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2025-07-12 08:30:00
- スコットランド人の男性が廃屋となっていたコテージを購入し、11カ月をかけてタイニーホームに改築した。
- オーナーのジョージ・ダネット氏は、改築におよそ10万2500ポンド(約2050万円)を費やしたと見積もっている。
- 28歳のダネット氏は、改築には予想したよりもはるかに多くの費用が必要になったと語る。
ジョージ・ダネット氏は、スコットランドのエディンバラから北に約1時間の場所にあるキネスウッドという小村で育ち、何年ものあいだ、実家から通りを少し下った場所にある2階建ての廃コテージの前を通り過ぎていた。

村にはすてきな家がたくさんあったが、この建物は今にも朽ち果てそうな数少ない建物のひとつだった。コテージは古くて風化し始めていて、石造りの壁にはたくさんの亀裂が走っていた。
「かなり荒廃していて、こんな状態で放置されているのは少し残念だといつも思っていた」と、28歳の動画編集者であるダネット氏はBusiness Insiderに語る。
それでも、その建物には可能性があると思えた。
ダネット氏はコテージを購入し、初めてのマイホームづくりに取りかかることにしたが、簡単ではなかった。37平米のコテージには断熱材がなく、水道も通っていなかった。まともな床さえなかった。

ダネット氏は2020年10月に5万5386ポンド(約1100万円)でその物件を購入した。Business Insiderはダネット氏の購入証明書を通じて価格を確認した。
「床は基本的に地面と泥だけ。コンクリートの床はなかった」とダネット氏は語る。「窓の状態も悪く、屋根もかなりの作業が必要だった。基本的に建物の殻しかなかった」
かなり古かったため、安全上の理由から基礎の一部も補強する必要があった。
「カーテン選びなどといった内装に取りかかる前に、家の構造そのものをかなり直さなければならなかった」とダネット氏は付け加えた。
内部は厚いほこりとクモの巣で覆われていた。住居としては50年以上使われていなかったが、前の所有者たちは倉庫として利用していた。

「村には、長年をかけてあちこちで手に入れたたくさんの不動産を所有している家族がいる」とダネット氏は語る。「ここもその家族が所有していた物件のひとつだ」
村の人々から聞いた話から、ダネット氏はこの建物が1700年代に由来し、宗教書の製本や配布の場所として使われていたと考えている。
「人々の話だと、ここはかつて教会に隣接していたが、その教会は取り壊されて隣の住人の庭になったそうだ」
物品を片付けたあと、ダネット氏は外部の請負業者の助けを借りて家の状態を調査した。

家の内部は上階にも下階にも仕切り壁がないため、部屋に分かれていない。
古い暖炉と頼りない木の階段を除いてほとんど何もなかったそうだ。
建築業者は安全上の理由から、壁を補強するだけでなく古い暖炉を板で塞ぐ必要もあると判断した。

煙突があった側の壁は内部に空洞があって不安定であることがわかった、とダネット氏は語る。
「私がそこに住んでから崩壊したら、もちろん悪夢だ」
ダネット氏は建築業者と協力して狭いスペースを最大限に活用し、自分好みにデザインした。

計画では下の階にふたつの部屋をつくり、寝室とバスルームにするつもりだった、とダネット氏は語る。2階を、リビング、キッチン、ダイニングを組み合わせたスペースにする予定だった。
床をまともなものにするためにセメントを敷いたあと、建築業者は上階の天井を高くし、壁に断熱材を加えた。
「寒い冬、断熱材をすべて入れ終えたあとにここに来ると、実際にそこそこ暖かくて心地よかった」とダネット氏は言う。ただ、家の内側でもとのレンガの壁を露出させられなかったのは残念だった。
屋根の修理は予想していたよりもはるかに大がかりになった。

建築業者は屋根の強度が足りず、防水にも問題があることを発見した、とダネット氏は説明し、こう付け加えた。「そのため、足場代とそれに続く修理作業に、予想以上の高額を支払わなければならなくなった」
外壁を覆う石材が欠けていたため、石工に修理を依頼する必要もあった。

「石壁を安全にし、防水性を高めるために、石工はセメント充填をすべてやり直さなければならなかった」とダネット氏は言う。
家の正面には新しい窓を、屋根には天窓を追加した。

外部の改修が完了すると、建物は家らしくなった。
「窓のおかげで、建物内が自然光でたっぷりと満たされ、通りにある空っぽの建物ではなく家らしい見た目になった」とダネット氏は語る。
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