Googleは、無料のストリーミングサービス「Google TV Freeplay」に対して大規模なアップグレードを実施している。これまで主に無料の広告付きライブTVチャンネルに焦点を当てていたFreeplayは、新たに動画オンデマンド(VOD)コンテンツの提供を開始した。これにより、ライブチャンネルで現在放送されている番組に合わせる必要がなくなり、10,000本を超える無料の映画やテレビ番組の中から好きなものをいつでも選んで視聴できるようになった。
映画やテレビ番組のオンデマンド配信が1万本超へ拡大
この新しいオンデマンドカタログには、A24やLionsgateといったスタジオからのタイトルが含まれている。Googleがハイライトしている作品には、映画『Lady Bird』や『Seventeen Again』、さらにテレビ番組の『Hell’s Kitchen』などが挙げられており、Googleは年間を通じてライブラリを継続的に更新していく予定としている。
米国市場においては、すべてのGoogle TVにビルトインされているFreeplayは、追加のアプリを必要とせずにアクセス可能となっている。こうした機能は「FAST」モデル(free and ad-supported TV)に基づいており、Freeplayのエクスペリエンスには「Live TV」タブと「Free movies & shows」タブが用意され、目的のコンテンツを見つけやすくなっている。
300以上の無料ライブチャンネルとパートナーシップの拡充
新たに加わったチャンネルには、ニュース、スポーツ、リアリティ番組、真の犯罪(true crime)など多様なジャンルが含まれており、具体的には World of Love Island、Bloomberg TV Plus、Yahoo! Sports Network、The Martha Stewart Channel といったチャンネルが名を連ねている。
過去数年にわたって数百のライブTVチャンネルが追加されてきたFreeplayは、2025年12月に250チャンネルの節目を突破し、今週の段階でGoogleは300を超えるチャンネルが利用可能になったと発表している。この拡張されたFreeplayのエクスペリエンスは、Google TVのホーム画面にあるFreeplayアプリから利用可能である。
高騰する有料配信に対抗する無料ストリーミングの台頭
Google TV Freeplayの新機能および拡張されたコンテンツの提供は、Googleが提供する、サブスクリプション不要の「Pluto TV」や「Tubi」のような無料ストリーミングサービスに対する同社の回答となっている。主要な有料ストリーミングサービスが値上げを続ける中、無料や非常に安価なストリーミングの人気が高まっており、Google TV FreeplayはTubi、The Roku Channel、Pluto TVなどとともに無料の広告付きオンデマンドコンテンツを提供するサービスに加わることになった。また、Disney Plusにおいても無料のストリーミング階層の導入が検討されている。
