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アップルが10年であきらめた電気自動車を、シャオミは3年で作った | Business Insider Japan

シャオミの電気自動車「SU7」が3月末に中国で発売される。 シャオミ アップルは2月に電気自動車プロジェクトを中止した。 一方、中国のスマートフォンメーカー、シャオミは、電気自動車の販売を開始すると発表した。 シャオミ初のEVは3月末に中国で発売される。 2024 年 2 月アップル(Apple)は電気自動車(EV)をつくるという夢を断念した。その一方で、iPhoneメーカーであるアップルの中国における最大のライバルのひとつが、EVの夢を達成しようとしている。 北京を拠点とするスマートフォンメーカーのシャオミ(Xiaomi)は、中国全土の30都市で、同社初のEV「Speed Ultra 7(SU7)」を3月28日から販売する計画を発表し、アップルができなかったことを実現しようとしている。 これはシャオミの共同創業者でCEOを務める億万長者のレイ・ジュン(雷軍)による偉業だ。シャオミが家電の枠を超えてEVに挑戦すると発表してからわずか3年後にEVの発売にこぎつけたのだから。 シャオミのレイ・ジュンCEO。 中国フォトプレス/ゲッティイメージズ 2023年12月、レイは100台の車を運転した経験をX(旧ツイッター)に投稿した。それは「それぞれの長所から学び」、競争力のある車を作るために必要だと感じた「実体験」を得るためだった。そしてその努力は実を結んだようだ。シャオミによると、SU7はわずか2.78秒で時速100kmまで加速できるという。 レイは3月12日、Xにこう投稿している。 「EV開発の旅が3周年を迎えようとしており、『Fight for Xiaomi EV』は私とチームを鼓舞し続けている。すばらしい車を作るという決意に変わりはない!」 アップルと同様、シャオミはスマートフォンで有名だ。Counterpoint Researchの2024年のデータによると、中国ではスマホ市場におけるシャオミのシェアは13.8%で、アップルの15.7%にわずかに及ばない。 一方、アップルが10年をかけてできなかったことを、シャオミは実現させた。それがなぜなのかを問うのは価値があることだろう。 アップルは、EVの販売を少なくとも2028年まで延期しなくてはならないというリスクをすでに負っていたが、さらに生産上の問題に直面し、自動運転機能の野心的な設計を見直すことを余儀なくされたため、EVプロジェクトを中止することになった。 ブルームバーグが2020年に報じたところによると、アップルは「Bread Loaf」と愛称がつけられたミニバンのプロトタイプの試験運転をアリゾナで行ったが、さらなる改良が必要となり、これまでこの車に費やされてきた年間約10億ドル(約1500億円)という資金を正当化するのが困難になってきたのだという。 一方、シャオミは中国の既存のEV産業基盤をうまく利用している。例えば、北京汽車集団(BAIC)と提携したことで、製造許可の迅速な取得といった利益を得られるようになったとブルームバーグが報じている。この提携により、シャオミは年間約20万台のEVを製造できるようになる。 シャオミ初の電気自動車「SU7」を発表するレイ・ジュンCEO。 フィレンツェLO/ロイター もちろん、シャオミが今すぐEVを販売できるからといって、その成功が約束されているわけではない。 テスラ(Tesla)やBYDといったライバルの自動車メーカーが、消費者を引きつけるために価格競争を繰り広げており、EV市場は厳しい状況にある。 シャオミはまだSU7の価格を発表していないが、「プレミアム」市場を狙っている。だがEVメーカー各社が需要鈍化に直面している中国では、その市場を狙うのは難しいかもしれない。 それでもシャオミは、アップルが10年間夢見てきたことをやってのけた。ティム・クック(Tim Cook)は、クパチーノのアップル本社から「実現できなかった夢」をながめることになるのだろう。 #アップルが10年であきらめた電気自動車をシャオミは3年で作った #Business #Insider…

アップルが10年であきらめた電気自動車を、シャオミは3年で作った | Business Insider Japan

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2024-03-21 00:00:00

シャオミの電気自動車「SU7」が3月末に中国で発売される。

シャオミ

  • アップルは2月に電気自動車プロジェクトを中止した。
  • 一方、中国のスマートフォンメーカー、シャオミは、電気自動車の販売を開始すると発表した。
  • シャオミ初のEVは3月末に中国で発売される。

2024 年 2 月アップル(Apple)は電気自動車(EV)をつくるという夢を断念した。その一方で、iPhoneメーカーであるアップルの中国における最大のライバルのひとつが、EVの夢を達成しようとしている。

北京を拠点とするスマートフォンメーカーのシャオミ(Xiaomi)は、中国全土の30都市で、同社初のEV「Speed Ultra 7(SU7)」を3月28日から販売する計画を発表し、アップルができなかったことを実現しようとしている。

これはシャオミの共同創業者でCEOを務める億万長者のレイ・ジュン(雷軍)による偉業だ。シャオミが家電の枠を超えてEVに挑戦すると発表してからわずか3年後にEVの発売にこぎつけたのだから。

シャオミのレイ・ジュンCEO。

シャオミのレイ・ジュンCEO。

中国フォトプレス/ゲッティイメージズ

2023年12月、レイは100台の車を運転した経験をX(旧ツイッター)に投稿した。それは「それぞれの長所から学び」、競争力のある車を作るために必要だと感じた「実体験」を得るためだった。そしてその努力は実を結んだようだ。シャオミによると、SU7はわずか2.78秒で時速100kmまで加速できるという。

レイは3月12日、Xにこう投稿している。

「EV開発の旅が3周年を迎えようとしており、『Fight for Xiaomi EV』は私とチームを鼓舞し続けている。すばらしい車を作るという決意に変わりはない!」

アップルと同様、シャオミはスマートフォンで有名だ。Counterpoint Researchの2024年のデータによると、中国ではスマホ市場におけるシャオミのシェアは13.8%で、アップルの15.7%にわずかに及ばない。

一方、アップルが10年をかけてできなかったことを、シャオミは実現させた。それがなぜなのかを問うのは価値があることだろう。

アップルは、EVの販売を少なくとも2028年まで延期しなくてはならないというリスクをすでに負っていたが、さらに生産上の問題に直面し、自動運転機能の野心的な設計を見直すことを余儀なくされたため、EVプロジェクトを中止することになった。

ブルームバーグが2020年に報じたところによると、アップルは「Bread Loaf」と愛称がつけられたミニバンのプロトタイプの試験運転をアリゾナで行ったが、さらなる改良が必要となり、これまでこの車に費やされてきた年間約10億ドル(約1500億円)という資金を正当化するのが困難になってきたのだという。

#アップルが10年であきらめた電気自動車をシャオミは3年で作った #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

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