ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドは6日、9月の代表活動期間中にチームを離脱した経緯について声明を発表した。ジョルジェ・ジェズス監督との間で起用を巡る約束が破られたことが離脱の直接的な要因であり、ロナウドは自身の行動について謝罪しつつも、代表戦への意欲を強調している。
監督の記者会見における発言の食い違い
ロナウドは、監督が記者会見で行った説明についても強く反発している。試合から48時間後、両者は事態収拾のために話し合いの場を設けた。そこでロナウドは、監督が記者会見の場で「自身が起用を要求したわけではなく、プランを提案したのは監督自身であること」、そして「選手をアップさせながら起用しなかったのは間違いであり、二度と繰り返さないこと」を公言するよう求めた。しかし、実際の会見で監督が語った内容は合意事項とは無関係であり、ロナウドは「私が望み、私に権利があり、私が命じるのだ」という高圧的な態度を感じたと述べている。この二度にわたる約束の不履行が、代表離脱の決定的な理由となった。
サポーターへの謝罪と規律の遵守
離脱の過程でロナウドが取った行動について、本人は明確に非難している。ノルウェー戦終了直後にサポーターへ挨拶せずロッカールームへ直行したこと、また独断で代表チームを離れたことについて謝罪の意を示した。
「ファンへの挨拶には行かなかった。それは完全に僕が責任を負うべき間違いであり、起きてはならないことだった。現地で熱狂的な応援をしてくれたポルトガルの人々に謝罪をする」
ロナウドは、自身の行動がポルトガルサッカー連盟によって評価・処罰されるべきだとし、キャプテンという立場にある以上、ルールは平等に適用されるべきだと主張している。

代表チームでの戦いに対する姿勢
代表引退の噂に対し、ロナウドは今後もプレーを続ける意思を明確にした。過去に父の訃報を受けた際も、国のために代表キャンプに留まり試合に出場したエピソードを挙げ、祖国への献身を強調している。身体的に良い状態を保ち、クラブで結果を残し続けることが前提としつつ、処分期間が終了した暁には、再びポルトガル代表の一員として勝利に貢献したいという意向を示した。また、ファンに対しては、将来的に必ず引退試合の機会を設けることを約束している。選手としての競争心を失っていないロナウドが、今後どのような形で代表チームに復帰するのかが今後の焦点となる。