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カール・ブッシュビー氏、乗り物を使わず28年で5万キロを歩き英国に帰還

乗り物を一切使わずに南米から28年かけて5万キロを歩き続けた冒険家カール・ブッシュビーさんが、英仏海峡を泳ぎ切って英国へ上陸したと、広報担当者が6日に明らかにした。元空挺部隊員であるブッシュビーさんは、29か国を巡る壮大な徒歩の旅を完遂した。. 元空挺部隊員カール・ブッシュビーさんが28年をかけた徒歩の旅 冒険家のカール・ブッシュビーさんは1998年11月、南米チリのプンタアレナスを出発した。飛行機や列車、船、車両などの乗り物を一切使わずに、英北部ハル近郊にある母親の自宅を目指す過酷な旅を開始した。元空挺部隊員としての経験を胸に、自らの足だけで進む道のりを選んだ。 英仏海峡の泳ぎ切りとイギリス南東部への上陸 28年の歳月を経て計29か国を巡ったブッシュビーさんは5日午後、英仏海峡を泳いで渡り、英南東部に上陸したと広報担当者が6日に明らかにした。安全上の観点から、海峡横断については事前に公表していなかった。ドーバーのすぐ南に位置するシェイクスピア・ビーチで水から上がったブッシュビーさんは、家族や友人らに迎えられた。 ビザ発給の遅れや世界金融危機による度重なる中断 旅の途中では何度も足止めを喰らった。ロシア政府からビザがなかなか発給されなかったほか、2008年の世界金融危機や新型コロナウイルスのパンデミックでも中断を余儀なくされた。問題が解消されるまでの間は主にメキシコに滞在し、再開可能になると中断した場所へと戻り、徒歩の旅を再開した。 映画監督ヴェルナー・ヘルツォーク氏と制作会社の長年の支援 シェイクスピア・ビーチには、この旅程を記録し、長編ドキュメンタリー映画『ウォーク・オブ・ライフ』を手掛けているドイツ人映画監督ヴェルナー・ヘルツォーク氏と撮影クルーの姿もあった。映画の制作会社は過去16年間にわたり資金面や物流面でブッシュビーさんを支援し、旅の様子を自ら記録するための機材提供や映像アーカイブの管理を行ってきた。 南北アメリカ大陸縦断からユーラシア大陸踏破までの軌跡 この壮大な旅でブッシュビーさんは、南北アメリカ大陸を縦断し、アラスカからロシアへ向けてベーリング海峡を渡った。その後、ユーラシア大陸を東から西へと陸路で踏破し、英国に戻ることに成功した。先月、フランス北部でAFPの取材に応じた際には、英国で普通の生活に戻ることに一抹の不安をのぞかせていた。 完全に無一文からのスタートとなる英国での今後の生活 ブッシュビーさんは6日に「これだけの年月を経て、英国の土を踏むのは実に気分が良い」とコメントし、「決して簡単な道のりではなかったが、それこそが目的の一部だった。自分には、思っている以上の能力があると証明すること。人は誰しも、想像以上のことを達成できる」と語った。先月の取材では「完全に無一文でのスタートになる。再び社会人として地に足の着いた生活を送れるようやっていかなければならない」と述べ、社会復帰への思いを明かしている。

カール・ブッシュビー氏、乗り物を使わず28年で5万キロを歩き英国に帰還

乗り物を一切使わずに南米から28年かけて5万キロを歩き続けた冒険家カール・ブッシュビーさんが、英仏海峡を泳ぎ切って英国へ上陸したと、広報担当者が6日に明らかにした。元空挺部隊員であるブッシュビーさんは、29か国を巡る壮大な徒歩の旅を完遂した。.

元空挺部隊員カール・ブッシュビーさんが28年をかけた徒歩の旅

冒険家のカール・ブッシュビーさんは1998年11月、南米チリのプンタアレナスを出発した。飛行機や列車、船、車両などの乗り物を一切使わずに、英北部ハル近郊にある母親の自宅を目指す過酷な旅を開始した。元空挺部隊員としての経験を胸に、自らの足だけで進む道のりを選んだ。

英仏海峡の泳ぎ切りとイギリス南東部への上陸

28年の歳月を経て計29か国を巡ったブッシュビーさんは5日午後、英仏海峡を泳いで渡り、英南東部に上陸したと広報担当者が6日に明らかにした。安全上の観点から、海峡横断については事前に公表していなかった。ドーバーのすぐ南に位置するシェイクスピア・ビーチで水から上がったブッシュビーさんは、家族や友人らに迎えられた。

ビザ発給の遅れや世界金融危機による度重なる中断

旅の途中では何度も足止めを喰らった。ロシア政府からビザがなかなか発給されなかったほか、2008年の世界金融危機や新型コロナウイルスのパンデミックでも中断を余儀なくされた。問題が解消されるまでの間は主にメキシコに滞在し、再開可能になると中断した場所へと戻り、徒歩の旅を再開した。

映画監督ヴェルナー・ヘルツォーク氏と制作会社の長年の支援

シェイクスピア・ビーチには、この旅程を記録し、長編ドキュメンタリー映画『ウォーク・オブ・ライフ』を手掛けているドイツ人映画監督ヴェルナー・ヘルツォーク氏と撮影クルーの姿もあった。映画の制作会社は過去16年間にわたり資金面や物流面でブッシュビーさんを支援し、旅の様子を自ら記録するための機材提供や映像アーカイブの管理を行ってきた。

南北アメリカ大陸縦断からユーラシア大陸踏破までの軌跡

この壮大な旅でブッシュビーさんは、南北アメリカ大陸を縦断し、アラスカからロシアへ向けてベーリング海峡を渡った。その後、ユーラシア大陸を東から西へと陸路で踏破し、英国に戻ることに成功した。先月、フランス北部でAFPの取材に応じた際には、英国で普通の生活に戻ることに一抹の不安をのぞかせていた。

完全に無一文からのスタートとなる英国での今後の生活

ブッシュビーさんは6日に「これだけの年月を経て、英国の土を踏むのは実に気分が良い」とコメントし、「決して簡単な道のりではなかったが、それこそが目的の一部だった。自分には、思っている以上の能力があると証明すること。人は誰しも、想像以上のことを達成できる」と語った。先月の取材では「完全に無一文でのスタートになる。再び社会人として地に足の着いた生活を送れるようやっていかなければならない」と述べ、社会復帰への思いを明かしている。

執筆者について: nipponese

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