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2025-07-26 23:30:00
- ナビゲーションアプリ、ウェイズの共同創業者であるウリ・レヴィンは、現在生まれている子どもたちは将来車を運転しないだろうと予想している。
- レヴィンは、今後10年以内に、有料の移動や交通サービスのほとんどが自動運転になると話している。
- 彼は、自動運転車への変化を、エレベーターの操作担当者が不要になったことに例えている。
実業家のウリ・レヴィン(Uri Levine)は「ウェイズ(Waze)」などナビゲーション関連のスタートアップ企業立ち上げに関わった人物だ。ウェイズは2013年に約10億ドルでグーグル(Google)に売却されている。
しかし、彼は今生まれている子どもたち、いわゆる「ベータ世代(Generation Beta)」は、将来ハンドルを握ることはなくなると予想している。
「彼らは運転しなくなるだろう」とレヴィンはBusiness Insiderの取材で語った。
「さらにその次の世代になれば、『かつて自分で車を運転していた』と伝えても信じてもらえなくなるだろう」
レヴィンがこの話をしたのは、テスラ(Tesla)がオースティンでロボタクシーサービスを限定ユーザー向けに開始した直後のことだった。イーロン・マスク(Elon Musk)は、2025年末までにアメリカ国内の「多くの都市」にロボタクシーを展開し、2026年後半までには「数百万台のテスラ」が自動運転で稼働する予定だと述べた。
アルファベット(Alphabet)傘下のウェイモ(Waymo)は、2020年に一般向けサービスを開始し、すでに数百万回有料で完全自動運転を客に提供している。ウェイモは、サンフランシスコのベイエリア、ロサンゼルス、フェニックス、オースティン、アトランタで無人タクシーサービスを展開中だ。
ウェイモとテスラの無人タクシーサービスは、現時点では限られた地域でのみ利用可能だが、「無人タクシーサービスはいずれ運転のあり方を根本的に変える」とレヴィンは話している。彼はまた、「10年後にはほとんどの有料の移動手段や交通サービスは自動運転になる」とも言い、それには物流、公共交通機関、オンデマンドの配車サービスも含まれるという。
「自動運転の普及の影響はインパクトのあるものだ」と彼は言い、都市部では「ほとんどドライバーの姿を見かけなくなるだろう」と付け加えている。
「どんな製品も市場に投入されてユーザーが実際に使い始めて初めて『十分に満足できるレベル』になる」とレヴィンは言い、そこから何度も改良を重ねて進化していくのだと説明する。
「自動運転が広く普及すれば、人々はかなりの時間を取り戻せる。1日の24時間のうち運転に1時間を費やすことは決して小さな時間ではなく、貴重な時間の多くを占めている」
レヴィンの主張には経済的な側面も含まれている。現在、ウーバー(Uber)で100ドル(約1万4500円)の乗車料金を支払った場合には、その大部分はドライバーに渡り、一部は運営費に充てられ、さらに残りがウーバーの取り分となるという。
「運転手がいなければ、乗車料金は約25ドル(約3700円)で済み、はるかに手頃になる。そうした価格帯になれば需要が格段に増えるだろう」
だが、無人自動車の将来について、すべての人がレヴィンのように楽観的な見方をしているわけではない。世界的な大手金融グループのHSBCのアナリストは、最近、「無人タクシーが活躍する市場規模は実際よりも多く見積もられている」と指摘する報告書を発表し、「ロボタクシーが利益を出すまでには数年を要する可能性がある」と述べている。
レヴィンは自動運転タクシーは始まりに過ぎないと述べている。今まで靴を買うために靴屋に行く必要があったが、将来は靴屋の自動運転車が直接家まで来て買い物できるようになるかもしれないという。この技術が小売業界や小売店舗の不動産市場の仕組みをも変える可能性があるとレヴィンは考えている。
「50年前、エレベーターに操作担当者がいた。もちろん、今はそんな人はいない」
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