セルビアの新議会発足に野党が抗議活動を展開

1707299814
2024-02-07 06:12:35

火曜日のセルビア国会開会式では、12月の解散選挙での不正投票疑惑をめぐり野党が抗議活動を展開し、緊張が高まった。

広告

ポピュリストのアレクサンダル・ブチッチ大統領が権力掌握を強めた12月の議会選挙と市議会選挙は、票の買収や投票箱の詰め込みなどの不正行為の報告によって台無しになっている。

新議会が最初の会期を開くと、野党議員らが議長台の周りに集まり、口笛を吹き、ブーイングをしたり、ブチッチ大統領が「選挙を盗んだ」と主張するプラカードを掲げたりした。

与党セルビア進歩党(SPP)の支持者らは、野党の抵抗は「愛国心」の欠如を示していると主張し、この抗議活動を非難した。

野党議員は慣例のように議場で与党議員と一緒に宣誓を行うことを拒否し、代わりにロビーで行うことを選択した。

野党議員のボルコ・ステファノビッチ氏は、「国民は、これが通常の議会ではなく、セルビア国民の意志に基づいて構築されたものでもなく、選挙の窃盗に基づいて構築されたものであることを理解したと思う」と述べた。

ブチッチ氏率いる与党SPPのミロシュ・ヴチェヴィッチ党首は、野党勢力が「我が国と我が国国民に影を落としている」と非難し、野党勢力の抗議活動が「国民に、自分たちにとって祖国も国家も一つではないことを示した」と主張した。

SPPは12月に定数250の議会で129議席を獲得した。 野党連合「暴力反対セルビア」は65議席で大きく2位に終わった。

OSCEの国際調査団は暫定報告書の中で、議会選挙と地方選挙が「厳しい発言、メディアの偏見、公務員への圧力、公共資源の悪用によって損なわれた」ことを明らかにした。

欧州議会は木曜日に投票に関する宣言を発表する予定だ。 野党当局者らは、報告書には次のステップに関する勧告が含まれるとみられているため、与党が初議会の開催を急いでいると述べた。

#セルビアの新議会発足に野党が抗議活動を展開

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

Recent News

Editor's Pick