ウィスコンシン州とミネソタ州で火曜日に実施される民主党の予備選挙において、党内の進歩派(左派)と中道派の候補者が激しく争っています。
ウィスコンシン州知事選
ウィスコンシン州の知事指名争いでは、民主社会主義者を自称する州下院議員のフランチェスカ・ホン氏が、ミルウォーキー郡執行委員のデビッド・クロウリー氏を相手に世論調査でリードを維持しています。現職のトニー・エバース知事が再選に立候補しないため、指名枠が空いた形となりました。
このレースは紆余曲折を経て現在の構図となりました。当初はマンデラ・バーンズ前副知事やサラ・ロドリゲス副知事らも立候補していましたが、ロドリゲス氏は資金不足を理由に撤退しました。クロウリー氏も一度は撤退しロドリゲス氏を支持しましたが、後に「誤ったデータに基づいた決定だった」として出馬を表明し、エバース知事の支持を得て中道派として立候補しています。また、バーンズ氏は7月30日に、ホン氏が指名されることは明らかであるとして撤退を表明しました。これは、バーンズ氏が党内での立場を利用して若い成人女性と性的関係を持っていたという疑惑について、ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル紙が調査していたタイミングと重なりました。バーンズ氏はこの疑惑について言及しておらず、犯罪で起訴もされていません。
ホン氏は2020年に警察予算の削減を支持した経歴がありますが、現在はその立場を否定しています。民主党の戦略家の中には、ホン氏が党の支持基盤には訴えかけるものの、本選挙ではリスクになると懸念する声もあります。民主党の指名候補者は、11月に共和党のトム・ティファニー下院議員と対戦します。
ミネソタ州上院選
ミネソタ州では、空席となった上院議員の指名を巡り、ペギー・フラナハン副知事と、中道派のアンジー・クレイグ下院議員が争っています。