1768210860
2026-01-07 02:00:00
香川大学大学院創発科学研究科修士1年の芝昌隆です。私は2025年夏季インターンシップで6週間、LINEヤフーのCloud Infrastructure本部に所属し、プライベートクラウドで提供しているソフトウェアロードバランサの追加機能開発に取り組みました。
LINEヤフーにおけるソフトウェアロードバランサ
LINEヤフーでは、Linux XDP(eXpress Data Path)をベースにLayer-4で動作する独自のソフトウェアロードバランサを開発し、社内クラウド基盤から利用できるようになっています。
インターンではこのSoftware L4LB(Layer 4 Load Balancer)に対して、バックエンドサーバに転送するリクエスト量の比率を設定可能にする「Weighted Load Balancing」の機能開発に取り組みました。また、この重みをバックエンドサーバの負荷状況に応じて動的に調整する「Dynamic Weighted Load Balancing」に発展させました。それぞれ記事の前半と後半で紹介します。
加重負荷分散
静的加重負荷分散
現在運用しているL4LBは、セッションを考慮しつつ、正常なバックエンドサーバに均等にリクエストを振り分けています。しかし、サーバごとにリクエストの割合を変えたいこともあります。例えばサーバの交換や、サーバ内で稼働するソフトウェアのバージョンアップ時に、リクエスト量を最初は少量から徐々に増加させたいような場合です。また、異なる性能のバックエンドサーバを持つヘテロジニアスな構成の場合、リクエスト量を均等ではなく性能比に応じて調整する必要があります。
これらを解決するために、L4LBに固定の比率でトラフィック量を調整できるようにする、「Static Weighted Load Balancing」機能を実装しました。

リニアモーターカールックアップテーブル
Software L4LBはどのようにしてトラフィックの振
#ソフトウェアロードバランサにおけるWeighted #Load #Balancingの実装と動的負荷分散への応用インターンレポート