Googleが開発中の未発表端末「Fitbit Edge」のスペック情報が流出した。角丸縦長のスクリーンを搭載し、価格は149ドルから199ドル程度になるとAndroidHeadlinesが報じている。販売店舗向けに共有されている資料から判明したもので、セルラーモデルは非対応となる。
販売店舗向け資料から判明したFitbit Edgeの基本仕様
AndroidHeadlinesの独自入手情報によると、Googleの最新フィットネス端末として「Fitbit Edge」の存在が浮上した。8月に公式が短時間だけ映り込ませていた謎の端末とみられる。これまでのFitbit Chargeシリーズの次期モデルと目されていたが、まったく新しいネーミングでの展開となる。通信機能はセルラーモデルを持たず、Bluetoothを介してスマートフォンと接続する仕様だ。画面を備えているため、メディア再生の操作、各種通知の確認、地図のナビゲーションなどが利用できる。バッテリーの持続時間は最大で7日間。Android端末だけでなく、iPhoneとの連携にも対応している。カラーバリエーションは黒、オリーブ、オレンジの3色展開となる。価格は149ドルから199ドル、日本円でおよそ2万3500円から3万1500円ほどになると予想されている。
スクリーンレス端末が主流となる業界トレンドへの逆行
現在のヘルストラッカー業界では、集中力を乱さない装着感の良さやバッテリー持ちの長所から、画面を持たないスクリーンレス端末に注目が集まる。場所やシーンに合わせてスマートウォッチと併用したり、ヘルスデータの取得専用へと乗り換えたりする利用者が増えている状況だ。Googleは今年の春に、トレンドであるスクリーンレスモデルのFitbit Airをリリースしたばかりである。そのため今回のFitbit Edgeの投入は、わずか数カ月のうちにトレンドとは異なる画面ありモデルを追加する動きとなる。現在販売されているFitbitシリーズは、Fitbit Airのほか、2022年リリースのFitbit Sense 2、2023年リリースのFitbit Charge 6がある。ただしFitbit Sense 2に関しては、Pixel Watchへの統合により後継モデルが開発されないことが明らかにされている。
既存モデルのポジションと今後の製品ラインナップの行方
Fitbit Edgeのスペック情報を確認すると、画面なしのFitbit Airに対して「画面ありモデル」という位置づけが浮かび上がる。スクリーンレスのFitbit Air以上、スマートウォッチであるGoogle Pixel未満という、ちょうど中間に位置するモデルだ。価格帯も含めて考えると、トラッキングできる項目次第ではFitbit Edgeが従来のFitbit Chargeシリーズに置き換わる可能性も指摘されている。Googleは今後、画面ありと画面なしという2つのトラッカーモデルを用意し、より分かりやすい製品ラインナップの構築を狙っているとみられる。現時点で公式な発表や日本国内での発売時期などは明かされておらず、販売店舗向け情報の今後の展開に注目が集まっている。