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イラン ホルムズ海峡封鎖をめぐって攻撃拡大

2026年9月15日、紅海情勢とホルムズ海峡の封鎖をめぐり、イラン、フーシ派、サウジアラビア間で軍事的・外交的な緊張が急激に高まっている。サウジアラビア国内では、フーシ派のドローンや弾道ミサイルによる攻撃が拡大し、石油輸送ルートにも影響が及んでいる。…

イラン ホルムズ海峡封鎖をめぐって攻撃拡大

2026年9月15日、紅海情勢とホルムズ海峡の封鎖をめぐり、イラン、フーシ派、サウジアラビア間で軍事的・外交的な緊張が急激に高まっている。サウジアラビア国内では、フーシ派のドローンや弾道ミサイルによる攻撃が拡大し、石油輸送ルートにも影響が及んでいる。

Red Sea and Hormuz Strait Tensions Reach Critical Point in September 2026

Iran and Saudi Arabia Clash Over Hormuz Strait Meeting

イランはホルムズ海峡における支配権を強化するため、オマーンとの間で2026年9月14日に開催予定だった会議を巡り、サウジアラビアやオマーンとの対立を深めている。イラン外務省のエスマイル・バガエイ報道官は、サウジアラビアが会議の延期を要請したことを明らかにし、同国がホルムズ海峡のエネルギーインフラを攻撃したことで関係が悪化したと述べた。サウジアラビアはイランとオマーンの提案に反対し、ホルムズ海峡でのイランの「選択的通関料」を懸念していた。

Houthis Broaden Attacks, Targeting New Saudi Cities

フーシ派は2026年9月14日から攻撃を拡大し、紅海沿岸の複数の都市を標的にした。サウジアラビアのCivil Defenseは、2026年9月14日から15日にかけての24時間で、ホルムズ海峡封鎖開始以来で最多となる攻撃警報を発令した。対象となった地域には、ナジャン、カミス・ムシャイト、アーバ、ジザーンなどの地域が含まれ、ヨンブー、ジッダ、アル・ウラ、マッカなど、これまでホルムズ海峡封鎖中に攻撃されたことがない地域にも警報が発令された。フーシ派の軍事メディアセンターの幹部は、ジッダやヨンブーへの攻撃を威嚇し、サウジアラビアがイエメンでの軍事行動を停止するまで攻撃を継続すると警告した。

U.S. Mine Clearance Undermines Iran’s Strait Control

ホルムズ海峡でのイランの支配力は、2026年8月にアメリカが海峡の爆弾を掃討したことで低下した。イラン革命防衛隊(IRGC)は、2026年9月12日にパナマ船籍の船が海峡南ルートを通過中に地雷に遭遇したと偽りを広めたが、米国中央軍(CENTCOM)はこれを否定し、イラン軍がオマーン沿岸の停泊船をターゲットにしたドローン攻撃を行ったと述べた。IRGCは、米国が爆弾を掃討したことを受けて、海峡に大量の地雷が残っていると偽る行為を繰り返しており、イランの支配力が低下していることを示唆する。イランの国家メディアは、2026年9月14日にイランがホルムズ海峡を完全に制御できていないことを認めた。

Iran’s Diplomatic Leverage Amid Military Posturing

ホルムズ海峡の封鎖をめぐる対立は、イランの外交官や革命防衛隊関係者が2026年9月13日に米国紙ニューヨーク・タイムズに語った内容にも反映されている。この情報は、イラン政権が米国との交渉復帰を図る一方で、米国や商用船への攻撃を激化させ、原油価格を高騰させる戦略を模索していることを示している。イランの対米交渉を推進する官僚は、イラン革命防衛隊の硬派な勢力が政権の主導権を握っており、米国との軍事的衝突を避けるための努力を妨げていると述べた。

Saudi Bombing Campaign Supports Houthis, Escalates Regional Conflict

一方で、サウジアラビアは2026年7月以降、イエメンでフーシ派との戦闘を支援するための空爆を継続しており、ホルムズ海峡の封鎖がこの戦闘を支えている。フーシ派は、サウジアラビアがイエメンでの軍事行動を中止するまで、攻撃を拡大すると警告している。また、ホルムズ海峡を通過する石油輸送量の増加は、イランが海峡を完全に制御できていないことを示唆し、イランの経済的・戦略的利権に影響を及ぼしている。

イラン ホルムズ海峡封鎖をめぐって攻撃拡大
Photo: Institute for the Study of War
執筆者について: nipponese

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