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「ホモ・ナレディ」発掘洞窟の個体 全員女性か?新研究で性別解明

南アフリカのライジング・スター洞窟系で発見された化石人類「ホモ・ナレディ」の個体が、すべて女性である可能性が浮上しました。2026年6月に発表された研究で、歯のエナメル質に含まれるタンパク質を分析した結果、男性特有のマーカーが検出されなかったためです。この発見は、彼らの埋葬習慣や社会構造に関する議論を深めています。 歯のエナメル質が明かした「ホモ・ナレディ」の性別 研究チームは、X染色体に関連するタンパク質「AMELX」と、Y染色体に関連する「AMELY」の有無を調査しました。その結果、分析されたすべてのサンプルからAMELYのシグナルが検出されなかったのです。コペンハーゲン大学グローブ研究所の古タンパク質専門家、エンリコ・カッペリーニ氏は、

歯のエナメル質が明かした「ホモ・ナレディ」の性別

南アフリカのライジング・スター洞窟系で発見された化石人類「ホモ・ナレディ」の個体が、すべて女性である可能性が浮上しました。2026年6月に発表された研究で、歯のエナメル質に含まれるタンパク質を分析した結果、男性特有のマーカーが検出されなかったためです。この発見は、彼らの埋葬習慣や社会構造に関する議論を深めています。

歯のエナメル質が明かした「ホモ・ナレディ」の性別

研究チームは、X染色体に関連するタンパク質「AMELX」と、Y染色体に関連する「AMELY」の有無を調査しました。その結果、分析されたすべてのサンプルからAMELYのシグナルが検出されなかったのです。コペンハーゲン大学グローブ研究所の古タンパク質専門家、エンリコ・カッペリーニ氏は、<a href="https://www.smithsonianmag.

なぜ男性の痕跡が見当たらないのか

この分析結果に対し、発掘調査を主導した古人類学者のリー・バーガー氏は、<a href="https://www.nationalgeographic.

「こうした結果が出たとき、多くの科学者が非常に神経質になりました。これは我々が予想していたことではありませんでした」リー・バーガー氏(古人類学者)

科学界では、「証拠がないことは、存在しないことの証明ではない」というカール・セーガンの言葉が引用されるように、慎重な見方が広がっています。男性がこの場所に埋葬されなかったのか、あるいは男性の骨が未発見の場所に残されているのか、現時点では結論が出ていません。バーガー氏は、洞窟系にはまだ数十体もの骨格が眠っている可能性があると推測しています。

科学における「美しい皮肉」

今回の発見には、興味深い経緯も伴っています。ライジング・スター洞窟の入り口は極めて狭く、通過するには高い身体的条件が求められます。そのため、初期の調査チームには女性の研究者が多く参加していました。結果として、この「女性のみかもしれない」という発見に至る過程そのものが、女性研究者たちの手によって進められたという事実は、科学史における一つの象徴的なエピソードとして受け止められています。

<a href="https://archaeology.

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執筆者について: nipponese

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