ジョーダン・スピース、ビクトル・ホブラン、ジャスティン・ローズ、そして全米オープン覇者のウィンダム・クラークらは予選落ちとなりました。
ブライソン・デシャンボーを巡るペナルティと論争
大会2日目は、ブライソン・デシャンボーを巡る騒動が大きな注目を集めました。デシャンボーは第5ホールにおいて、ボールのライを改善するために草を踏みつけたとして、競技委員会から2打のペナルティを科されました。この処分により、デシャンボーの第2ラウンドにおける好調な追い上げは一時的に停滞することとなりました。
この一件に関し、ロリー・マキロイはデシャンボーの行動について「かなり明白(pretty obvious)」であると発言し、率直な見解を述べています。
大会を彩る記録的な好スコアとルール運用
今大会では記録的な好スコアも飛び出しています。ルーカス・ハーバートは、メジャー大会の史上最少スコアに並ぶ「8アンダー 62」を記録しました。サム・バーンズも同様に「62」をマークし、リーダーボードの上位に浮上しました。また、ライアン・フォックスも今週の大会で「62」を記録しており、記録的なスコアが続出する展開となっています。
一方、新たな行動規範(conduct policy)の運用も注目されています。ジョン・ラームは第15ホールのティーショットが左に大きく逸れた際、怒りでクラブを地面に叩きつけましたが、これについてはペナルティの対象とはなりませんでした。
最終日に向けた展望
全英オープン選手権の歴史を振り返ると、優勝者は54ホール終了時点で首位から3打差以内の選手から出ることが多いとされています。過去には、2022年のセント・アンドリュースでキャメロン・スミスが4打差からの逆転優勝を果たした例もあります。また、優勝者の多くは最終日をトップ4以内で迎えており、2018年のカーヌスティで優勝したフランチェスコ・モリナリが、その圏外から逆転した直近の例となっています。
大会史上最大の逆転劇として知られるのは、1999年のカーヌスティでのポール・ローリーによるもので、最終ラウンド開始時点で首位と10打差あった状態から、ジャン・ヴァン・デ・ヴェルデの最終ホールでの崩れもあり、プレーオフを制して優勝を飾りました。
最終日のティータイムは、第3ラウンドの終了後に発表される予定です。選手たちは、2026年シーズン最後のメジャータイトルを懸け、ロイヤル・バークデールでの残りのホールに挑みます。
