WNBA史上初の記録的パフォーマンス
ケイトリン・クラークがゲインブリッジ・フィールドハウスで達成したWNBA史上初の40得点10アシスト
インディアナ・フィーバーのポイントガード、ケイトリン・クラークは、2026年7月17日金曜日にインディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで開催されたシアトル・ストーム戦において、WNBAの歴史に名を刻む圧巻の活躍を見せた。クラークはキャリアハイかつチームのフランチャイズ記録となる45得点を挙げ、さらに10アシストを記録。これにより、彼女はWNBA史上初めて「40得点・10アシスト」以上を同一試合で達成した選手となった。

キャリア通算200本目の3ポイントシュートを史上最速で決めたケイトリン・クラーク
さらに、この試合でクラークはキャリア通算200本目の3ポイントシュート成功という大きな節目にも到達した。この記録をわずか74試合目で達成し、WNBA史上最速の快挙となった。
試合は110-107でインディアナ・フィーバーがシアトル・ストームを下した。フィーバーは、もう一人のオールスター選手であるアライヤ・ボストンを欠く中での勝利となった。クラークは背中の怪我による出場時間制限を経て、この日は29分間プレーし、シアトルのディフェンスを支配した。
アリッサ・トーマスの暴力行為とアダム・シルバーの懸念
クラークの歴史的なシーズンは、彼女がオールスターのスターター候補として名前を挙げられるなど、リーグ内で大きな注目を集めている。一方で、コート外での出来事も波紋を呼んでいる。クラークは最近、フェニックス・マーキュリーの選手であるアリッサ・トーマスから喉を殴打される事案が発生したことについて公に言及した。クラークは、この暴力行為が試合の焦点となってしまっていることにフラストレーションを表明している。対するアリッサ・トーマスは、クラークがこの件について沈黙を貫いていることに対し、「私たちの命が脅かされている」と訴え、クラークの態度を批判している。

フィーバーのシーズンは熾烈な戦いが続いており、この日の勝利はチームにとって重要な意味を持つ。リーグ関係者やメディアからは、クラークのパフォーマンスがもたらす影響や、リーグにおける彼女の扱いについて様々な議論が交わされている。NBAコミッショナーのアダム・シルバーは、クラークが「政治的なフットボール(政争の具)」のように扱われるのは不公平であるとの見解を示している。
自己ベストを更新し続けるインディアナ・フィーバーのケイトリン・クラーク
クラーク自身は、怪我による出場制限や過酷な試合日程の中でも、常に高い基準を自分に課し続けている。今回の45得点という数字は、以前の自己ベストであった35得点を大幅に更新するものであり、彼女がリーグのトッププレイヤーの一人であることを改めて証明する形となった。
